三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

千円床屋

2017年03月28日 | 俳句
床屋に行ってきました、俗に言う千円床屋。
速くて好み、十五分で髭剃りも洗髪も全て終了、気持ちも鬱から躁に切り替わる。

隣りに私と同年配のじいさんが座った、侍のような見事な禿げ頭である。
店員が今日はどの様な髪型にしますかと聞いた。
え!と私は驚く。
どの様な髪型?・・どの程度切りますかと聞くのが普通の問いでは?
聞き耳をたてると何事も無く、1㎝切って、裾はバリカンで仕上げて、と言った。
私の方が考え過ぎ、気の使い過ぎだった。
以前の職場では「はげ」の単語はなるべく避けて使わないようにしていた。
「紙が剥げてる」とか、「励ます」とか言わないようにしていた。
そう!上司が禿げていたから気を遣うのが習慣になっていた。
  ・マスクする鼻の安居を邪魔にして

おじさん切れる

2017年03月16日 | 俳句
おじさんが切れていた。
モールへ買い物に行き、ファーストフードの側を通るとおじさんの大きい声が聞こえた、大きい声と言うより怒声に近い声。
出て来たものが違うと、言っている、若い店員が困って、注文のとおりのものですと言っているが、おじさんは納得しない。
一分ぐらい文句を言っていたが、最後は「金返せ!」といって金を受け取ると離れていった。
私と同年齢くらいのおじいさんの暴走?溜息が出た。
切れると自己のことを制御できなくなる年寄りが増えていることを聞いてはいたが、目の前で見ると唖然。困ったものだ。

  ・ふくよかな妻の横顔風光る

    上州俳句茶屋

脳ベルSHOW

2017年03月10日 | 俳句
60歳以上でないと答えにくい、高齢者向けのTVの「クイズ番組」があった。
若い人には答えられない出題が多く、一緒に見ていると高齢者が優位である。
BSフジの夜10時からの「脳ベルSHOW」である。
妻がお気に入りでにこにこ笑いながら見ている。

  ・ひとしずく落ちて大地の春開く