三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

三太夫の俳句:目貼剥ぐ

2006年02月28日 | 俳句
     重き風去りて鬼門の目貼剥ぐ

ようやくチョコレートを食べ終つた
現役時代は自分のもらつた義理チョコでニキビができる程だつたが、
今年は女房からの義理チョコが一つ
そのかわり、二人の息子が貰つてきたチョコが冷蔵庫に押し込められる
そのチョコも底をついた。

   ・チョコレート溶けて鬼門の目貼剥ぐ

三太夫の俳句:ラグビー日本選手権

2006年02月27日 | 俳句
昨日のラグビー日本選手権はすごかったなあー
最後の5mの攻防、久しぶりにテレビに釘付けになつた。
モールから立ちのぼる湯気、雄叫、ん、すごかった

ノーサイドのホイッスルを聞いて俳句を作ろうと思つたが、
あの熱戦は俳句に出来ない、
ラグビーを詠つた俳句で最も優れていると思う横山白虹の一句を紹介しよう

    ラガー等のそのかち歌のみじかけれ

三太夫の俳句:冬!越した

2006年02月26日 | 俳句
        山頭火まねて花粉にまみれたし
        乗越えて今年の桜何処で見る

日曜日、朝から小雨が降りつ続いている。
”あめが~しとしとにちようび~”と歌つたら、子供から何の反応もない、知らないらしい。
我が青春の歌も、懐かしのメロデーとなった。

昨日は本格的な春!になった暖かさ、庭の花壇を拡げようと穴掘りをしたら汗をかいて下着を着替える始末。
久しぶりの運動で一瞬めまい・・柔になつている!
今朝は体中の筋肉が痛い・・・・柔になつている!



三太夫の俳句:春浅し

2006年02月23日 | 俳句
      春耕の争う如く日は暮れし

おかしい
瓶から直接コーラを飲めないらしい
飲もうとすると瓶の口が唇にくつついてしまうらしい

幼い頃からジュースなどはコップに入れてから飲んでいたので、瓶から直接飲む事が無かつたらしい。
こんな、ひ弱な者が身近に居たとは。
                  



三太夫の俳句:氷柱

2006年02月18日 | 俳句
     下向きの大器晩成氷柱伸び

今朝は思つたより寒い
家の北側を廻つたら小さい1センチ程の氷柱がブロックの陰に伸びていた
「伸びる」「成長する」は上向きを先入観としてもっているが
あ、下向きの努力もあるんだ、と小さく感じた。
                       
     国比呂の俳句→http://www.geocities.jp/jyousyuuhaiku/


三太夫の俳句:春雨

2006年02月16日 | 俳句
    春雨の如雨露に残す気色かな

今日は静かに春雨が降つている。
北窓から見る赤城山は空からの雲で裾野まで蔽われまるで見えない。

昨日は暑かつた。
春を通り越して初夏の気温21度、おかげで土竜も活発に動きだした
庭の周りには土竜の嫌う薬剤を入れてあるので大きく荒されることはない

この土竜とはずいぶん長い間攻防戦を続けている
土竜もそろそろ白髪になっている頃だ、禿げかな。


三太夫の俳句:春近し

2006年02月15日 | 俳句
      冬の日が雲に削られ縁を去る
今の時期、陽の差している濡縁にいるとほかほかいごごちが良く納豆になりそう、しかし雲が陽差しを遮ったり風が吹くと、一転して濡縁には居られなくなる。

昨日今日と暖い、このまま本格な春になればと思う
北窓から見る今日の赤城は霞んでいる。

三太夫の俳句:新暦

2006年02月10日 | 俳句
新年に取替えた暦も円味が取れ壁に何時しか馴染んでいる。
二月の暦の写真に蕗の薹の花が咲いて春の雰囲気、
庭も日差し穏やかな春の気配と思つた、が

暖房の換気に薄く窓を開けたら一気に寒気が吹込み、冬真つ直中

     正しても傾ぐ暦や蕗の薹

三太夫の俳句:犬凍る

2006年02月09日 | 俳句
     犬は尾を股に挟みて凍りつく

今朝の上州(笠懸野)は寒い
土竜が動き出し塚を盛上げたがそのまま凍って踏みつけても崩れないし土の中に霜の結晶が白く輝いている

腕立て伏せの結果、本格的な筋肉痛になった
指で胸の筋肉を押すと痛くて心地よい、この感覚は久しぶりである、癖になりそう。

三太夫の俳句:雁

2006年02月08日 | 俳句
    落日を黒く抜けたり帰雁

落日に西方の山々がシルエットとなって見える
垂直に落込んでいる特徴のある荒船山が見えて右側には浅間山確認できる
その空を鳥が横切り、消えていつた。

久しぶりに腕立て伏せをしたら10回でへたばつた
一年前は30回は出来たのに、意地になつて繰返したが15回が限界
おかげで今日は大胸筋が痛い。