ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

父の思い出

2014年01月02日 09時13分45秒 | ポリ袋
「ぽっぽ焼き」
長細いパンのような菓子で、新潟県下越地方ではメジャーな食べ物である。

大晦日、三条市にある八幡宮に詣でた母が買ってきた。



父(母親にしてみたら夫)を思い出したのだそうだ。

私の父はがんで死亡している。

新潟の病院に入院していたのだが、徐々に食が細くなっていった。

そして、最後に「美味いな」と言って食べたのがぽっぽ焼きだった。

病院近くの白山神社で祭礼があり、その時買い求めた。

外出許可が下り、最後のデートを楽しんだのか、母親だけで買いに行き二人で食べたのか、今となっては、記憶が定かでない。

そんな父の様子を聞いた私は「フーン、あの酒飲みの父が珍しいね」そんな返事をしたことだろう。

これも記憶が定かではない。

*******

さて、新年早々湿っぽい始まりだが、これでもレジ袋の話を書いているつもりなのだ。

ここからが本題。

昔「ぽっぽ焼き」といえば緑の包装紙に包むのが定番だった。

だが、今、母親が買ってきたぽっぽ焼きを見ると、白い紙袋に包まれ、更にレジ袋入れられている。

私は、レジ袋を売る側の人間だから、レジ袋に入っているのは歓迎すべきことだ。

しかし、露天で買うぽっぽ焼きは、緑の薄手の包装紙にくるまれていたほうが、趣がある。

⇒テクノパック





コメント
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