三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

犬ふぐり

2013年05月24日 | 俳句
  ・つまずいて四つん這いなり犬ふぐり
 
 俳句を作っていて月に2~3句は自分でも気に入ったものができる。
私の癖でこの気に入った句は表に出さず、それ以外のものを公にしている。
今回の犬ふぐりの句も気に入ったものであったが、女房にHポイと言われて、格下げになってしまった。
女房には「犬ふぐり」は草花で春の季語だと説明したが半分疑わしそうな目付きで見られている。
この句は犬を連れて散歩の途中に、躓いて転びそうになったとき、目の前に犬の「尻」と「犬ふぐり」があったのを句にしたもので、私には珍しく写実的な句である。

燕の子

2013年05月23日 | 俳句
燕の子が巣立ちをしたようである。
電線に5.6羽が止まり賑やかに鳴いている、でも運悪くその止まっている電線の真下に我が家の物干しがありフンが洗濯物の上に落ちる。
ここ二~三年は同じ事の繰り返しであり困っているが、3日程で子燕は散ってゆくので我慢している。しかし妻は汚された洗濯物の洗い直しに大変である。
住んでいるみどり市は野鳥が増えてきたようで、この季節早朝には目白が綺麗な緑色の羽と鳴き声を聞かせてくれる。

  ・傘立てに傘が増殖梅雨の入り


三尺の童になれず春尽きる

2013年05月22日 | 俳句
「着道楽(きどらく)男のお洒落~」と地元の盆唄にあるように、私の生まれたk市は「男がオシャレ」であった。
絹織物を扱っていた旦那衆は着物を粋に着こなしていたし、生家の近くには芸者の置屋があって、学校からの帰り三味線の稽古の音が良く聞こえていたものである。
ダンナ衆は見栄っ張りで、一国一城の主として長い間、威張っていたが絹織物が衰退すると、ダンナ衆もいなくなってしまった。
しかしk市は見栄の気風だけは残り、人に使われたくないとして
大きな会社が入ってくるのを嫌い反対し
残念なことに、私の生まれたふる里は、若者の働く場所がなくなって若者がいなくなった。

    ・三尺の童になれず春尽きる
    ・躓きし老いを笑うな雀の子

デジタル歩き-2

2013年05月14日 | 俳句
デジタル歩きはどんな歩き方!と聞かれたので、ロボコップ歩きだよ、と答えたが分からないらしい。
そこで歩いて見せたら、分かったらしい。
そして、あなたの普段の歩き方!と言われた。

   ・ロボコップ如く歩いて藤の花

デジタル歩き

2013年05月13日 | 俳句
PCを起動したらウインドウズの旗が切れてズレてしまった。
再起動させて正常に戻ったが、一ヶ月前から機械的なノイズが時々入ったので、まずいとは思ったが、どうもHDDがやられてしまったらしい。
自作したPCなので愛着があるが、買い換えの時期になったらしい。
今回はメーカーに注文した。
性能はだいぶアップするが、メーカーのPCなのでどの程度耐久性があるか心配である。
納期は30日と連絡があったがそこまでPCがもつか心配。

   ・年老いてデジタル歩きの春の道
    *私のホームページ

ゆるキャラ

2013年05月12日 | 俳句
息子が腹をこわして下痢気味になったとき「ゆるキャラ」と言ったら、怒られた。 

以前穿いていた夏ズボンを取り出して穿いてみたら、やけに長い、ズボンの丈が伸びるわけはないし、体が縮んだのかと思ったが、身長に変化はない。
どうも、尻の肉が削げたせいらしい。
尻が小さくなるとこんなに影響するとはいささかビックリ。
しかし待てよ、尻は小さくなっても、その分腹が出たはず!逆にズボンガ短くなるのでは、と思ったがやはりこれも長くなる原因。
腹が出てくると男はベルトの位置が腹の下、臍の下に移動するのでズボンが長く垂れるのが正解であった。


  ・ゆるキャラの如き腹して春の道

春キャベツ-2

2013年05月09日 | 俳句
妻と一緒にスーパーに行くと美味しそうなものが棚にビッシリ並んでいる。
世の中、これだけ旨そうなものが溢れているのにすぐ腹一杯になってしまう。

胃散を飲んで食べ続けたいが、「コレステロール」が多いとか「中性脂肪」が多いと言われ、ダイエットをしている身には切ない日々である。
妻も「美味しいものを食べたいね」と耳元で囁く。
三時草(花)が開いたら美味しいコーヒーをゲップが出る迄飲みたい。
      ダイエットをしていると時々妄想でこうなる。 

    

ゴールデンW

2013年05月04日 | 俳句
現役を退いてから久しい
現役当時は家事は一切しなかったが、やめた途端に風呂掃除係を任命された。
固辞したが現役時代と違う力関係で・・・
・・任命されてしまった
最近は洗濯干し係と営繕係が新たな業務範囲に追加されたが、本来は、出納係を希望している。
しかし、この業務は専門が違うと一瞥にもされない。主流から外れた寂しい窓際の悲哀である。
まあ、調理係が来ないだけ良いかと思って慰めているが、
最近ちょっとこの雲行きも怪しくなってきている。    *私のホームページ

  ・犬と猫我も仲間や昼寝する

俳句の本を買った

2013年05月03日 | 俳句
俳句の本を買った。
「駄句だくさん:山藤章二他」と言う本。
ふらり、本屋に行って面白そうななので買おうと思ったら、図書券を忘れて来たので、翌日出直したら売れていた。
「アマゾン」で買おうと思ったが載ってないので、前橋市の紀伊国屋で探して手に入れた。

私は、最近この本のような軽めな俳句が気に入っている。
面白い句は沢山あるが、二押しは「夏場所やちょと多めの力水」と「五月雨や庭を見ている足の裏」だね。
「大噴水ゴジラが使うウォシュレット」も可笑しい。
これは想像しただけで、笑いがこみ上げてくる。