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★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

コムラサキ

2019-11-29 08:35:26 | 我が家の庭


昨日、北信地方は初雪のニュースが流れました。

我が家の、用水路を覆うようにコムラサキ(クマズラ科)が実をいっぱい付けています。

この用水路は温泉の排水路になっており、終始湯気で暖かいので

ヒヨドリジョウゴ(ナス科)もコムラサキを覆うように枝葉を延ばして

コムラサキとコラボしています。

寒冷な場所はとっくに実が散って居ますのに・・・

この用水路は寒さ知らず、これから色付く実も見られます。


コムラサキの実

 

コムラサキの青い実(8月中旬)

 


紫式部の花(6月下旬に開花)


通常ムラサキシキブと呼んでいる花はコムラサキです。

ムラサキシキブは3m近い樹木で、山野では見られますが

庭先等で見ることは殆ど出来ません。

普段見かけるムラサキの実をたわわに実らせている植物はコムラサキです。

ムラサキシキブとコムラサキの比較を表示してみます。


★ ムラサキ式部                                                  ★  コムラサキ式部

葉・・・葉の全体に鋸歯がある                              周囲は上部半分だけ鋸歯がある

花と実・・・葉根の付け根に付いている                  花枝から3㎜程離れて付いている

実・・・まばら                                                 ブドウの房状に付く

木・・・・・大型   (3mにもなる)                     小型 (1m位で下垂気味)


★ 以前、ヒヨドリジョウゴの花を紹介しています 

 

 

 


ニュースです

2019-11-28 07:56:49 | 我が家の庭

諏訪地方は零下の朝が続き、近隣の屋根は真っ白に霜が降りました。

ここ数日は、日中少し気温が上がって居たのですが

何と、駐車場脇に西洋朝顔が3輪咲いています。

普通、朝顔は太陽に向かって咲くのですが

コンクリートの砂利すれすれの地熱が伝わる地面に咲いています。

花弁は少し霜焼けしていますが・・・

植物の生命力の強さに感動しました。

傍にはカタバミや、良く見ないと何の花か判らない位小さな

虫取りナデシコもつられる様に1輪咲いていました。

暖かい地方の方々には普通の事かもしれませんが、信州の寒い地方ではニュースです。(笑)





 

 カタバミ


花丈10㎝にも満たない虫取りナデシコ。





色付いたヒヨドリジョウゴ

2019-11-19 07:46:10 | 我が家の庭

 

 

このところの気温差で、庭のヒヨドリジョウゴ(ナス科)が色付き始めました。

ヒヨドリジョウゴは葉にも茎にも細毛が在り

他の植物にしっかりつかまって成長します。

近くに植えてある植物に弊害が在るので可愛そうですが除草してしまいます。

用水路のコムラサキの上に覆いかぶさって居るヒヨドリジョウゴを

時々、観察していましたが、色付いている様子は愛らしいです。


 

花弁は蕾から開花したばかりは、普通の花弁の様子をしていますが、

翌日には花弁を後ろに向けてオバナとメバナを突出しています。

中心に突出しているのがメバナです。

実が黒くてよく似た植物にはアメリカイヌホウズキがあります。


8月初旬,開花したばかりの花


    

翌日には花弁が下に向いている

 

10月下旬の実の様子

 

 

 

 

 

 


ど根性朝顔

2019-11-15 08:23:33 | 我が家の庭

今朝、諏訪地方は4度で近隣の屋根に霜が降りているのが見られました。

気が付けば、我が家の庭に、朝陽を浴びて

西洋朝顔が咲いています。

こんなに寒くなって咲いている朝顔を見るのは初めてです。


薔薇用のトレリスに巻き付いて1輪だけ咲いている西洋朝顔


コンクリートが地熱を保っていてくれているからでしょうか

近隣の駐車場のコンクリートの間からキャッツミントも咲いて居ましたヨ

 


コンクリートの間から咲いているキャットミント


諏訪湖岸・望遠で写したヒメアカタテハ

 

 

 

 

 


最後の力を振り絞って・・・

2019-11-11 15:32:48 | 我が家の庭

我が家の庭は未だ零下にはなって居ませんが

冬の陽を浴びて小さな花がこれから咲こうとしています。

無事に咲けるでしょうか・・・

珍しく、ツマグロヒョウモンの♂が飛来して

長い時間日向ぼっこをしてくれましたので、撮影に成功しました。




ビオウヤナギ、蕾は沢山付けているのですが・・・花弁が開ききれません。


コスモス


やっと咲いているけれど、背丈が低い・・・


地面すれすれに咲いている朝顔


西洋タンポポはまだまだ大丈夫でしょうネ・・・

(西洋タンポポは、さいちママ様とヒトリシズカ様から教えて頂きました。)




後ろ翅の裾をこんなに間近で観察できたのは初めてです。

美しい空色でドレスアップをしていました。


シジミチョウもめっきり見かけなくなりました。


オツネントンボ?



