三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

土竜塚

2011年03月20日 | 俳句
「大震災」お見舞い申し上げます
いや、六十余年で最大の揺れだつた
今も何かゆらゆら揺れている気がするほど
我が家の被害は壁の割れが発生した程度で済んだが。

妻は大いにショックを受けたようで
医者で鎮静薬の注射を受ける必要があった。
大分落ち着いてきたが、余震が来る度に妻の顔は引きつる。
今回の地震が引き金になって関東に大地震がくるとの怯えもあるようだ。

ブログを書いている今も大地が揺れている、余震のようだ。


 ・大地揺れ春を待てずか土竜塚

夢みる

2011年03月11日 | 俳句
変な夢を見た
俳諧の巨匠に「月は出ず」と「月は出づ」を
区別出来るように読んでみろ、と
攻められる。
何回読んでも駄目、駄目!
うなされるように目が覚めた。

学校の時間割を間違えて
「体育着がない!」と青くなった夢を
最近まで見ていたのに
おかしな夢を見るようになった。

 ・寂しさに首まで入る春炬燵


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山の表裏

2011年03月09日 | 俳句
関越高速道を軽井沢から高崎に向かう途中、妙義山が右手に見える。
その手前に「裏妙義」の看板があった。
何となく見ていたが、なにかおかしいな、と、、気付いた。
山に表と裏があるのか
殆どの人は自分たちが住んで馴染んでいる側が「表」と思つているのではないか
「裏」と表示されてそこに住む人は「???」と思うはず。

私は赤城山の裾に住んでいるが、そこから見える赤城が表だと思つている。
其所に「裏赤城」と看板が立てられたら、大騒ぎすると思う。

「裏妙義」とは、ちよつと不思議な看板である。

 ・白梅へ影を伸ばして裏妙義