雨の中、
路面電車でベルヴェデーレ宮殿から戻って来て、オペラ座の前で下車。
取り敢えず、お茶をしにカフェを目指しました。
入ったお店はオペラ座近くの「ムぜウム」、ウィーンでカフェ5軒目。
雨に濡れないように地下街から向かうと、
ちょうどお店の前に地下との階段有り。
このカフェも「アメリカン・バー」と同じアドルフ・ロースの設計。
2010年に改装され、1931年当時のヨーゼフ・ゾッティ氏によるデザインが再現。
装飾を排除したシンプルで機能的なデザイン。
ここは、分離派メンバーの溜まり場だったという伝説のカフェ。
シーレがクリムトに初めて出会ったカフェだとか。
私の注文したのは、モーツアルトコーヒー(8.00ユーロ)、リキュール付きです。
クニパはアイスコーヒー(6.50ユーロ)を、マンナーのウエハース付き。
それから、ケーキも一つずつ。トリュフケーキ(5.20ユーロ)と、
ラズベリーのタルト(5.20ユーロ)と。
もう記憶が薄れてしまいましたが、このタルトのお味はもひとつだったような・・・
私たちの隣ではサラリーマン風の男性が一人、スーツ姿で
シュニッツェルを食べてて、そっちの方が美味しそうだった。
伝説のカフェ。。。と言っても、地元の人達にとっては気取らないお店なのでした。