御守りの値段は各神社で違う。
これは当たり前のことだが、正直800円と書いてあると高いなと感じ、伸ばした手を引っ込めることがある。
神様に納めるわけだから、お金がもったいないとか、他のものが買えるな、と思ってはいけないのだろうが、やはり躊躇する。
そんな私が唯一800円納めたのが明治神宮だ。
理由はアームバックをもらえたからだ。
まあこんな邪念を持って御守り料800円を納めたのだから御利益は薄いだろう。
さて、日本三景の一つ宮島にある厳島神社は500円を納めると御守りをいただける。
落ち着きのある紫にまず目がいくが、淡いブルーの御守りが気にいった。
海に建つ神社にふさわしい。
500円を納め御守りをいただく。
残念ながら厳島神社名入のレジ袋はもらえなかった。
万一、海に流れ出したら大変だから当然だろう。
ところで日本三景は全て松と海がある風景だ。
当然、緑と青の風景だが、ここは鳥居の朱色が加わる。
残念ながら行った時は海に建つ鳥居は保存工事中で養生シートに覆われていた。
(2020年2月22日)
緑と青、そして朱のコントラストは心奪われる景色だろう。
鳥居が見られなかったから余計そう思う。
神社へ向かう途中で鹿が別の鹿の毛繕い(?)をしていて、多くの人がそれを写真におさめていた。
同じような写真がSNS上でたくさん投稿されただろう。