木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

借金

2016-11-14 23:53:07 | お金
さっき録画しておいた所さんの番組を再生したらさだまさしの借金の話をしてた
35億だとか
人によって借金できる額の大きさは違うものです
僕んところはマンション建てたのでその20分の一くらい借りました
もっとも当時この地の持ち主は父親だったんで、僕ら親子の借金ですけど
しかもなんかやったわけでなく、ただ土地の価値が当時はそのくらいあったんで借りられただけです
バブルの最後頃のお話し
まだ返済中ですがあと片手くらいの年数が必要でそれまでは細々と木工所をやらねばなるまいの位置であります
何とかやり遂げたい


昔同業者の親父さんで年金開始の日を指折り数えて待ってた人がいて
それはそれは滑稽なほど待ち焦がれてて、ところが仕事はあんまりうまくいってなくて
奥さんが美容院をやっておられたから続けられたのかもしれなかった 
どちらかというと職人というより商人みたいな人でした
自分でもそれ相当な腕を持ってたはずなんだけど、仕事を受けてきては自分の知り合いの木工所で加工をさせる
その中の一つがうちでした
勿論支払いが滞ったことは一回もありません
でもなんかせせこましい仕事なんだよね
そこの仕事をメインにしていた職人さんはご高齢の先輩Hさんでした
Hさんを鼻で使ってたイメージがあります

やっとへたり込むようにその資格をゲットした親父さんはまるで自分一人で達成したかのようにHさんを捨てて年金生活に突入しました
仕事はまだ続いてるはずなのに、お客さんにはもう作り手がいなくなったとでも言ったのでしょうか
国民年金だけのHさんの嘆き節は今でも僕の心に残っています

あれを見てると男の引き際の大切さがわかります
ああはなりたくない
ここだけのある意味大変失礼な感想だけれど印象的な出来事でした



そうそう、その番組中あの林先生が2000万の借金をしたと言われた
それは株での借金
株で借金ということは信用取引に違いありません
あんな頭脳明晰な人でも失敗する株式投資
気をつけなくちゃね。








コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする