三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

ふくら雀

2018年12月29日 | 俳句
赤城山に雪が降り続いている。
山頂から裾野まで黒雲に蔽われていた昨日より、今日は雲は薄くなり時々山頂が見える。
朝、新聞をとりに扉を開けた時には、強風に乗り風花が舞っていた。

昨日は、正月用の買い物のためか、スーパーの駐車場に、山の手からきたであろう車が雪を屋根に載せ止まっているのを見かけた。

今日も凍えるような北風が吹いているが、朝飯をねだりに来た雀は未だ「ふくら雀」にはなっていない。

  ・湯を注ぎ三分待てば年は越え


冬至

2018年12月25日 | 俳句
二十二日は冬至。
柚子湯に入り、夜はカボチャを食べた。
今年の柚子は何時もより香りが強く、浴室いっぱいに柚子の良い香りが広がっていた。

カボチャは外れ。
栗のようにホカホカしたカボチャを育てるのは中々難しいようで、八百屋の亭主のお薦めでも当てらないようだ。
  
 
  ・梟のそろそろ鳴くころ酒二合

霜柱が出来た

2018年12月17日 | 俳句
昨日は寒かった。
庭に出たら霜柱が出来ていて本格的な冬に入ったことを実感した。
しかし日差しさえあれば、陽だまりの壁に背中をあずけ、寒椿や雀を眺めながら時間を贅沢に浪費するのも楽しい。
妻は、年が押し迫ってからやるのは嫌だと、せっせと年末の掃除をして汗をかいている。
まあ、力仕事や硝子磨き程度の協力するが、日向ぼっこがこの時期は楽しい。

 ・餌付けした雀は消えて北の風

遅い紅葉狩

2018年12月01日 | 俳句
新車の慣らしで紅葉狩りに出掛けた。
足尾~日光駅~高速道
予想どおり紅葉は盛りを過ぎ、燃えるような七竈の紅は見ることは出来なかったが、
まあま紅葉狩りを楽しむことが出来た。
土日を外せば日光から東北高速までの日光道は車の数も少なく景色を楽しみながら、
ゆったりと走ることが出来る。
日本の山は、杉などの針葉樹が多く紅葉の美しい山は探さないと、なかなか無い。
深山より里山が美しい。

  ・石仏の顔を削りし冬の風
上州俳句茶屋