木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

年末の世迷言

2012-12-28 23:55:52 | 家族
クリスマスが終わって正月を迎えるその間ってのは忙しいというかどこか力が抜けるというか・・・
昔からずっと同じ一種独特の心が体の中心に鎮座してる
やっと一年が終わる
それなりに頑張ってきたからホッとする気持ちと新年も頑張らんとという気持ちが入り混じる
今年はそれにも増して来年の厳しさを肌で感じてる
さてこのまま生きてゆけるだろうか
出来ないはずはないという感覚とそれにしても苦労するんじゃないかという覚悟の一騎打ち
さてさてどうなることやら
それを楽しんでやろうと開き直るのも悪くない
どう転んでも生きてゆくことくらいは出来る、それが根底にあるのは間違いない
またここで愚痴を言ったり、涙を流したりするかもしれんがよろしくね(笑)

子供の頃、12月29日は仕事場の入り口にあるスペースに置いてあった石臼を引っ張り出してきて
家じゅうのみんなと職人さんたち何人かでワイワイ騒ぎながら餅つきをした
それがとても楽しみで、つきたての餅に餡子をまぶしたり黄粉につけたりしながらお腹いっぱいになるまでほおばってた
今はそんな賑やかさは心の奥底にあるだけ
まだあるだけ幸せだと思う
僕の子供たちはそんな楽しさは感じたことがないはず
いろんなものが省略されて、便利になって、でも肝心なものまで無くなっていっちゃったんじゃないかな?
そういう責任も感じる。
あったかかったなぁ・・・

コメント (4)
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