高島屋で酒を買う。
一緒にレジ袋も買う。
6円と言われたので、安いと思う。
バイオマス原料が混入されているし、元来酒用にレジ袋は高価だ。
京都伊勢丹から京都駅方面出口を出るとすぐにオシャレなパン屋がある。
並んでいるパンはもちろんオシャレで使用しているプラスチックバックも当然洒落ている。
しかし環境についての記載が漢字なのはどうも違和感がある。
かと言って英語で印刷してあっても、意味がわからなければ、どうしようもない。
ましてやフランス語で書かれたら、なおさら理解できない。
仕事が終わってから金沢まで来た。
時計はすでに午後11:30を回っている。
ホテルに向かう途中でコンビニに立ち寄りパンと水を買う。
レジ袋は必要か、と聞かれるので、マイバックを見せて不要だと伝える。
すると店員さんがマイバックを受け取る仕草をする。
渡すと買ったものをマイバックに詰めてくれた。
コロナ禍になってマイバックに商品を詰めてくれることがなくなったので、少し驚いた。
この行為を見てコロナ感染の終息が近いと感じる。
マイクロプラスチックは水の中の話ばかりがピックアップされるが、空から降ってくることもあるという。
海と地球を蘇らせる プラスチック「革命」
グンター・パウリ
マルコ・シメオーニ 著
枝廣淳子 訳
日経ESG 編
「はじめに」より
プラスチックは至る所にある。
最近の調査から、北極でさえ、雪に混じって空からマイクロプラスチックが降っていることが分かった。
マイクロプラスチックと言えばレジ袋が思いつくが、こちらの主な原因はタイヤの削りカスということだ。
せっかく京都にきたのだからと、京都らしいお弁当を買う。
野菜の煮物を中心としたお弁当、華やかで、男としては茶色いおかずが無いのが気になるが、食べてみるとやはり美味しい。
そんなお弁当を入れるレジ袋も和風。
レジ袋も「京」のにおいがする。
旅の必需品はいくつもある。
その必需品も時代とともに変わる。
コロナ感染を経験した後は感染対策品が加わる。
また地球環境に関心が集まる昨今はマイバックを持参することも多い。
靴を脱いで入場する寺院では靴入れとしてレジ袋を配布することが多かったが、シューズバックを持参するようにと呼びかけがあった。
まあシューズバックと言っても旅先で購入したレジ袋を再利用すればよく、靴を入れた後はゴミ袋として使用すればさらに良い。
ひと昔前、パン屋、洋菓子店のプラスチックバックはブラウンの着色が多かった。
最近では白が目立つと思う。
レジ袋の有料化が原因の一つだろう。
大津駅内でワッフルが売っていたので買ってみる。
レジ袋も売ってくださいというと、濃いブラウン着色のプラスチックバックだ出てきた。
何か懐かしさを感じる。
プラスチックバックにも流行があるようだ。
近鉄百貨店のレジ袋にはバイオマス原料が５０％配合されている。
２５％が主流だが５０％配合とは思い切ったことだ。
強度も申し分ないので目立たないがレジ袋の世界も技術革新が進んでいる。
レジ袋に使用される環境に優しい素材といえばサトウキビの搾りかすから作ったバイオマス原料だ。
だが、ペットボトルから作った原料もある。
