献身的な看護師さんのお仕事Ⅱ。

　親父が入院して、１か月がたちました。

　気胸の治療は高齢というもあり、残念ながら成果がみれない状況です。そんな中、入院生活も病室では、一番長くなっています。

　わたしは、毎日当初は５時間程、最近は３時間付き添えをしています。それだけ病室にいると、看護師さんの仕事の大変さを感じます。

　それは、患者さんが看護師さんに文句を言うことが多いのです。昨日、対面の患者さんが、病院の食事を食べないで自ら購入したものを先に食べようとしているらしく、それを制止する看護師さんに対して、すごくえらそうに「おまえはこまかいなー！」「それでも、先に病院から出された食事を取らないとダメです。」と優しい口調で促している会話が聞こえます。

　看護師さんは、患者さんから怒られても、その気持ちをまずは受け入れてから伝えることを基本にされているようです。それが当たり前かもしれませんが、看護師さんにも感情があるからな～と思ってしまいます。

　今度は、横のおじいちゃんも、怒り口調です（笑）その対応にも、優しく丁寧に対応されます。ついつい、その会話にわたしは笑ってしまいます。

　親父も、同じようなことを思っており、自分は常に「ありがとう。」と言うと話します。確かに看護師さんが来てくれて、お世話になった後はお礼を言っていることは知っています。

　大変な仕事ということは、入院している親父が一番わかっているようです。その気持ちは忘れないでと、親父に伝えたいです。