墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

地獄

2007-11-26 18:41:58 | 駄目
 死は自己の消滅だと思うし、万が一にも死後の世界があってとしても、死んだあとのことは死んでから考えりゃ良いかなとかと思うので、死ぬのは嫌だけど、死んでからの身の振り方について具体的に考えた事はあまりないが、生まれ変われるのなら美少女に生まれ変わりたい。

 天国、地獄は怖れてない。
 たぶん怖くない。
 
 永遠の幸せも、永遠の責め苦も、俺には真実味がない。
 そもそも、永遠がどのくらい永遠なのかが分からない。
 永遠って、それそのものが、理解不能で薄気味悪い。

 でも、糞尿地獄は少し怖い。

 糞尿食って、糞尿に溺れて、糞尿が永遠。

 コレは怖いぞ!


分ける

2007-11-26 18:26:25 | 駄目
<お詫び>

 この先の記事には、附属池田小事件の被害者ならびに遺族の方々にとって大変に不快な内容が含まれております。
 申し訳ありません。誠に勝手ではありますが、事件の関係者にはこの先を読んでいただきたくないと願います。
 死者を冒涜するのがこの記事の目的ではありません。ですが、記事の1部に、加害者を弁護するような内容が含まれており、大変に読み苦しいと思います。
 亡くなられた方々の冥福を心よりお祈りいたします。

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 RPG(ロール・プレイング・ゲーム)のキャラクターには、たいてい、H・P (ヒット・ポイント)という設定が用意されている。
 旅立つときには H・P は満タンなんだけど、モンスターと戦闘してボンボン叩かれたり、毒沼とか歩いているうちに徐々に H・P は減っていき、H・P が0になると死んでしまう。

 もちろん、現実の人間に H・P なんてもんはない。
 あえて、生身の人間に H・P の概念を適用させようとすると、H・P が有るか無いか(生きてるか死んでるか)のどちらかであるとしか言いようもないなと思う。

 また、RPG には、攻撃力や防御力などの設定もある。
 だがこれも、生身の人間には対応させにくい設定で、戦車や戦闘機なら装甲の厚さや装備した武器の性能を基に数値化できるかもしれないけど、人間の場合は何が攻撃力で何が防御力なのかすら実際には明確に分けられない。
 鎧や盾を防御力とするなら、武器である剣や槍をもった人間の攻撃力はなるべく身軽な方が高くなるが、集団で突撃するなら盾をもった鎧武者が走りまわるだけで武器になる。
 矢の貫通力は攻撃力と言えるのか?
 それよりも、実戦では鎧の隙間を射抜くほうが大事だろうし、なにより飛び道具はたま数と頭数だ。

 では、実戦経験はどうだろう?
 百戦錬磨の兵であっても、後ろから刺されたらあっさり死ぬ。RPG では、どんなに頑張ってもレベル1のキャラは、レベル99のキャラを倒せないが、現実にはその気にさえなれば実戦経験のまるでない女子供でも兵を殺せる。

 本当を言うなら戦車や戦闘機の性能すら数値化しにくいはず。
 扱う環境や扱う人間で、数値以上の成果を出せる時もあれば、動いているのがやっとの時もあるし、機械だから劣化もすれば、燃料も切れる。

 ところで。

 人間の性質をあらわす言葉は多数ある。

 我慢強い、ガッツがある、優しい、思慮深い、奥ゆかしい、忍耐力がある、精神力がある、厳しい、怖い、粘着質、威厳がある、面白い人、つまらない人、馬鹿、利口。

 あまりにたくさんで書ききれないが、こういった人間の性質は、あくまで方便であり、実際には個々の人間の性質を、秩序立て奇麗に枠に納めるのはまず無理であって、そういった性質を無理にあらわそうとする言葉は RPG のパラメータのようなものでしかなく、生身の人間の本質では無いと思う。

 たとえば、この俺を『オナニーばっかりしている駄目親父』と定義したとして、確かに、俺はオナニーをしているし、成功もしていない、いま38歳である。
 だが、オナニーばっかりの、ばっかりはどのていどの頻度でばっかりなのか、駄目はどういう定義でどの程度くらい駄目だと駄目なのか? 親父の範疇は何歳からなのか?
 

 全ての評価は、見る人基準であり、人間の性質はそんな簡単にテレビゲームみたいには、言葉の枠にはおさまらない。

 だもんで、だから、本当なら俺は人間の性質を簡単に分けたくはないのだけど、利便の為だけに、今回だけ「自身」「自己愛」「虚栄心」と分けてみた。
 人間の心はそんな簡単に言葉で分けられるほど簡単ではない。