平和であるために

理不尽な人質事件が起きた
勿論、納得できる人質事件などないのだが
それにしても日本国民から見たらその言葉以外の何物でもない
犯人は日本という国だけじゃなくて日本人に対して脅迫している

人質になった人には申し訳ないが、お金での解決はあり得ない
もしもそういう解決の仕方をしたら、世界中から非難を受けるに違いない
今はもうそのことがわかってる

1970年3月にいわゆる「よど号ハイジャック」事件の顛末を受け、
1977年9月に「ダッカ日航機ハイジャック事件」が起きた
犯人の要求は身代金600万ドルと日本赤軍メンバーの釈放だった
それを当時の福田首相が飲み、犯人の思惑通りに事が進んだ
つまりテロに屈したわけだ
その時に多分思いもかけず、世界から非難の嵐を受けたのだ
福田首相の決断は日本人としては間違ってなかったと当時、その瞬間の僕も感じてた
でも世界の常識は違ってた
こういう時は犯人の言い分を聞いちゃダメなんだ

その証拠にその年の11月に横田めぐみさんがさらわれ、翌年に田口八重子さんが被害者となる
そしてその後次々と失踪者が・・・

日本は人質がいたら金を出す
そこはそう思ったに違いない
僕たちの常識では考えられないようなことを考える人・国がある
一度甘い汁を吸うとかさにかかってくるはずだ

どんなに意見が違っても、日本人と日本人なら分かり合えることはある
勿論外国人とも分かり合えるところは多い
しかし、どうしても分かり合えない部分は必ずある
もし、今回人質になった人も身を守る術を持っていたなら、こういう結果にはならないだろうし
犯人もそういう企てをすることもなかったに違いない

意見の合わない国や子供のころから日本のことをあることないこと吹き込まれながら育った地域が
この周りには複数あることを思ったら、もっと真剣に防衛というものを考えるべきだと思う
今までは良かった
アメリカに力があったから
でももうアメリカの力は今までのように日本のためには使ってくれない
そういう時代だ
自分のことは自分で守る
平和であるために、戦争をしないために
憲法9条は形を変えるべきだ　と又思った。