カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

3月の調査結果

2007年03月04日 | 掲示板
管理人です。

本日、3月4日にカエル・サンショウウオ調査をおこないました。参加者5名。

ニホンアカガエルは産卵を終えたようです。2007年の産卵数の累計は、1065卵塊。2001年の調査では、365卵塊でしたので、6年間で700匹のニホンアカガエルのメスが増えたことになります。自然界でメスだけが増えることはありえませんので、オスとメスの性比を1:1として計算しますと、700×2=1400匹のニホンアカガエルが、現場である九州大学伊都キャンパス「生物多様性保全ゾーン」に増えたことになります。1400匹のニホンアカガエルが群がっているところを想像してみてください。
これについては、Y教授のブログ「空飛ぶ教授のエコロジー日記」に、「確かに、例年になくおたまじゃくしの個体数が多い。水域を増やしたことに加え、竹林伐採後に落葉樹が成長したために、林床の餌が豊富になり、ニホンアカガエルが増えたのかもしれない。」とのコメントが寄せられています。

カスミサンショウウオもボチボチと産卵をはじめていました。土筆とホトケノザの花を愛でました。
コメント
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