ハイデンポリエチレンなのに柔らかい

「ポリ袋がいつもと違う」そんな連絡が入る。

問題になっているのはハイデンポリエチレン製（半透明でシャカシャカした素材）のゴミ袋で触るととても柔らかい。

ハイデンポリエチレンはシャカシャカした素材と表現されるように強度を出すために硬くなっている。

確かにとても柔らかく、ハイデンポリエチレンではないようだ。

半透明であることで、かろうじてハイデンポリエチレンだとわかる。

そして薄いと言われる。

ポリ袋は柔らかいとどういうわけか薄く感じる。

確かに触ると薄く感じる。

だが、機器で計測すると規定の数値だった。

人の指は精巧にできていて、0.001ミリの違いも感じることができるが、硬度が違う場合は騙されるらしい。

バイオプラと生分解プラ

環境省

バイオプラスチック導入ロードマップ検討会（第４回） 議事概要

抜粋

目標集をバイオマスプラスチックと生分解性プラスチックに分けて整理してはどうか というご指摘をいただいた。現在、導入する素材にバイオマスプラスチックというくくりでお答え いただいている中には、生分解性プラスチックも選択しとして含めて記載されている場合があり、 現段階では各社ともなかなか切り分けは難しいところがあると考えているが、ご指摘のとおり、2 つが分かれていたほうがわかりやすく、お互いのマッチングを促進する側面も非常にあると思うの で、今後、目標集を更新する際に、バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックの切り分けを 検討していきたい

バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックは全く別のものですが、混同されているのが現実です。

バイオマスプラスチックは植物由来の原料を使用して製造されるプラスチック。

生分解性プラスチックは、プラスチックと同じ性状や機能を持ちながらも、使用後は微生物などの働きによって生分解され、二酸化炭素や水として自然に還る素材

現在レジ袋に配合されているのはバイオマスプラスチックの方です。

ですから一番重要なことはレジ袋をポイ捨てしてはいけないということです。

バイオマス原料は自然環境下で分解し土に帰りません。

再生原料の粒々

再生原料を使用したポリ袋はつぶつぶがある。

触るとざらざらした感触だが品質に問題ない。

ただし、食品を入れることはできない。

バイオ原料混合率低下

イオンのレジ袋は２０１３年からバイオマス原料を配合し環境に配慮している。

流通のトップ企業だから当然かもしれないが、レジ袋の有料化が始まるはるか以前から環境に配慮していたことは素晴らしいことだ。

環境省の令和３年１月 19 日(火) バイオプラスチック導入ロードマップ検討会（第４回）議事録にイオンの取り組みが記載されていた。

その中でコスト対応についての項

調達の基本戦略であるが、低コストできちんと製造できる海外の製造工場を世界のベストソースとして確 保している。また当社グループとして使用することでスケールメリットを出すとともに、一定期間で製造すること でコスト単価を吸収するという考え方をとっている。ただし、一時期、樹脂単価が上がりコスト増分が吸収しきれなくなった際に配合率を下げる判断をしたこともある。

試しにイオンでレジ袋を購入してみたら、バイオマス原料の配合率が30％になっていた。

現在レジ袋は価格が高騰中だ。

レポートにあるように今が配合率を下げる時と判断されたのだろう。

失くさないことがエコ

お気に入りのマイバックをなくした。


使用済みの食品トレー、牛乳パック、ペットボトルを使用済みのレジ袋に入れ、近所の食品スーパーに買い物に行った。


店頭の回収ボックスに食品トレーを入れ、空になったレジ袋をポケットに入れ買物する。


レジ袋に十分収まる量だったので、レジ袋に買った食材を詰めて帰る。


それ以来、マイバックが見当たらなくなった。


ポケットに入れた覚えがあるのでどこかで落としたのだろう。


レジ袋の有料化が始まってから、使い捨てのレジ袋と繰り返し使うマイバックではどちらが本当にエコかと議論されてきた。


私のお気に入りだったマイバックは1500円だった。
１枚５円のレジ袋で換算すると300枚買える計算になる。


ほぼ１年間に買い物に行く回数だろう。


お気に入りのマイバックは２年以上使ったから、十分モトは取ったし、エコにもなっただろう。


だがまだ十分に使えた。


結局、エコバックをなくさずに壊れるまで使うのが一番のエコになる。

塗料付着防止

塗装工事にもポリエチレンを使用します。

ポリエチレンシートで塗料の付着防止をします。

作業員が乗りこむ部分には透明なローデンポリエチレンのシートを貼っているようでした。

金利上昇とポリ袋

日銀は２０日の金融政策決定会合で、現在の大規模な金融緩和策を一部修正し、長期金利の上昇を認める上限を従来の０．２５％から０．５％に引き上げた。

10年物の国債金利だけが落ち込んでいるのでそれを修正するためで、利上げではない。

というが、円高が急に進み、株式市場は下落した。

そして来年は景気後退するという思惑から原油価格も落ち込んでいる。

これをチャンスに変えるべくポリ袋の価格交渉に臨む。

どう考えてもポリ袋の価格は下落するはずだが、まだ高いときの原料が残っているそうで値下げしないようだ。

しかし今回は数度の値上げを認めさせたのだから、これだけ下がっているのだから値下げしないのは納得いかない。

インバウンド期待

令和４年１０月１１日入国制限が緩和されました。

閑散としていた空港にも人が溢れ、地方都市にも外国人の姿が戻りつつあります。

すでに株式市場では旅行会社、航空、鉄道株などは物色対象となり値上がりしています。

ただし、中国人がゼロコロナ政策のため、本当に効果が出るのはもう少し先になるでしょう。

コロナ前は中国人による爆買いが話題でした。

空港、主要駅ではたくさんのレジ袋や紙袋を抱えた中国人の姿が目立っていました。

中国でも景気後退が見えるので、以前と同じように買い物をしてくれるとは限りませんが、それでも入国者が増えれば、レジ袋の使用量も増えるでしょう。

ポリ袋も冬の風物詩

耳にイヤホンを突っ込みウオーキングしていると、「フェー」という音が聞こえ、びっくりして空を見上げると白鳥がV字型に編隊を組んで飛んでいた。

これから刈り取りの終わった田んぼに、餌を啄みに行くのだろう。

刈り取りの済んだ田んぼには籾殻を入れたポリ袋が積まれている。

このポリ袋と白鳥が現れるとすぐに冬が来る。

非常用トイレ同封ポリ袋

非常用トイレを買う。

排泄物を固める凝固剤の他にも様々なものが同封されている。

排便袋５０枚　臭い漏れをしっかりガードとあるので防臭機能を持ったポリ袋と思ったが、普通の黒いポリ袋だった。

処理袋１０枚　W防臭で激しい臭いも安心　こちらはもう少し大きいカサカサした袋でこちらも特殊機能はない。

それでもポリ袋は口をきつく縛れば匂いを防ぐことができる。

それでも嫌なら排便袋を新聞紙で包みそれから処理袋に入れるとさらに防臭効果が高まる。