王宮から次に引き続き向かったのは、美術史博物館。
ウィーンで美術館を一つだけ観るならここと言うことで。
正面階段を上がった所にあるクリムトは、皆さんに収めます。
それは、こちら
この美術館では、見どころのみ駆け足で回りました。
ブリューゲルのコレクションが充実しているとのことで、「バベルの塔」「雪中の狩人」
この日は残念ながら「バベルの塔」の展示は無かったもよう。
4月から日本で『バベルの塔展』をやってるので、もしかして日本に来てたのかも?
と調べたら日本に来ている「バベルの塔」はボイマンス美術館所蔵のでした。
テニエルスの「ブリュッセルにおけるレオポルト・ウィルヘルム大公のギャラリー」に、
お見合い用のベラスケスの「青いドレスのマルガリータ王女」や
フェルメールの「絵画芸術」
一番印象的だったのは、アルチンボルド。
植物や動物、魚などいろいろなオブジェクトを組み合わせることによって人物を
構成する作品で有名なジュゼッペ・アルチンボルド。
今ちょうど東京の国立⻄洋美術館で『アルチンボルド展』が開催されているのですね。
ちょっぴり早くウィーンで見て来ました~。
その後大阪には来ないのかな
ひと通り鑑賞したところで、美術館の中のカフェで一休み。
2階の大天蓋の下のカフェで、もの凄~く雰囲気良いです。
ウィーンのカフェ4軒目。
注文したのは、フルーツとナッツがたっぷりのサラダと
2段で出てきたパンとスープ。
そしてコーヒー。
私たちの隣の空き席に日本人女性が一人腰掛けられて、
「少しお話ししていいですか~?」と声を掛けられました。
よく見ると、
昨日のヴァッハウ渓谷のクルーズで一緒の船だった日本人ツアー客のお一人。
昨日は一緒だった旦那様とは今日は別行動とかで一人で来られてました。
今回のウィーン旅行はオペラ鑑賞の旅らしく、3回観るのですって。
余裕のあるご旅行で、若い(多分30代かな)のに羨ましい。
それにオペラ鑑賞が趣味だなんてステキですね。
そんな美術史博物館でのカフェのひと時でした。