三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

俳句:金木犀

2005年09月30日 | 俳句
     ・暑きこと記憶にないと鰯雲

 庭に出ると微かに甘い匂いがしてきた、見上げると4、5日前には蕾だつた金木犀が、早くも黄色い花を一部咲かせている。
あと暫くすると金木犀の強烈な匂いが庭いつぱいに鼻をつくくようになる。
 金木犀の匂いがこの地方では秋の匂いともなつているが、私の住んでいる周りでは、この樹は丈夫で育ちが良いためか多くの家で植えられ、ちょっと強すぎる匂いとなっている。

俳句では「香り」と「匂い」は使い分ける。
 香は好意的なもの、匂いは気疎いを含めたものを表す人が多い。

               

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