三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

紫陽花

2016年06月20日 | 俳句
玄関に紫陽花の一輪挿しが飾られていたが、そろそろ旬もおわりらしい。
妻は毎年梅雨時期になると庭の紫陽花を切って飾っているのだが、この花ほど季節を感じさせる花は少ない。
雨に濡れた紫陽花は一興なのだが、今年は空梅雨らしく風情を楽しむチャンスは少ない。
心配されている渇水も、私の住む渡良瀬川流域ではダムの貯水率が50%を越えており心配ないようだ。

紫陽花の花が衰えると、庭の花ではペンタスが勢いを増す。
ペンタスは毎年必ず植える。
なぜならば、秋近き夏の夕方にはこの花の蜜を目当てに鳳雀が現れる、これが楽しみ。
ホバリングしながら蜜を吸う姿は何度見ても興味深い。鳳雀の生態はよく知らないが、十年近く毎年現れてくれる。

  ・庭石のオーバーハング蝸牛おり