三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

三太夫の俳句:サツキ

2006年05月31日 | 俳句
     咲き誇るサツキを覗く寝癖髪

 鹿沼市の皐月祭にいってきました。
「星の輝」を一鉢買つてきました、6500円です。
皐月は安くなりました、流行つていた頃に比べ半値になつたようです。
これからは年寄が増えるから又人気が出るかも?

若い人が働いているときにリタイアした人がこんなに集つている。
平日でも駐車場は、ほぼ満車状態 
遠くからも来ています。
年寄は暇で元気です。
来年から団塊の世代がドーとリタイアする、日本中「遊人」だらけ、これはまずいぞ。

三太夫の俳句:鉱毒100年

2006年05月30日 | 俳句
      荒立しゴーストも老い五月川

 国道354の道端、ちょっとした空地に車を止め雑草が轍に生えている砂利道を20m程進むと其処に、旧谷中村の墓を移設した墓地があった。
綺麗な塀で囲まれ慰霊碑があるとはいえ、そこはちょっと異様な空間を醸し出していた。
近くには板倉遊水池を利用した遊び場もあり人々のざわめきがあるが、其処こそ旧谷中村があった所だという・・・・・・・。

1906年3月に足尾銅山の鉱毒汚染で谷中村が消えて今年で100年とのこと。
俳人故飯島晴子女史のエッセイ「葦の中で」を読んで出かけた板倉の遊水池で重い物を見てしまつた。


三太夫の俳句:雀が肥える

2006年05月29日 | 俳句
      餌台の雀重たき五月空
 
 4月24日付のブログにアップした「小鳥の餌台」に、コメをせっせと撒いたところ
雀を中心に野鳥が集るようになった。
栄養が良くなつたせいか雀が最近肥えてきたように思える。

その肥えた雀を狙つて鴉が電柱に止り、その上空に鳶が舞うようになった。
 ホント。

三太夫の俳句:霧雨

2006年05月27日 | 俳句
     窓枠に蒲団叩きや梅雨寒し

AM9時半、朝から曇空だったが先ほどから霧雨になってきた。
二日ほど五月らしい晴れの日が続いたが、今日はこれから本格的に降り始めるらしい。
一年で一番良い気候なのに今年は外れであり、このまま梅雨に入りそうである。
       




三太夫の俳句:耕す

2006年05月20日 | 俳句
    天然の驚異を見たく茄子苗植ゑ

 隣家の庭に緑の支柱が10本程立つた
朝顔の苗でも植えたのかと思つたが、隠元豆の苗が植えてあった
周辺は農家が多くこのほうが似合うかもしれん。
我家も真似て、庭の空いている部分に茄子の苗を二本植えてみた
もう少し芝の一角を掘り起してトマトや胡瓜を植えてみるのも面白そうである。
    
     

三太夫の俳句:凌霄花

2006年05月17日 | 俳句
      知らぬ間に手掛り確保凌霄花

我家の初雪蔓は真つ白とピンクの葉を見せてくれている。

道を走つていたら”カーエアコン取付けます”の古びた看板が掛つていた
懐かしい看板だね!と言われて
昔はカーエアコンの着いていない車に当り前に乗つていたことを思い出した。
今の若い人は後付けのエアコンは知らないだろうし、
エアコンの付いている車のガラス窓には「エアコン車」のシールが誇らしく着いていたのも勿論知らない。

そういえば、テレビに「カラー放送」の表示が出ていた時代もあつた。





三太夫の俳句:アスパラサラダ

2006年05月08日 | 俳句
     ・山盛のアスパラサラダ立夏来る

昨日は梅雨時のように小雨のぱらつく一日だつた

以前と違い連休は珍しくない昨今なのに、なぜ一斉に人々は遠出するのだろう。
中高年は昔の習慣で、連休の過し方が判らないかもしれんが、若い人までこの余裕のない休みの取り方は不思議。

この時期、千切つたキャベツに酢醤油をちょっと付けて、食べるのが美味しい、
青虫になった気分になるがこの時期の春キャベツはうまい。
思い出がある、昔々、就職したばかりのとき、先輩に飲みに連れ出されて焼鳥屋へ
気持悪くなるまで飲まされたが
そこで、テーブルに出ていたのが食い放題のキャベツ
酒よりキャベツの方が美味かつた思い出。

女房は私に野菜を食べさせようといろいろ工夫している、昨日はアスパラサラダだった。
アスパラサラダは嫌いだ!

三太夫の俳句:立夏

2006年05月06日 | 俳句
    朝九時の立夏の風に猫伸びる

 今日は立夏、この時期の風は気持よく隣家の猫が塀の上でいつもより胴を伸して寝ころんでいる。

我家では南天、紅鳥花、紫蘭の新芽がいっそう伸び、珊瑚樹の若葉も厚くなりいよいよ輝きを増している。
朝気持よく風を浴びていると、綺麗に伸びた珊瑚樹の若葉に青虫が発生し穴をあけ始めていた。
惨めな穴あきにさせるものかと、早速殺虫剤を撒いたが、風の悪戯で
見事に頭から殺虫剤を浴び、急いでシャワーで流す始末。

天気の方も雲が増えなんだか気分は落込みそうである。
                   
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