三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

雀小話-2

2021年09月27日 | 俳句
秋雨の中、雀のつがいが何時ものように餌を求めてやって来た。

朝五時半ごろやって来て、妻が朝食の準備を終えるのをじ~と窓の外で待っている。
鳴き声も立てずカーテンの隙間から覗いている。
可愛い!
いまのつがいは温和しく待っているが、先代は窓硝子を突っついて来たことを告げて餌を催促していた。

近くに天敵がいるのか、群れに呼ばれたのか、雀が現れない日もなぜかある。
こんな時、妻は落ち着きが無く、朝食の準備もうわの空、鴉にやられたのか・・・!
心配でカーテンの隙間から窓の外ばかり見ている。


  ・頭頂で風を分けつつ秋の道
  ・長き夜は短き人の夢を聞く
  ・重陽やチビリチビリも年の功

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