三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

溽暑の終わり

2015年08月29日 | 俳句
涼しくなってきたので家の周りを歩く「速足散歩」を再開した。
歩き始めると、あれ!思うほど歩みがぎこちない。
しばらく歩くと、重心の上に乗って滑らかに足が動き始めた。
秋風が心地良く、遠くで秋耕の準備をしているのか、人々の騒がしい声が聞こえる。
この調子で涼しさが続けば、溽暑の間に運動不足で肝臓に薄く乗ってきた脂肪を落とすことが出来る。

*俳句雑誌の発売日であることを思い出して本屋に行き、ついでに文藝春秋の九月号を手に取った、「俳句」と異なる分厚さと、表紙のラミネート加工した手触りに戸惑ったが、話題性に抗しきれず買って帰ってきた。

  ・八月の紙飛行機や星マーク

  上州俳句茶屋
  

狸寝入り

2015年08月05日 | 俳句
朝一番で、頭をスッキリさせようと、床屋に行ってきました、刈ってくれたのは、若い女性。
座って暫くしたら耳の傍で「グー」と音がした、あれ何だろうと思ったが、直ぐに女性の腹の虫が鳴いたのだ、と分かった。
薄目を開けて顔の表情を見たら無表情、そのときまた「グー」と来た。
慌てて目をしっかりと閉じて、狸寝入・・・・、聞こえないふり、聞こえないふり。
終わって、席を立ったときにその女性が「にっこり」こちらも「にっこり」。

  ・団塊の世代を生みし敗戦日
  ・葉月とは静かな名前黙祷す