木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

意外な展開

2023-06-15 01:15:14 | ひとりごと
  1. 昨日材木店に行って注文しておいた材を引き取って来た。
大きな会社ではなく個人商店だが多分何代か前から営業して来たはず。
10年くらい前は注文するとおばあちゃんが対応してくれてて店に行ったらいつも用意してくれててその場で料金を払って材木をもらってくる。
大抵この店で買うのはヒノキ材である。
いつも一寸角を注文すると30mmではなく35mmくらいある。一寸五分角は45mmではなく50mm。二寸角は60mmではなく66mm(笑)
今回も一番古いお客さんの一寸丸50cmのバチのお仕事です。
注文は60本ですが100本分もらって来ました。
二寸角も4m物を3本分。
ここの社長はいつも気持ち良く対応してくれて助かってます。
今回はヒノキだけじゃなくてヒバの角材も注文して、こっちは40角50cmの物を380本分。いつもと比べると大量発注です。いつもは現金支払いなのですがこの分はちょっと嵩むので後ほどということにしてもらいました。

荷物をリフトで軽トラに乗っけてもらって半端な金額だけ払って最後に一言。
「昔いつも対応してくれてたお母さんはお元気ですか?」
今まで快活に対応してくれてた社長の表情が戸惑いを見せる。
「う〜ん わからんのだわ。もう全然行き来がない。
元気でやっとるかなぁ・・・」
という意外な返事。
おぅ元気でやっとるよ。とか実はもう亡くなってしまったんだわ。
という二択しか想定してなかったので戸惑いました。
そっか財産があると難しいことがいっぱいあるね。
僕の言葉を否定しなかった彼。
多分そういうことなんだろうな。
地道にやっていた商売を息子に託してあとは悠々自適な生活が待ってるのだと思い込んでた身としては考えさせられる結果でした。
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