ウエルシアのレジ袋が変わった。
ウエルシアのロゴがなくなり、素材もバイオマス原料10%混入になった。
レジ袋を取り巻く環境は厳しい。
今後はさらなる薄肉化とバイオマス原料混入が進むだろう。
台風19号は各地に甚大な被害をもたらしました。
私は前日になってから水を買いに行きましたが、すでに売り切れている店舗が多く、改めて災害備蓄の重要性を認識しました。
さて、ようやく水を手に入れた際のレジ袋です。
災害時にはレジ袋が役に立ちますので、これもそのまま災害備蓄品に加えます。
連泊しているホテルに戻るとドアノブにタオルと歯ブラシが入ったレジ袋が提げてあった。
それを受け取り部屋に入って、中身を取り出すと、白い物体が転げ落ちた。
それがこれ。
レジ袋のベロと呼ばれる部分。
吊り下げ用の穴が開いていて、一枚づつ引きちぎることができる。
この部分は選択することができる。
不要ならつけないことも可能だ。
看板にローソン+スリーエフとなっていた。
そうなるとレジ袋はどうなるのか?
ワクワクしていたが、見慣れたローソンのものだった。
横浜高島屋内にある「ペック パン」のレジ奥にはグリーンベースのステキな紙袋が並んでいる。
カレーパンをひとつトレーに乗せてレジで精算すると「紙袋に入れましょうか、ビニールでよいですか」と聞かれた。
迷わず「ビニールで」 と答える。
紙袋と同じデザインかと期待したが、高島屋のレジ袋で、少しガッカリした。
鮮やかなグリーンのポリ袋でカタログを入れるために、十分な厚さがある。
素材はローデンポリエチレン製であるのが、その理由。
ハイデンポリエチレン製にすれば、厚みを減らし低価格にすることもできるが、カタログを入れるための袋なので、ローデンポリエチレン製を選択したのだろう。
ハイデンポリエチレンは硬く丈夫で薄くしても、強度があるが、裂けに弱い。
カタログのように角があるものを入れると、裂ける恐れがある。
その点ローデンポリエチレンはしなやかで、多少伸びるので、裂ける確率はハイデンポリエチレン製より下がる。
ポリ袋の素材は価格ではなく、用途で選択してほしい。
タイベックスとは化学系複合企業デュポンが開発した高密度ポリエチレン繊維不織布である。感染予防の防護服などに使用される。
手触りは柔らかで、ポリエチレンの特徴である防水性の良さから水に強い。
このようにポリエチレンはポリ袋だけになるわけではない。
表が透明で裏が乳白色の手提げ袋。
珍しいと思い、商品には興味がなかったが思わず受け取ってしまった袋だ。
ポリエチレン製かと思ったが、袋にコシがあり、透明度が良いのでPP製のようだ。
このような貼り合わせができるのもプラスチックフィルムの加工性が優れているから。