木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

長いことありがとう

2015-01-29 23:16:39 | 生活
平成6年3月に賃貸マンションを建てた
計画の時点から地元でのまぁ力のあるとされてきた「ミニミニ」という賃貸斡旋中心の不動産屋が部屋の設備とか賃貸料の見積もりとかその道のプロとしてアドバイスをしてくれて、依ってこの物件の専任専属の不動産屋として契約をして建築が始まった。
専任専属としたからには他の不動産屋が付け入るスキはない
この会社がこの物件の責任者として満室に力を貸すし、大家の方もそれ以外の不動産屋との契約はしないと約束をする

これを設計したのは、時々このブログに出てくる石やん
独身時代のバンド仲間
一級建築士として所属する会社は賃貸ではいろんなノウハウを持っていて、ミニミニと繋がっていた
引き渡しの時には満室にして渡します という約束をしていた。

その平成6年2月27日に娘が生まれた
受け渡しの直前だ
実はその時には一軒しか入るところが決まってなかった
3月に受け渡しなのに大丈夫かと思っていたが、結果大丈夫じゃなかった
僕たちが7階に父母が6階に越してきた時には5階に一軒しか入ってなかった
とんでもない事態だった
本当のことかどうかわからないが、一応真相として聞かせてもらったのは
新年までに一つの会社へ一括賃貸に出せるように話がまとまりかけていた らしい
誰でも知ってる会社の名前を聞かされたけれど、それはなんの意味も持たない
直前になってキャンセルになり、こういう結果になってしまったわけだ
実は2月から3月中に決まらないと移動時期を逃すことになるので大変になる
うちはそのチャンスを逃してどうにもならない船出をしてしまった

その5階には当時地元のテレビやラジオでCMをバンバン打ってるエステサロンの社長の娘が入ってた
次がなかなか決まらない 
ミニミニの社員に責任を感じた会社がセールスに報奨金を出す形で募集しても思うように埋まっていかなかった
それでもぼちぼちと少しずつは住んでくれる人が決まっていった

半分以上決まった後くらいに402号室に男性の住人が決まった
お隣の岐阜県出身で25歳くらいだったか 警察官の息子さんという
背が高くてハンサム 物腰は柔らかい
家賃のトラブル一切なし
12・3年住んだ後、「広い部屋に替わりたい」という申し出
6畳一間1Kの402からお隣の1LDKの403へ引っ越した
他の人はぜ~~んぶ入れ替わって入れ替わって何代目にかなるけどこの人だけはずっといた
当然40代の半ば近くになるかなぁ


         


引っ越しが決まった
こちらこそ長いこといてくれてありがとうです
ローンの返済に多大な協力をしてもらった
引っ越す時は家庭を持つとき と思ってたけど、残念ながら仕事の都合でした
またいつか顔を見せてほしいと思ったよ
お元気で




コメント (8)
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