 


冷たい雨の日

2019-10-29 18:52:12 | 我が家の庭

コムラサキ(クマツヅラ科)

 

 

 シャクナゲ(ツツジ科)

 

今日は朝から冷たい雨が降って居ます。

昨日枯れ枝を整理したので、庭がうすら寒く感じられます。

シャクナゲの蕾も雨に濡れています。

蕾は椿にソックリですがシャクナゲはくす玉の様な花の咲き方をします。

写真が余り殺風景なので初夏に咲いたシャクナゲの花をアニメにしてみました。

3秒で画面が変わります。

 

 

 

 

美央柳(オトギリ科)も雨を宿してなかなか咲けないでいます。

 

 

夕方になってやっと開花を始めた名残花。

 

 

 

 

 

 本当はこんなに華やかな花なのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 


庭の小さな花の実や種

2019-10-18 09:09:34 | 我が家の庭

 

 

 

 

ここ数週間でめっきり秋が深まり、我が家の狭い小さな花達も

子孫を残す準備を始めています。

蝶もやってくるのですが、なかなか写せません・・・

トンボはジーとしていますので私でも写せました。


          

    チゴユリ(ユリ科)   初夏の花の様子


ヒヨドリジョウゴ・後に赤い実になる(ナス科)     初夏の花の様子


  スズラン(ユリ科)    初夏の花の様子


   ウメモドキ(モチノキ科)    初夏の花の様子


   クレマチス・アロマチカ(キンポウゲ科)    夏の花の様子

 

  オツネントンボ

 

  アキアカネ

 

ヤマトシジミ


かなり冷え込んできたのに、茗荷の花が未だ咲いています。いつまで咲くのかしら・・・

 

 

 

 

 

 


小雨の降った庭

2019-10-05 10:18:27 | 我が家の庭

朝方、久しぶりに小雨が降り、乾いた土がしっとり濡れて居ました。

草取りをしようと思って居たカタバミが勢いよく満開しています。

きっと雨を待っていたのでしょう。

カタバミを食性とするシジミチョウが飛び交って居ますので

しばらく除草せずに様子を見ようと思いました。

 

 

カタバミ


シジミチョウ

 

朝 顔


中庭の秋海棠は日当たりが悪いのでオバナしか咲きません。


雨で土がはねた茗荷の花

シーズンは終わったと思ったのですが・・・

蕾(可食部分)がまだ少々残って居ます。




 






金木犀

2019-09-30 08:10:49 | 我が家の庭



   



数日前から庭の金木犀が満開して、窓を開けると佳い香りがします。

花は小さく肉眼で花蕊を確認するのは難しいですが、

マクロレンズで覗くと、1mmほどの花芯が2つ見えます。

この花芯はオシベです。

芳しい香りの元は、この極小の花芯・オシベから放たれて居ます。

最も、木全体に花がびっしり咲いているので、

良い香りを周囲に発散しているのでしょうが・・・

金木犀の香りは秋の深まりを感じます。

雌雄異株の金木犀は、雌株は輸入されていないそうですので

メシベが無い日本では、残念ながら実が見られませんが

金木犀の輸入元の中国では、クコの実ほどの大きさの実がなって居るのが見られるそうです。

yahoo! Japanで金木犀の実の画像が見られます。

 

 

 







ツマグロヒョウモン蝶

2019-09-18 19:49:58 | 我が家の庭

信州はすっかり秋めいて朝晩は涼しさを超えて肌寒さを感ずる様になりました。

今年は快晴の日が少なく日暮れも早い気がします。

庭の花がすっかりなくなって緑が茂っている中、

ツマグロヒョウモン蝶が♂♀(つがい)で飛来しました。

ヒョウモンチョウは種類が多く識別が難しいのですが、

ツマグロヒョウモン蝶の♀は翅に特徴があるので識別が簡単で

♂は翅が全体にオレンジ色が強く・翅の縁の色が濃い・少し大型に見える

特徴があるので識別出来ます。

以前にも秋が深まるこの時期に飛来しています。

カメラを構えていると、ホシミスジも何処からか飛んできました!

蝶類は瞬間に飛び去るので撮影が難しいです。


         

 

ツマグロヒョウモン♀


ツマグロヒョウモンの♂

 

 

 

  ホシミスジ