木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

気持ち遺書

2014-07-25 23:54:50 | おやじギャグ
長いことブログ書いてるけど、題名から書いたことは滅多にない

最近ポタが弱音を吐くようになってから、朝飯の後に部屋を出て、階段下って母親の部屋を覗いてから仕事に行くようになった
昨日なんか「こんなに優しくしてくれて、もう思い残すことはないよ。ホントにありがと。」
なんて頭を下げて、涙流しながら言う。
母の母は僕ら孫の前でも泣きながら感謝する人だったんで、その血を引いているのかということに今更ながら気が付いたわけだ
こっちまで伝染するっちゅーに

いつも、栄養エナジーゼリーを一個持ってゆく。
「そんな高い物もらわんでいい。」と固辞したりする
冷蔵庫に貯まってるのかな?という気持ちから今日は手ぶらで行った。
まだ僕の冷蔵庫には7個くらい入ってる

「今夜、飯行けるならいこ。」 というと断られることが最近よくあるのだが 「行けるかも」 と言った。

また感謝の言葉に背中を押されて、ポタの部屋のドアを出た



階段を上ってる時に、やっぱ先に逝っちゃいかんよな
母親だけはきちんと見送ってやらなきゃ って

二か月に一回病院には通ってるけど、普通の生活してて、週一の運動もできるし
今は、自分ちに帰る前に帰るうちがある。
「ただいま」「お帰り」がそこにあって、今の自分が恵まれてるのに改めて気づく
実はそれは砂上の楼閣かもしれない
それはわかってるけど、それでも・・いい

勝手な物言いが許されるなら、僕こそ今は何も思い残すことはない
母親のことはもちろんだがそれを除いて、今自分が死ぬと周りで困ることがたくさんあるのはわかってるけど
気持ち的には幸せのまま逝けるんだなぁ と思った
階段、上りながら自分の足元見ながら、みんなありがとう  って思った


子供たちに残すものだとか、ややこしいことは全く無視して・・・ 晴れやかで


 気持ちいいっしょ! 
だからそういうタイトルにした。



コメント (6)
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