今日はお彼岸ということで、朝から吹田、午後から地元のお墓参りをしました。朝からじいちゃんを乗せて車を走らせて、車中でじいちゃんの話を聞き、またばあちゃんの介護のことで、じいちゃんをしかり、会話が途絶えることないので、アッという間にお墓に着きました。
帰宅して恒例の掃除を終えて、ばあちゃんと生活のことを話していました。ばあちゃんはわたしの口うるさく話すことに、嫌気をさしたのか投げやり的な言動が多くなっていました。そのあと、お昼ご飯を用意して、横についてばあちゃんの話を聞きながら、食べきるまでそばにいました。
結局、出したメニューをほとんど食べきったばあちゃん。本当は常に横についてあげると、食べきるのでしょう。しかし、日常的にはそのような状態は無理なので、どうしてもばあちゃんの力量に委ねなければなりません。月、水、木、金とデイサービスに行ってくれているばあちゃんですから、昼食はしっかり取れています。
しかし、平日の朝夕はわかりません。薬を飲むことも十分にできていないことが多いので、困っています。できるだけ、関わるように心がけていますが・・・
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19日の夜は就学前研修会に参加しました。今回の講演会は、神戸大学大学院准教授の北野幸子さんに「乳幼児の今と未来~幼児期の今を大切にするために~」という演題で話していただきました。
講演では、子どもの成長において、幼児期がとても大切な時期であり、自然・人・生活との関わりが大きな意味を持つこと、また、その時期の子どもの尊重や豊かな体験によって獲得されたものが、豊かな言葉のたくわえとなり、それこそが学びの基礎であることを提唱されていました。
今回の講演でも、多くのことを学ぶことができ、子育てや教育において、いかに実践するのかが問われていると思います。地域としても、このことをしっかりと考えながら、子どもたちの育ちへの支援をしていかなければならないと思いました。
そのような中で、偶然に研修会の翌日、病院で女の子の姉妹とお母さんが順番待ちをしてた親子の会話を耳にしました。
お母さんがお姉ちゃんに算数のプリントをさせていました。お姉ちゃんが問題につまずいていると、「何で、わからないの・・・」と言いながら教えだしました。お姉ちゃんは「だって、難しいんだもん」とお母さんに伝えました。
お母さんはさらに教え方に「何でわからないの」と言わないばかりに怒り口調になってきています。お姉ちゃんの顔は曇り反抗的な態度になってきています。
わたしはこのままでは、子どもが学ぶことの意欲が育たず、たんに親が押し付けているだけのように感じました。お姉ちゃんの意欲が育たないのではないかな、とわたしは心配になっていました。
北野先生が話されるように、否定的な子育てでなく、子どもたちが自ら物事を考えて取組んでいくように言葉かけをすることや多くの経験をさせることの大切さをその時も感じることができました。