本日、午前9時から池田市にある小中一貫校の「ほそごう学園」の9年生の授業に行ってきました。
ほそごう学園は、毎年8月6日の広島への原爆投下の日に全校の平和登校日と位置付けています。
そんな中、ほそごう学園からゲストティーチャーとして、9年生が「平和を考える」をテーマに、約1時間の講演を依頼されました。
午前7時半に自宅を出て、8時過ぎに学校に到着し校長室へ案内されました。そして、8時30分から校内放送で、校長先生から8月6日午前8時15分広島に原子爆弾が投下されたことやこの日の登校の意味や平和についての基調なお話がありました。
校長先生のお話が終わり、午前9時に9年生2クラスの生徒と対面して、わたしは話をはじめました。
わたしは、親父の戦争体験を幼少のころから聞いた内容、「戦争は殺しあい、殺さないと殺される」このような状況下、人間が人間の意志を持つことが出来なくて心を壊していしまうこと等、親父が戦争で体験した生生しい話を生徒たちに伝えました。
戦争を体験した親父は、生前に「戦争は絶対に起こさせたらアカン」ということを口癖のようにわたしに伝えてくれていました。また、孫(わたしの子どもたち)にも同様の話をしていたようです。
わたしは1時間の話の中で、生徒たちに「戦争って何?」「平和って何?」「戦争はどうしたらなくなる?」等の質問を問い、それに生徒は悩みながらも誠実に答えてくれて、短時間でしたが生徒たちとともに「平和について」考える時間を共有できました。
このような取り組みは、本当に大切なことであると改めて感じました。高槻市においても、過去にこのような趣旨で夏休み期間中に登校日を設定していたことを思い出しました。
現在、世界情勢は非常に不安定で、戦争も起こっています。このような状況だからこそ、一人ひとりがどうすれば平和を追求できるのか、そして人権が大切にされ生活できるのかを考える機会を少しでも多くつくるのか、それが大切であると思います。
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