三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

心太

2016年07月27日 | 俳句
ここ何日かの長雨で芝生に茸が生えた。
テレビでは梅雨明け宣言が出そうだと言っているが今日の空はどんより気分が晴れない。
家の前の道路工事は半年近く、騒音を立てているが、年増の化粧のように一向に出来上がる様子がない。

町の健康診断に行く途中に、鼻の先をピカピカに光らせたプール帰りの小学生とすれ違った元気いっぱい健康いっぱいである、流石にまだ日に焼けてはいないが、手足が長く素直に育って、こちらまで何となく明るい気持ちになる。

庭先に蜻蛉が現れた、早すぎるだろうと思ったが、竿に暫くとまっていたがさ~と飛び去った。

  ・ぐだぐだに押して歓声心太

 追)妻が庭で蜻蛉を捕まえてきた、部屋の中に放すと窓からすーと出て行った。


床屋

2016年07月19日 | 俳句
床屋で髭剃りが終わると安堵の溜息が出る
髭剃りが始まり顎の下を剃刀で剃り始めると、緊張で拳をきつく握ることになる。
ここで床屋の主人が狂ったら!、剃刀で咽を一文字に切られたら!、即死だ!。

今の世の中何でも起こる!・・・・。
こちらの緊張が床屋の主人ににも伝わるのか、床屋の主人も同時に溜息をつくことがある。

そんな事を考えるのは貴方だけと家族は笑うが本人はいたって真面目に緊張してしまう。

  ・冷えすぎた麦酒の雫乃の字書く

   上州俳句茶屋

発音訓練

2016年07月16日 | 俳句
新聞を読んでいたら、「児童販売機」と女子アナが喋っている。驚いてテレビを見ると「自動販売機」のこと。
訛りのある地方出身なのだろうが、ちょっと違うだろうと独り言。
「熊」の発音の違いは良く聞くが、最近のアナは発音訓練が少々甘いのか、容姿を優先するためなのか、この種の耳障りな事が多いようだ。・・・・
昨日今日と一寸涼しいが、私は温度より湿度が70%を超えると不快になってくる。
そういえば以前「不快指数」なるものが予報されていたが、不快の言葉は不愉快なので廃止されたと聞くが、これに替わる熱中症危険度も耳障りである。
危険を煽られるためか妻は安売りがあると、せっせとスポーツ飲料を買い、物置には災害備蓄と飲料が山積み。

  ・夏帽子脱げば加齢の残香かな

幼稚園児の芋堀り

2016年07月02日 | 俳句
期日前投票に行ってきました。
大分前から投票は期日前に行っている。
投票日に行くより気楽にいけ自由さがよい。
今では家族全員期日前に行くようになった。
群馬県は保守王国であり、投票に行っても行かなくても結果は決まっているが。
なぜだか行ってきた。

今日は、裏の畑で幼稚園児の芋掘り大会が行われていて、子供達の元気な声が聞こえる。
母親達の声も、プラスされてけっこう賑やかであった。
2時間ほどで芋張り大会は終了し大きな芋を抱えて子供達は帰っていた。
  
  ・がに股に涼風通し吟行す