コロナ禍と必要条件、十分条件
以前、小学生向け教材として、必要条件、十分条件の練習問題を出しましたが、最近の新型コロナウイルス感染のなかでも、必要条件、十分条件、そしてそのどちらにも当はまらない条件の混同が見られました。
小学生とともに考える必要条件、十分条件:
https://blog.goo.ne.jp/quest21/e/7311d0ddf41cce7584b7b51171abfc27?fm=entry_awp
「体温が37°以上の方は発熱外来においでください」ともよりの病院のいり口に張り紙がしてありました。それを見た人々の反応は、「体温が37°以上の場合だけおいでください」と読む場合が多かったようです。つまり、必要条件ととらえたわけですね。人はある先入観、または前提をもって判断します。なかなかPCR検査が受けられない状況では、張り紙の内容を、<制限>する意味にとらえがちです。こんなところにも、「言語技術教育」の必要を感じる場合があります。
「言語技術教育」と英語教育の関連についてはまた論じたいと思います。
今回、コラムにもならないちょっとしたことでした。頭の活動が鈍いので、コラムができるまで待っていると時宜を逸するので、ときどき、これからちょっとしたことも書き込みたいと思います。ブログの気安さですね。
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