カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

学習会報告③

2007年03月10日 | 掲示板
管理人です。

順応的管理とは・・・
1,生物多様性劣化の原因を探る
      ↓調査
2,原因を取り除くための対策をとる
      ↓実施
3,対策の効果を計り、不足部分を探る
      ↓調査
4,次の対策をとる
という管理方法をいう。
より具体的には、外来種を取り除く・人工構造物を取り除く・分断化した緑地をつなげる・絶滅危惧種の増殖、再導入・伝統的な管理を復元する・水道(みずみち)の確保などが挙げられる。

私は思わず、合点した。そうだ、私が思い描いていた方法とは、この方法だったんだ。なんの検証もなしに市民がボランティアで行う里山管理に、欺瞞を感じ・懐疑心がどうしても拭いきれなかった。気持ちいい汗をかいた後のビールで乾杯をしたいがためだけのような、うわついた活動がどうしても受け入れられなかった。かといって、調査によってデータを集め、解析・分析してそれを活かす方法がわからない。どうすればよいのだろうと悩んでいた。そこへ今回の学習会の話。しかも、開催場所は、あこがれの地であった福井県敦賀市中池見湿地。講師はカエルの長谷川氏。行ってよかった!本当にためになる学習会だった。

と云うわけで、いつものように九州での開催を誘致してまいりました。開催時期と調査内容を検討しましょうねと、スタッフの優しいHさんに話にのっていただき、昇天しそうになりました。いまから、今年度の活動報告・収支決算・来年度の活動助成金申請に勤しみます。ですので暫くブログの更新が出来ません。春になったらお会いしましょう。
ではまた。(4月の調査日程の発表だけはお知らせいたします)


コメント (3)
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