三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

夜半の尿意

2013年02月20日 | 俳句
いや~昨夜は寒かった。
寝ていてあまりの寒さに目が覚めた
「間食を止めた為のエネルギー切れだ」と、ぶつぶつ文句を言いながら、小便に起きた。
 ・底冷えの夜半に尿意音高し

血液検査の度に悪玉が多い、善玉を増やせと、西部劇の保安官のようなセリフを言う医者に根負けをして、仕方なく朝夕軽いジョキングを始め、間食も断った。
まあ、効果はそこそこあったが、ズボンのウエストがぶかぶかになって、そこから隙間風がビュービュー入って寒くてしょうがない。
寒い寒いと言っていたら、「今年は特別に寒いの!」と、女房にコートを買わされた。
なんで健康の為ダイエットをすると女房のコートが増えるのか。

 

本の装幀は綺麗

2013年02月18日 | 俳句
文庫本を「ブックオフ」に売って来た。
「吉川英治の新平家物語」など紙袋いっぱい、けっこう重かった。
代金は420円になったが、期待はずれのの安さにバカバカしい気分で帰ってきた。

 ・ポケットの小銭の軽き春半ば
 ・北風を袋に満たし帰り道

本は比較的大切にする方なので、ブックカバーをかけ、汚れはなかったが、
代金にはなんのプラスにもならない。
その鬱憤で帰ってから何冊かの文庫本のカバーを破ってしまったが、その下から美しい発見が現れた。

どの文庫本の表紙も装幀デザインがすばらしく「非常に楽しく美しい」のである。
これは新鮮な発見であった、編集者が苦労して装幀しているのが分かる。
講入した本をやたら本屋のカバーで包んでしまうのは申し訳ない。
表紙を含めて本は楽しむもの・・・反省。


雪ダルマ溶けて

2013年02月11日 | 俳句
「攻殻機動隊」がYouTubeで見られるようになった。
熱中してみていると、妻がそ~と階段を上がってくる気配がしたので消してしまうと、疑がわしそうな目つきをして画面を覗きこまれた、
 あわてて画面を切り換えた動作をみて、疑わしいものでも見ていたと思ったらしい。
息子に話すと、その歳で「攻殻機動隊」に熱中しているのも、可笑しいけれどと言われた。・・・それもそうだが。
「攻殻機動隊」の続編急いでほしいな・・・

 ・雪ダルマ溶けて足元石二つ
 ・春風は背中を分けて里の道

武蔵野探勝を読む

2013年02月08日 | 俳句
六日は朝から雪が降り、外出は止め終日、家で過ごすことにした。
久しぶりにゆっくり読書する気になり、高浜虚子編の「武蔵野探勝」を引っぱり出し読んだ。
ご存じの通り「武蔵野探勝」は虚子を中心に、百回の吟行を、参加した者の誰かが交代で執筆し、出版したもので、15回目で私の住む群馬(上州)まで足を延ばしている。

浅草から東武鉄道で新田の庄の新田館に来ている。
驚くことには、目的地の木崎駅まで一両を借り切って新田男爵夫妻まで同行する、豪華な句会だったらしい。
参加人数ははっきりしないが25人以上の団体割引を受けたと書いてあるので結構な人数だったらしい。
句会も、行きの車中、現地、帰りの車中と三回催している。・・・昭和六年十月四日のことである。
   *追記 新田館は現在太田市世良田の総持寺境内にある

 ・淡雪の木の芽に辛き二三日

豆撒き

2013年02月04日 | 俳句
節分
今年も豆撒きをした、以前は子供と一緒に大声で豆を撒いていたが、妻と二人だけでは豆撒きも怠くなってしまった。
福豆は買ってきて食べるだけになってしまったが、なんで福豆は、こんなに不味いのだろう。

  ・二人では豆を撒かずにお茶を飲む