虹色雑談

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「魔法つかいプリキュア!」全貌公開前予測

2015-12-05 23:28:12 | プリキュア
 先日、2016年放映開始のプリキュアシリーズ第13弾のタイトルが発表されました。その名は「魔法つかいプリキュア」。現在放映中の「Go!プリンセスプリキュア」同様、モチーフが直接タイトルに入っている、魔法使いモチーフと思しきもの。安直過ぎるとかネタ切れか等、不安になっている声も相次いでいますが、その一方で深いタイトルという意見もあったりします。というのも、来年はスーパー戦隊40作目記念、仮面ライダー45周年記念、そしてウルトラマンは50周年記念と、色々とアニバーサリーイヤーだったりする年。プリキュアは一昨年に10作目、昨年10周年、今年は10代目という三度に渡る大台を繰り返し、一息ついたかに見えます。しかし実は、製作元である東映アニメーションが来年設立60周年を迎えます。東映アニメーションは1998年以前は東映動画という社名で、1956年に設立しました。その10年後に作られた元祖女児向けアニメが、今も多くの人の記憶に残る「魔法使いサリー」です。そう、設立60周年でありサリー50周年である来年にあたり、黎明期の元祖女児アニメのモチーフたる「魔法使い」がプリキュアのモチーフとして採用されたのです。プリキュア放映枠である日曜朝8時半のアニメでは、1999年~2003年に放映された「おジャ魔女どれみ」シリーズが魔法モノとしてファンの記憶に新しいところです。そのことからどれみを意識したプリキュアになるのではないかという声もあります(どれみスタッフが再結集したものとしては「ハートキャッチプリキュア!」がありました)。「魔法の言葉『キュアップ・ラパパ!』で二つの世界が今つながる」というキャッチコピーのもと、公式サイトが12月1日現在タイトルロゴだけでプレオープンしています。果たしてどんなプリキュアなのでしょうか。

 ここで色々と推察してみましょう。気になるのは人数と色です。フレッシュ以降の所謂梅澤組プリキュアを例に考えてみましょう。梅澤組は追加メンバーを含み4人で構成されるチームが大半を占めています。2人からスタートし、メンバー追加を2度行って4人になるチーム、3人からスタートし夏頃にメンバー追加を行い4人になるチームに大別されます(前者はハートキャッチ、スイート、ハピネスチャージの3組、後者はフレッシュ、プリンセスの2組)。例外的にスマイルは初期から最後まで5人のまま、ドキドキは4人でスタートし、メンバー追加を行い5人になったケースでした。そして色の構成は、2人スタートの場合、スイートを除き桃と青、3人スタートの場合は桃、青、黄がスタンダード色となっています。スイートは桃と白という異色の組み合わせで開始したことにより、追加メンバーが他作の基本色である青と黄になりました。2人開始、3人開始を問わず、ほぼ桃、青、黄の3色はスーパー戦隊同様固定になっているので、気になるのは4色目。フレッシュ、ドキドキ、プリンセスは追加色が赤で、その他は紫が追加色になってます。紫は「Yes!プリキュア5GoGo!」のミルキィローズ人気で確立されたことで有名ですが、おジャ魔女どれみシリーズの瀬川おんぷも紫色でした。となると、魔法つかいプリキュアにも紫が必然的に組み込まれるのでは?しかしその予想を妨げるのがタイトルロゴです。
 「魔法つかいプリキュア」のタイトルロゴはスマイルとドキドキを組み合わせたかのような形状、魔法つかいの部分に桃と黒の魔法帽子の意匠、「魔法つかい」の文字色が桃で「プリキュア」の色が虹のようなグラデーションという特徴を持っています。仮に2人スタートと仮定した場合、魔法つかいの文字に配されている桃と黒の帽子から、シリーズ初ともいえる桃と黒の組み合わせになるのではないかという第一の予想。魔法つかいの文字が桃、プリキュアの文字のグラデーションが橙、黄、緑、青と変わっていっていることから、プリキュア5やスマイルのように、桃、橙、黄、緑、青という5人構成になるのではないかという第二の予想。そして第二の予想の場合桃と黒の帽子が何を意味するのかという点では、黒衣時のミューズのように第三勢力として、あるいはライバル的な位置づけとして黒い魔法つかいプリキュアがいるのではないかという第三の予想、以上3点が考えられています。予想のポイントとしては第二予想がかなりの有力株だと僕は考えています。以前の二度の5人開始チーム、プリキュア5からスマイルまでの期間もおよそ3~4年。スマイルからそろそろ4年経とうとしている現在、三度5人開始チームがきても、おかしくはないと思います。何よりタイトルロゴに緑色があります。緑キュアは過去に2度の5人開始チームにしかいません。緑色は女児にはあまり受けがよくないというジンクスがあるのかも知れませんが、ロゴ色に緑色があることから通算3人目の緑キュアが来る可能性が大いにあると言えます。 ちなみに4人開始だった場合。近年のアニメでは「ビビッドレッドオペレーション」「幻影ヲ駆ケル太陽」等で、基本3色と緑で4人チームを組んだ例があります。なので人数構成が4人でも5人でも、緑が組み込まれる可能性は高いです。
 では第一と第三の可能性にある、2つの帽子の意味は何か?「2つの世界がつながる」ということから、おジャ魔女どれみシリーズの人間界と魔女界のような、二世界物語が連想されます(そもそも多くのプリキュアの世界観は人間世界と異世界の二世界物語が土台にあります)。黒い帽の方は魔法世界のプリキュアであると考えるのが妥当でしょう。問題はそのスタンスです。2人チームなら世界を違える者同士が力を合わせるという王道路線が確立しますが、第三予想のライバル的な位置づけ可能性が高いです。というのも、昔の魔女っ子アニメの定番の1つに、主人公のライバル的な立ち位置のもう1人の魔女っ子がありました。これは「魔女っ子メグちゃん」のメグに対するノンが元祖で最も有名ですね。その後の系譜で誕生した高年齢向け魔法少女の中にも「魔法少女プリティサミー」のサミーに対するミサ、「魔法少女リリカルなのはシリーズ」のなのはに対するフェイト(後に最高の親友となる展開あり)という例が生まれています。これらのことから、主人公側のプリキュアとはスタンスを違えるライバルプリキュアがシリーズ初登場するのではないかと考えられています。

 いよいよ情報が解禁されてきた「魔法つかいプリキュア!」。果たしてその人数、色、そして桃と黒の帽子の事実は何なのか!?新たな情報が待ち遠しいです。

 我がサイトはプリキュアシリーズを応援しています。


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