古代蓮の花が、当時のまま再現されたニュースを見て
早朝、その「古代蓮」の田んぼに出かけてみました。
人の顔ほどの大輪の蓮が、朝露にぬれて開花しており
神々しい光景が広がっていました。
幼い頃、お寺で目にした事のある極楽浄土の掛け軸そのものでした。
縄文時代の人々は、さぞ崇高なまなざしで、この田んぼを見守り
秋の収穫を祈ったことでしょう。
あるとき「はすの実グラッセ」なる商品を目にしました。
早速買って味わってみますと
一寸風味のある(苦味のあるような)栗のグラッセに似ていました。
縄文の人々は、どんな風に加工して食していたのでしょうネ?
冬には零下15度位まで気温が下がるこの山間地に
何処から、どんな風にしてこの地にやって来たのでしょうか??
周囲一面の蓮畑を見渡しながら、縄文人にロマンを馳せました。
旧盆が過ぎると朝晩涼風立ち秋の気配がして参りました。
車を少し走らせますと、ススキの穂が
風に揺れている様子が見られる様になりました。
バラの夏の花(二番花)がそろそろ終わりになります
バラの花は来年も良い花を咲かせる為に
花は早めに撤花して、切花で部屋に飾ります。
何の花でもそうですが、香りが良いとグレードが上がりますネ
写真のバラはゲルトルートシュキルとよばれています。
お盆が過ぎますと楽しみにしている事があります。
小沢征爾さんが、サイトウ記念フェスティバルを松本で開催されるんですよ。
地方では、なかなか本物の音楽を聞きに行くチャンスが少ないので
沢山のクラシックファンが詰め掛けます。
1992年から、このフェスティバルはもう14年間も続けられています。
毎回希望のプログラムのチケットが必ず入手出来ない時もありますが
入手できる範囲で参加しています。
オペラやオーケストラは人気が集中して、チケットの発売日には
前夜から徹夜組みがテントを張ったりします。
毎年、本物の音楽に触れた後は心地よい余韻が長く尾を引きます。
松本においでになった時は耳をすませてみて下さい。
喫茶店やレストランは言に及ばず 信州そば家さんの店内でも
クラシック音楽が流れていますヨ。
松本は音楽の街なんです。
バラを庭に植えた経験はおありですか?
バラには一期咲きと四季咲きがありますね。
私の住んでおります地方は寒冷地ですから、四季咲きと言っても
冬のバラは厳しい自然環境ですから、11月頃、蕾を持つても
朝晩の冷え込みで凍ってしまいますので
冬の間に剪定してしまいます。
ですから10月のバラが年の最後の見納めのバラになります。
最盛期のバラの勢いや華やかさは無いのですが、
この時期のバラは、少し花びらを少なくして、形も少し崩れてはいるのですが
色や香りはなかなかで、
それぞれのバラの種類に相応しい品格や持ち味を生かして
秋の青い空に映えて咲いています。
バラを育て始めてから、年々の名残とも言える晩秋のバラを
トテモ魅力的に感じる様になりました。
私事で恐縮ですが、私は10月の初旬に誕生日を迎えます。
還暦を迎えてもう半ばになりました。
人生の晩秋を迎えて私は10月のバラに人生をオーバーラップしています。