木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

別れの挨拶

2015-03-31 23:55:45 | 生活
前記事で久しぶりに職人さんところの話をしたんだが
なんとさっきその娘さんから電話があって
「今からちょっとだけお邪魔したいと思いますが・・」
父親と二人で生活してて独身のまま40を超えた彼女
もしかしたらおめでたい話でも持ってくるのか?と思った

しかし、そうではなかった
その例のマンションを手放すという
そして自分で名古屋近郊の新しいマンションを買ったようだ
その引越しの挨拶だった
築35年と言っていたマンションは実際は築37年
60年の耐用年数まであと23年しかない
しかも新しい地震耐用基準の前に建てられたものでそのあたりの事情も心配の一つだったが
実は一番の理由は近所との折り合いだったらしい
彼女のお母さんは自らその家で最期を迎えた
そのことで色々なことを言われてるようだった
つまりは嫌気が差したのだ
看護師であるからお金の自由はある、ローンも組めた
新しいスタートを切るのにいい時期だったのかもしれない

女ひとりで生きてゆく という
本音のところはよくわからないが仏壇に父親母親も連れてゆく
堅い決意に芯の強さ
励ましの言葉で見送った
ポタにとって、僕にとっても、もう二度と会わない人なのかもしれない
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