木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

プライマリーバランスの不均衡さ

2019-07-14 00:09:59 | 経済
さて選挙戦も後半に入ります
自分の投票する人は決まりましたか?
僕はまだですが選挙投票には行くつもりです
安倍さんの大間違い経済政策があると思うので自民党も公明党も一応外してあります

でも実際には今までの与党がそのまま次の与党になる可能性は高いです
それは今の野党がへっぽこだから
特に野党第一党の立憲民主党がそのへっぽこの一番手だからでしょう
そうすると結局10月から消費税が10%になります

今日はショッピングセンターの休憩所で1杯100円の珈琲を飲んだのですが
税別なので8円の消費税を払いました
これが10月から10円になる
いや正確には持って帰るからと言えば8円のままなのか
休憩所だからそこで飲むと決めつけられれば10円取られるのかもしれません
この複雑怪奇な増税は国民に大きな負担を負わせる割に政府の財政はあまり好転しないのではないでしょうか
いや、これからカードで払えば何%の戻りがあるとか小手先の景気テコ入れ策もあるようで単年度ではもっと赤字になりそうな勢いです
双方壱両損みたいな恐ろしい政策です


それもこれも政府の財政赤字を一日も早く解消しようとする愚策
プライマリーバランス健全化という名の国民の首締め政策のせい だと最近知るようになりました
政府の赤字の解消はしなくてもいいようです
先ずプライマリーバランスのことをお勉強しなくてはなりません
簡単に言うとこれは単年度の政府の収入と支出の割合を平均化すること
検索するとこう出ています

財政収支において、借入金を除く税収などの歳入と過去の借入に対する元利払いを除いた歳出の差のこと。そのバランスが均衡していれば、借金に頼らない行政サービスをしているということを表すが、赤字なら後々に借金が増えていることを示す。プライマリーバランスの赤字が続いている限り、それを埋めるために国債発行残高は増加せざるをえない状況が継続する。


普通の家庭なら
これはとても大事なことです
借金が増えれば、その家は立ち行かなくなります
でも国はその国の発行する通貨を使ってさえいればその国家内の破綻はあり得ません
通貨を発行できるからです
例えばEU諸国は自国通貨を発行してるわけではありませんから破綻はあり得ます
日本は自国通貨を発行してるのでその「円」での破綻はないのです
ではプライマリーバランスを整えることは果たして国民から見たらいいことなのでしょうか

国の(本当は政府の です)借金を減らすことはその財源は何処からかと言えば国民からに相違ないわけで国の財政の健全化という名前の政策は僕たち国民からできるだけ多くのお金をむしり取る政策なのです
相撲の取り組みのように白星と黒星は全くの同数で片方を白星にすると(財政立て直し)もう片方を黒星にする(国民の貧困化)ということを国民の多くは早く気付かなければなりません
だからこの30年日本は全く成長できてないってこと
前に出したグラフ
【主要国2017年ドル建てGDP対96年比(倍)】

これは20年です

さて次は三橋さんのブログ(https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12492647305.htmlから)


2001年を「1」として中国アメリカ日本がどれだけお金を発行してるかというグラフです
そして下は政府債務(国の借金)の推移
日本の腰抜けぶりが一目瞭然です
日本国政府は借金を恐れるあまり緊縮財政を重ね続け日本の成長の機会までを奪ってしまいました
そしてまた10月からその勢いを増そうとしているんです

これで消費税増税が正しいと言えるのでしょうか?

MMT(貨幣発行可能な政府は借金を気にせずに財政政策を進めることができる)という
アメリカから改めて提唱された政策があります
昔からあった理論ですが、新しい形で日本にやって来ています
頭のいい人が考えた政府の借金の縮小計画を僕らはずっと信じてここまで来ましたが
ここらでもう一度世界に目を向けて日本の将来のために考えてみようではありませんか

勿論無尽蔵にお金を発行すればいいということではありません
今の日本は以前に比べてお金の発行は頑張っているんです
それは以前発行した国債(これが政府債務)を買い取って借金を減らしているだけ
でもまだ金利は0%のまま 市中にお金を出してはいないんです
ということは貨幣発行余地が十分にあることです
このまま3%くらいになるまで発行しても問題はないと言われています
その手前あたりで発行量の調節をすれば円の暴落 つまり金利の暴騰 つまりハイパーインフレへの道を制御できるはず

令和新撰組?の山本太郎や国民民主党の玉木さんもこの辺りは理解してるようですが
実は自民党の議員の中にこれを提唱してる人が何人かいます
割合で言うと野党の方に期待が持てるのですが議員数では自民の方が多いのかもしれません

迷います



三橋TV第113回【公開収録で安倍政権の緊縮財政を振り返ってみた】







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