三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

雀小話-2

2021年09月27日 | 俳句
秋雨の中、雀のつがいが何時ものように餌を求めてやって来た。

朝五時半ごろやって来て、妻が朝食の準備を終えるのをじ~と窓の外で待っている。
鳴き声も立てずカーテンの隙間から覗いている。
可愛い!
いまのつがいは温和しく待っているが、先代は窓硝子を突っついて来たことを告げて餌を催促していた。

近くに天敵がいるのか、群れに呼ばれたのか、雀が現れない日もなぜかある。
こんな時、妻は落ち着きが無く、朝食の準備もうわの空、鴉にやられたのか・・・!
心配でカーテンの隙間から窓の外ばかり見ている。


  ・頭頂で風を分けつつ秋の道
  ・長き夜は短き人の夢を聞く
  ・重陽やチビリチビリも年の功

コロナ禍

2021年09月18日 | 俳句
家族全員のワクチン接種が終わり、ひと安心、と思ったが
今度は抗体が低くなってゆくため3回目が必要だとか、・・
はい!はい!仰せの通りにやりますよ!

しかし、今度はインフルエンザワクチン接種の案内が市から送られてきた。
誤嚥性肺炎ワクチンも打たなければならないし、これだけ色々ワクチンを打っても体は大丈夫なのか!心配していたら、

ご丁寧にも市から高齢者健康診断の通知も送られてきた。皮肉だね

各々の部署がまじめに仕事をしているのは分かるがこれらを統括するセンターがないのが今の日本の状況、まあ!自己責任で判断するしかないか。


・海馬には残らぬ禍や秋の風

秋日和

2021年09月11日 | 俳句
昨日は久しぶりに晴天。
秋空は空が深く雲が綺麗だね、とか言って嬉しく空を眺めていたが、今日はまた曇天に逆戻り。

正午ごろ、薄日をねらったように、ホウジャクがペンタスの蜜を吸いに現れた。
九月になるとホウジャクが、毎年現れ楽しみにしている。
ホウジャクが蜜を吸うときのホバリングは、何時見ても可愛く見とれてしまう。
今日のホウジャクは、心配になるくらい小さかったが。
十月にはもっと大きなホウジャクが蜜を吸いに現れると期待している。


・秋日和座敷童子と空を見る

秋刀魚の目

2021年09月07日 | 俳句
目医者にいってきました。
景色が赤く見えるわけでなく、気がつかなかったが。
家族に左目がちょっとおかしいよと、言われて鏡を覗いたら白目の部分が真っ赤に出血していた。
慌てて、かかりつけのの目医者に連絡して、すっ飛んでいった。
「何かにぶつかりませんでしたか・・・」
「ぶつけません」
「目の中に傷があるか見ましょう・・・」
「傷なし」
「これは目の中の毛細血管が切れただけで 心配なし、よくあることです」

安心して帰宅したが始めてのことであり、鏡で秋刀魚のような目を見るたびに・・気分が落ち込んだ。

・焼きすぎの秋刀魚の目玉気にされず



2021年09月04日 | 俳句
妻が四年程前から雀に餌付けを始めた。
最初は、恐るおそる食べていたが、最近は時間が来ると、窓の硝子を突いたりして騒がしく催促する。
妻は可愛いらしく、催促の音がすると、はい!はい!と小走りでいって、餌をやっている。
雀は年間2~3回子どもを生むらしく今日も子雀を連れてきて、口移しで餌を食べさせてている。
誰に教わった事も無いのに、子育てには感心する。


  ・佃煮の蝗に目玉好き嫌い
  ・力感の脚して蝗我を見る


「雀の子育て」
 ・つがいで餌を食べに来ている
 ・一羽ずつ交互に来るようになる。(あ!抱卵しているな)。
 ・餌を口に含んで飛んでいく、(あ!生まれたな!)。
 ・子雀を連れてきて口移しで餌を与える
 ・子雀を連れてきて子雀が食べるのを見ている。
 ・子雀が勝手に来る
 ・子雀がえさ場に来ると、親雀が追い払う。
 ・子雀は消える。
雀を観察していると、びっくりすることが多く、身近な雀の生態を知らなすぎる。