「静かな湖畔の
「静かな湖畔の
森の影から
森の影から
もう起きちゃいかがと
もう起きちゃいかがと
カコがなくー
カコがなくー
カコーカコーカコカコカコー」
カコーカコーカコカコカコー」
うあっ!
気がついたら背後で何ものかが輪唱してる!
という事はふたり以上いるのだな。いるんだな。
誰だっと振り向いたら、俺以外の俺が二人して後ろで正座して歌っていた。
「ウワァッ!!」
つい声に出して驚いてしまった。
「さすがに驚いたようだな!」
「驚くよ!驚くだろ!なんで俺がこの俺を含めて三人も存在するんだよ!」
正座している俺のうち、一人は眉をしかめてすごい困った顔。
もう一人は得意満面でしたり顔。
得意そうな方がいつものもう一人の俺らしい。
「なんの真似だよ!このさらに増えた俺は、なんなんだよっ?」
俺は叫ぶ。
「ふふふ。彼こそ第三の俺!もうもう一人の俺なのだっ!」
「もう、もう。ひとりの俺?なんだか舌をかみそうだな」
「うん。実は今ので、かんじゃった。舌」
あー!?
「静かな湖畔の
森の影から
森の影から
もう起きちゃいかがと
もう起きちゃいかがと
カコがなくー
カコがなくー
カコーカコーカコカコカコー」
カコーカコーカコカコカコー」
うあっ!
気がついたら背後で何ものかが輪唱してる!
という事はふたり以上いるのだな。いるんだな。
誰だっと振り向いたら、俺以外の俺が二人して後ろで正座して歌っていた。
「ウワァッ!!」
つい声に出して驚いてしまった。
「さすがに驚いたようだな!」
「驚くよ!驚くだろ!なんで俺がこの俺を含めて三人も存在するんだよ!」
正座している俺のうち、一人は眉をしかめてすごい困った顔。
もう一人は得意満面でしたり顔。
得意そうな方がいつものもう一人の俺らしい。
「なんの真似だよ!このさらに増えた俺は、なんなんだよっ?」
俺は叫ぶ。
「ふふふ。彼こそ第三の俺!もうもう一人の俺なのだっ!」
「もう、もう。ひとりの俺?なんだか舌をかみそうだな」
「うん。実は今ので、かんじゃった。舌」
あー!?