三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

3回目のワクチン

2022年02月11日 | 俳句
3回目のワクチンを打ってきました。
1、2回の時は副作用が殆ど無く甘く考えていましたが。今回は副作用が強く苦労。(ファイザー)
夕方に首の回りがなにか熱ぽいなと思ったが、何時ものように風呂に入って就寝。
翌日、起きたときから全身の倦怠感強く(微熱37.6)そのまま一日中寝ている始末。
熱が出て我慢出来なかったら解熱薬を飲んでくださいとの医者の忠告を思い出して、市販薬を飲んだら、だいぶ改善した。
段々副作用がキツくなってくるよう。
4回目は打ちたくないと思うほどである。


 ・目薬の溢れて頬の余寒かな

七日粥

2022年01月06日 | 俳句
今朝もカーテンを開けるといつもの雀が2羽こちらを向いて待っている。
もう3年も餌をやっているが、雀そのものは代替わりして4代めになっていると思う。
なかなか個々の判別は付かないが、静かな雀と騒がしい雀がいることは分かる。
名前をつけて、呼びながら餌をやると名前には反応する。


明日の朝は七日粥である、現役時代には七日粥を食べたことはなかったが、
定年後に朝の時間を気にしなくても良くなってから、歳時を意識するようになったようだ。



 ・薺打ち朝の気配を柔らかく

初写真

2022年01月04日 | 俳句
令和4年1月四日(火)
 ・おなじ顔揃う幸せ雑煮膳

 ・家族皆正座している初写真


正月三日目

2022年01月03日 | 俳句
今年は未だ初詣に出かけていない。
混雑を避けるためでもあるが、やはりこの歳になると疫病は怖い。
これだけ疫病が流行れば、昔し昔しならば改元しただう。

ワクチンは2度も真面目に受けたし、随分と長い間ストレス下にあり、全てを我慢していると言えるほど。
コロナにはうんざりである。
こんなものを生み出した自然か中国か分からないが、恨み節である。

専門家は、このウイルスが更に変異すれば、インフルエンザ並の毒性になるというが、期待している。
はやく自由に好きな時間に好きな場所へ出かけたいものである。


 ・日本中「ムンク」の叫び年を越す

明けましておめでとうございます

2022年01月01日 | 俳句
明けましておめでとうございます。


今朝はあまりにも寒いので、炬燵に飛び込みました。
去年は、あっというまに一年過ぎましたが、今年も、何事もなく過ぎればと、思っております。

これから朝食(お雑煮)です、
何年か前からお澄まし風のあっさりした物に替えてもらいました。
この方が私の胃に合っているようです。


 ・飛び込めば炬燵に残る去年の暖

晦日蕎麦

2021年12月30日 | 俳句
息子の魚の食べ方は見事である。
食べ終わると魚は骨格標本のように変わっており、身の付いていない骨が頭から尾まで整然と続いている。

これと比較すると、私の食べ方は雑然としており、きたない。
家族に言わせると私の魚の食べ方は「下手!」らしい。

横目で食べ方を何回か観察したが、どうも箸の使い方と食べる順番が巧みなためらしい。
息子は幼い頃、豆を使って、特訓させられたと言っていたが、その結果が出ているのかも知れない。


・500円チャリンと落ちて晦日蕎麦

去年今年

2021年12月30日 | 俳句

TVが年末特番とコロナの話題ばかりで詰まらないと息子に言ったら
テレビでnetflixが見られるようにセットしてくれた。
お陰で年末年始はnetflixを見て楽しく過ごせそう。
しかしテレビの前に座る時間はそれ以前より増えしまいそうである。

正月2~3日の箱根駅伝は楽しみ
中学、高校での校内マラソンはいつもビリ
高校では、後方からついてくるマイクロバスに何時も乗せられる。
担任からは、今年もマイクロバスで帰ってきたな!、友人からは俺も乗りたかった!。と言われた。


 ・去年今年飛び交うメール夜空越え

炬燵

2021年12月28日 | 俳句
定年になってから時間に縛られるのが、嫌で腕時計は外していたが、最近おもしろい腕時計を引き出しから見つけ、身につけるようになった。
この腕時計は、 昼間は正確に動くのだが、夜中には狂ってしい朝止まっていることもある。
このため毎朝時刻を合わせなければならなず、やっかいな時計だが、これがが不思議と楽しい。

家にある時計は全て自動時刻合わせが付いており、秒針まで同じ角度で動いている。
テレビを見ていても、タブレットをいじっていても正確な時刻を知らせてくれる。

正確な時間が嫌になったらしい。

 ・寒月や放尿描く放物線

寒雀

2021年12月27日 | 俳句
今朝の冷え込みは凄い、寒椿の花びらも凍りついたのか、そよとも動かない
霜柱も三日ほど前から昼間の日差しに崩れることもなく白い柱を見せつづけている。

その寒さの中を、我が家に懐いた二羽の雀は、カーテンを開けたとたんに、何処で見ているのか、まっしぐらに窓下まで飛んできて定位置にとまる。
私たちの朝食の終わる頃から、硝子をつついたりして餌の催促を始める。
妻はこれがうれしいらしく、「はい、はい、すぐやるからね」と話しかけながら窓を開けて餌をやる。


 ・カーテンを透かす道化や寒雀

侘助

2021年12月26日 | 俳句
妻が若い店員に暦をくださいと、言ったら「カレンダーね!」と言い返された、
もう暦と言わないと、憤慨していた。
最近、女性はスラックスを「パンツ」と言うらしいし、言葉の変わりにはついて行けないことがある。

私の幼いとき父親はブリーフのことを「猿股」と言っていたし、
越中ふんどしをしているのを見た記憶もある。
私も「パンツ」~「ブリーフ」といつの間にか言い変えている。

新しい言葉に馴染め難い私は「猿股世代」なのかも。

  ・侘助と色を竸いて陽は沈む