「よう!」
「おう。今夜は早いな」
「君が早くから飲み過ぎなんだよ。そんなで、今夜は愛が似合わない言葉選考委員会を開催します!」
「なにそれ?」
「いや。愛って意外になんにでもあうんだよね。なんでもいーから今思いついた言葉を口にしてみ」
「ムシキング」
「愛のムシキング!次に思いついた事を言う!」
「イカの金玉」
「愛のイカの金玉」
「なんだそれ」
「愛に国境はなく。愛はわけへだてない。頭に愛をつけてもほぼだいたいの言葉は違和感なく聞こえる!だが。俺らは大人だ!あえて愛の違和感をほじくりだしてみようでないか。それが愛の似合わない言葉選考委員会の役割なのだ」
「え?例えばどんな?」
「愛の俺!」
「あいのおれ?なにそれ意味がわからん」
「だろ。それが俺らの今夜の任務なのだ!愛をつけたら似合わない言葉を探し出すのだ。思いっきり愛が不自然で不似合いな言葉を見つけ出し聞く者にありえねーと言わせるほどの愛が不釣り合いの言葉を!」
「愛のアイアイ。おさーるさんだよー」
「うくっ。確かにいっしゅん受けるけど、それは駄目!選考に選ばれない」
「なんで?」
「たんなる言葉遊びだよ!もっと真実にありえねーと言わせなきゃ。とりあえず身近な言葉に愛のをつけてみな」
「愛のブルドック中膿ソース。愛のマウス。愛の黒ラベル。愛の扇風機。あれ。なんか、それなりに愛のをつけるとまとまっちまうな」
「そう!ソレだよ!愛のをつけるとたいがいはこじんまりとまとまるんだよ!試しに過激な言葉と愛をつなげてみ!」
「愛の強姦。愛のセンズリ。愛の露出狂。愛の強盗殺人。愛の乞食。愛の奴隷。あぁっ!なんとなく言葉として完成されてしまう!」
「そう。だからこそ。俺らの出番だ。愛が徹底的に似合わないうえにありえねーとうならしちまう言葉を見つけ出して喜んじまおうと言うのが今夜の主旨だ」
「愛の愛の。愛のあたし。愛のわたし。愛の僕。愛の君。愛のあなた。愛のかなたの山とおく幸い住むと人は言う。愛の旅人。愛の用心棒。愛の渡世人。愛のフーテンの寅さん。愛の犬。愛のアイヌ。なんてこった。俺のボギャブラリーの全てが愛のをつけるとこじんまりと小さくまとまりやがるぜ!」
「それだよ。ソレを打破した上にありえねー言葉。ソイツを発見せねばならない」
「最初の例えが愛の俺か。愛のおいどん。愛のわらわ。愛のそれがし。愛の拙者」
「あ。愛の拙者はいいね。選考にのぼらしとくか。」
「ソレ以外だと、愛のパン屋。愛の新聞配達。愛の休み。愛の日曜日。愛の愛。駄目だ、もっとヒントをくれ」
「愛のショッカー」
「愛のショッカー!なんでやねん!あー。これかー。これがありえねーって叫びか。ショッカーだからいいんだよな。これが他の悪の組織だとまたおもむきが違う。以外に難しいな。愛のデビルマン。愛のど根性ガエル。愛の星一徹」
「まー。ゆっくり考えれば」
もう一人の俺はそう言って笑った。
「おう。今夜は早いな」
「君が早くから飲み過ぎなんだよ。そんなで、今夜は愛が似合わない言葉選考委員会を開催します!」
「なにそれ?」
「いや。愛って意外になんにでもあうんだよね。なんでもいーから今思いついた言葉を口にしてみ」
「ムシキング」
「愛のムシキング!次に思いついた事を言う!」
「イカの金玉」
「愛のイカの金玉」
「なんだそれ」
「愛に国境はなく。愛はわけへだてない。頭に愛をつけてもほぼだいたいの言葉は違和感なく聞こえる!だが。俺らは大人だ!あえて愛の違和感をほじくりだしてみようでないか。それが愛の似合わない言葉選考委員会の役割なのだ」
「え?例えばどんな?」
「愛の俺!」
「あいのおれ?なにそれ意味がわからん」
「だろ。それが俺らの今夜の任務なのだ!愛をつけたら似合わない言葉を探し出すのだ。思いっきり愛が不自然で不似合いな言葉を見つけ出し聞く者にありえねーと言わせるほどの愛が不釣り合いの言葉を!」
「愛のアイアイ。おさーるさんだよー」
「うくっ。確かにいっしゅん受けるけど、それは駄目!選考に選ばれない」
「なんで?」
「たんなる言葉遊びだよ!もっと真実にありえねーと言わせなきゃ。とりあえず身近な言葉に愛のをつけてみな」
「愛のブルドック中膿ソース。愛のマウス。愛の黒ラベル。愛の扇風機。あれ。なんか、それなりに愛のをつけるとまとまっちまうな」
「そう!ソレだよ!愛のをつけるとたいがいはこじんまりとまとまるんだよ!試しに過激な言葉と愛をつなげてみ!」
「愛の強姦。愛のセンズリ。愛の露出狂。愛の強盗殺人。愛の乞食。愛の奴隷。あぁっ!なんとなく言葉として完成されてしまう!」
「そう。だからこそ。俺らの出番だ。愛が徹底的に似合わないうえにありえねーとうならしちまう言葉を見つけ出して喜んじまおうと言うのが今夜の主旨だ」
「愛の愛の。愛のあたし。愛のわたし。愛の僕。愛の君。愛のあなた。愛のかなたの山とおく幸い住むと人は言う。愛の旅人。愛の用心棒。愛の渡世人。愛のフーテンの寅さん。愛の犬。愛のアイヌ。なんてこった。俺のボギャブラリーの全てが愛のをつけるとこじんまりと小さくまとまりやがるぜ!」
「それだよ。ソレを打破した上にありえねー言葉。ソイツを発見せねばならない」
「最初の例えが愛の俺か。愛のおいどん。愛のわらわ。愛のそれがし。愛の拙者」
「あ。愛の拙者はいいね。選考にのぼらしとくか。」
「ソレ以外だと、愛のパン屋。愛の新聞配達。愛の休み。愛の日曜日。愛の愛。駄目だ、もっとヒントをくれ」
「愛のショッカー」
「愛のショッカー!なんでやねん!あー。これかー。これがありえねーって叫びか。ショッカーだからいいんだよな。これが他の悪の組織だとまたおもむきが違う。以外に難しいな。愛のデビルマン。愛のど根性ガエル。愛の星一徹」
「まー。ゆっくり考えれば」
もう一人の俺はそう言って笑った。