
昨日は迎盆でした
信州では迎え火に白樺の木の皮を玄関先で燃やして先祖をお迎えする習慣が残っています
お盆近くになりますと白樺の木の皮が何処にでも売られています
私は他府県から長野県に嫁して参りましたので
あの美しい白樺の木の皮をはがされた木はどうなるのだろうと素朴な疑問を持ちましたが
お盆用に栽培されている白樺があることを知って納得しました
お盆を迎えますと日中は気温が上がって夏本番ですが朝晩は大分涼しくなりました
雨が降ると寒い位の高原の夏ですヨ
急いでご紹介しないと秋になってしまいそうです
線香花火のような白い花をいっぱい咲かせているカラマツソウ(キンポウゲ科)は
この時期、霧が峰の山道でよく見られる涼しげな花です
花の様に見えているのは実は発達した雄しべの集合で花弁が見えません
唐松に似ていることからこの名が付いているそうです

シキンカラマツソウ(紫錦唐松)キンポウゲ科
同じカラマツソウですがこちらの種類は紫色の花弁(実はガクです)があるカラマツソウです
薄ムラサキの華奢な花が高原の涼風に揺れているの姿は涼しげこの上ありません

マツモトセンノウ(白花)ナデシコ科
先日オレンジ色のマツモトセンノウをご紹介しましたが
木陰でで白色のマツモトセンノウを見かけました

草原に時々ヤマウドの(ウコギ科)花が見られます
丁度ヤツデの花に似た姿の花が咲きます

エゾスズラン(ラン科)
野原で出会っても一寸見逃しそうです
全体が緑色の蘭です
霧が峰のヴィジターセンター前の花壇に保護されて沢山見られますヨ
車の台数が倍以上になっていて
街中の移動は大変ですから家ここ2.3日は外出を控えています
今日は風があって思いのほか涼しかったですヨ
そちらは35度もあったのですネ
混まない道筋を通って霧が峰に登ってみましたら秋の花を見かけましたヨ
秋は高原からやってきますね・・・
やはり地方によって随分と風習が違うものですね。
それにしても・・・朝晩だけでも涼しいと言うのは羨ましい次第・・・
こちらは今日も日中35℃を記録し、夕方になっても、外は蒸し風呂の様な状態です。
しかし、気温差で風邪など召されませんよう、お気をつけください。
さっき拝見してきました
カラマツソウは霧が峰の山道に車を運転しながらでも見られる花です
シキンカラマツは先日rockyさんがいらしたロックガーデンの入り口にある山野草の庭で咲いていましたヨ
今日霧が峰に上って見ましたら同じ山野草の庭で
黄レンゲショウマの花が見られましたヨ
明日blogしようと思って今写真を整理中です
それは大変ですネ
信州は13日の晩からお泊り頂いて16日朝のうちにお送りするので送り盆になっています
その間お食事を供えます
核家族になって段々見られない光景でしょうが
帰省した家庭等では何処でも普通に見られます
すばらしいですね。
シキンカラマツソウも花数があって
たくさん咲いていたら見事でしょうね。
白樺の木の皮で迎え火をたく習慣、信州ならではのことですね。それぞれの地方独特のお盆の迎え方、私の家では、今日の夜(14日)から、17日の朝まで、朝晩、お墓にお参りに行きます。
ご先祖様を、とても大事にするところなんですよ。