木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

幸せの尺度

2017-03-06 23:44:39 | こころ





年末に放送された武田邦彦先生の「現代のコペルニクス」
そこで使われた表です
国連が調査した各国の幸せ度
一番左は収入、それから男女合わせた平均寿命、一つ飛ばして10万人当たりの殺人率(安全度)
そして最後は貧富の差

日本はかなりのお金持ちで、寿命も長く、安全で貧富の差も少ない
いいことずくめなのだが、今日はいい日だったなぁ って感じる人は8%しかいない
これは世界最低なのだそうだ

いくら周りと比べていい国でも幸せかどうかを決めるのは自分自身
お金がなくてひもじい思いをしてても幸せと感じる可能性もある
というのは言い過ぎかもしれないが幸せの尺度は奥が深いものです


今は欲しいものはかなりの確率で手に入る
でも子どもの頃は今から考えれば信じられないくらい手に入ったものに喜びを感じてた
小さなおもちゃ、一枚のレコード、一本の万年筆、あの子の笑顔


でも、ナイジェリアで暮らしたいと思う日本人は少ないかもしれない
日本にいるからこその幸せに慣れてしまって次の幸せを求めているんだと思えないこともない
ただ、この環境に感謝してるとは言い難いってわけだ


仕事を終えて、コメント返しをしてる時に母親から電話があった
「あんたの夕飯作れそうもないけど・・・」
最近時々、自分が息子のご飯を30数年作ってないことを忘れてしまって
作ってやらなきゃいかんが作れそうもない と思うようだ
「大丈夫だよ、彼女がずっと作ってくれてるから心配せんでもいいよ」
今まで一回もと言っていいくらい作ったことないのに
「ユウスケのご飯は?」という
「ちゃんと嫁さんが作ってくれてるから心配ないよ」
「結婚したんか?」昨年結婚式に出たのに毎日のように言われる(笑)

「ほうかぁ あんたも嫁さんが作ってくれてるんか。ありがとな、ありがとな
嫁さんによろしく言ってってえな」
いつの間にか僕は結婚してるようだ
そのあとまた彼女への感謝の言葉が重なる

最近母親の感謝を聞いて余計に僕も思う
感謝する 感謝する・・・
それは幸せに向かうことだと

僕は離婚してからずっと感謝をしている
ここにいてくれるみんなにもだ

ありがとう  感謝しています


コメント (8)
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