ソニーミラーレスNEX-C3Dには、おまかせオートでは、明るさ(明度)、色合い(色相)、鮮やかさ(彩度)などを変える機能があります。
写真は、初期設定での撮影です。
先ほどの写真に、明るさ(明度)の調整をしました。
前の写真よりか色が生き生きとしてきました。
次に、色合い(色相)の調整です。
色を温かな方にプラスで。
なかなかいい感じです。
先日、ピクチャーエフェクトでポップのような写真と似ています。
次に、色合いを冷たい方に目一杯上げました。
少し極端ですね。
でも、クールに出すならいいかも……
次は、色の鮮やかさ(彩度)です。
彩度を上げてみました。
ビビットな感じで、ガラスのイメージがより出てきました。
彩度を落とすとこんな感じです。
淡い感じが増します。
最後は、先ほどの明るさ、色の暖かさ、色の鮮やかさを全てプラスで調整しました。
いい感じです。
先ほどの調整で、以下撮影をして見ます。
グラスのカットが見事です。
ブルーと飴色が素晴らしいコントラストです。
こんな盃でお酒を飲んだらさぞかし美味しいでしょう。
写真のグラスは切り子です。
切り子は江戸切り子が有名ですが、こちらは薩摩切り子の流れをくんだものです。
宮崎は綾町で作られており、綾切り子と呼ばれています。
綾切り子の特徴は切り子の掘りが深いことです。
江戸切り子よりは鋭角に表面を切っているので光を当てた場合、より反射します。
ただそれだけ、割れやすいです。
更に、色づけが一色では無いことです。
複雑な色合いが見事に調和した作品です。
そして、裏には先生の直筆のサインも入っています。
かわいいワンちゃん。
このガラスのわんちゃんはガラスの中に色々な色を入れ込んでいます。
干支人形として作った物です。
写真のガラス器は、いずれも宮崎は綾工房 黒木国昭先生の作品です。
私の大好きな先生。
今から、10年以上前福岡に赴任していたときに初めてお会いしました。
毎年全国で、関東では日本橋、横浜高島屋で展覧会も開かれています。