化粧を落とした君が、笑いながらやってきて、僕の膝を枕にした
さっきまでその反対だったから何も言わずに受け入れる
「ほらこんなにスベスベだよ」
君は僕の手をその頬に導く
節くれだった手はその頬に似合わない
だから右手は君の髪に戯れる
目を閉じて、今を忘れる君を見て
左手はその場所に滑り込んだ
二つの丘は冷たいから、掌の温度を伝えるだけ
君は何も言わずに微睡むだけ・・・
その狭間に指が触れる
「そこはダメ」
さっきまでその反対だったから何も言わずに受け入れる
「ほらこんなにスベスベだよ」
君は僕の手をその頬に導く
節くれだった手はその頬に似合わない
だから右手は君の髪に戯れる
目を閉じて、今を忘れる君を見て
左手はその場所に滑り込んだ
二つの丘は冷たいから、掌の温度を伝えるだけ
君は何も言わずに微睡むだけ・・・
その狭間に指が触れる
「そこはダメ」
大きな声で目が覚めたのは僕
祝日午後の白日夢