さてさて,地獄の連戦劇も今週で一区切り。もっとも,正直,さすがに今カードはどうなるか分からない西武と,その後にはラスボス・ホークスが控えてますが(苦笑)
その先陣を切るのはオジー。いや,まあ,いいんですが,ちょっと正直投げてみないと分からない不安定さが見えるのは心配なところ。
改めてみると,やっぱり吉井さんのこだわりは,イマイチというか,相手の調子とか無視して,「こいつにはやってもらう」「こいつは最初から無理させない」というのが,どうもはっきりしてるような気がするんですよね。
先発ローテと,オジー,タネ,メルシーの成績を並べてみます。
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ついでに
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ローテをご覧いただければ分かるように,オジーは,年間通してほとんどが火曜または金曜のカード頭の先発。
一方,タネは,ほとんどが土日,メルシーは,水土の2日目が多いという感じです。
まあ,オジーをエースに指名,そして,エースならカード頭やろ!という発想なんでしょうが,正直,今年のオジーは,投球全成績を見ても明らかな通り,いいときはいいんですが,打ち込まれるとき,しかも,イニング早い回から打たれることが多く,正直,相手の出鼻をくじくどころか,くじかれることが多いんですよね。
それに対し,タネは,7月下旬の9点と6点を除いては,5月以降,ほぼパーフェクトに3点,何なら2点以下の素晴らしいピッチングを安定して続けています。何よりも,特筆すべきは,そのイニングイーターっぷり。139.1回は,チームトップどころか,有原くんに次ぐリーグ2位(まあ,オジーも,130.1イニングと,この点は素晴らしいんだけどね)。
メルシーも,とにかく今年は安定感が素晴らしく,4失点以上はわずかに4回,何なら0とか1が並ぶ素晴らしい成績というのは皆様も御存知の通り。心配されていたイニングについても,115.1イニングは立派な数字です。
何が言いたいかというと,吉井さん,シーズン開始当初から
エース・オジーはカード頭,タネ・メルシーは無理させない
と決めつけて,それを修正しないまま最後まで来てしまっているというのを強く感じるんですよね。
特に,タネのイニングイーターっぷりは,もう5月以降明らかだったにもかかわらず,カード頭はわずかに1回,わざわざゴエモン,ダイク,カラカー,美馬っち(本当に,ここまでのメンツは普通は日曜やろ・・・),西野くん(彼は,正直,想像を遥かに超える頑張りを続けてくれてますが),朗希といった,必ずしもイニング投げさせることが期待できないピッチャーに投げさせ,しかも,とりわけ移動日ゲームの金曜日は野手を休ませて緩めるということも多く,なんか決めたのはいいけど,それ,ほんとに戦略として正しい?という戦いぶりがやはり多いように思います。せっかくイニング投げてくれるタネを,日曜に投げさせても,もともとリリーフは月曜休みの予定だったわけで,とてもメリットを最大限に活かせているとは思えません。
どうも,吉井さん,本書くためにやってるというか,まあ,それは言い過ぎにしても,今までの球界とは違う!というのがちょいと先に立ちすぎているような気がするんだよなあ。やっぱりカード頭を取るかどうかは勝ち越し・負け越しにつながるんだから,一番いいピッチャーを,そして,リリーフを休ませられるピッチャー使うという,セオリーに従った采配があってもいいところ。正直,リリーフも,勝ちパ・Bチームがはっきりせず,イマイチメリハリがない,なんとなく回しながら使うという緩めありきな起用がずっと続いているわけだしね。
やや同情の目で見れば,前半戦は朗希をカード頭に持ってくることも多く,彼が独り立ち,イニングを食ってくれることを期待したのかもしれませんが,とにかく吉井さん,自分の言葉に縛られるというか,その一方で,肝心なところはしゃべらんというか,修正・調整能力あるいは個々の説明力(ホント,本ではあんなに雄弁なのに,試合後インタビューの塩対応もすごいしね(苦笑))に欠けるところがあり,来年度もおそらく監督やるつもりでしょうから,この辺は,なんとかきちんと自らを修正していってほしいところ。
やたらとオジーにだけは強く当たるところがありますが,彼も,そこまでは強くない,本当はもうちょい褒めて育てたほうが良いタイプだと思うので,しっかりケアしながら,うちのチームのまさしく大黒柱として,育て上げてほしいところです。
さてさて,いろいろと書きましたが,まあ,まずはオジーにはしっかりと投げてほしい。
とにかくこのところ打線が超・低空飛行,先発はすぐ点を取られるということも多いので,打線が早めに点を取り,先発はきっちりと中盤まで試合を作るという,それこそセオリーに従った野球を見せてほしいところですね。
頼むよ,選手たち!
それではおやすみなさい
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さあ,まずはカード頭をしっかり取ろう!と気持ちを新たにする同志もクリック願います
その先陣を切るのはオジー。いや,まあ,いいんですが,ちょっと正直投げてみないと分からない不安定さが見えるのは心配なところ。
改めてみると,やっぱり吉井さんのこだわりは,イマイチというか,相手の調子とか無視して,「こいつにはやってもらう」「こいつは最初から無理させない」というのが,どうもはっきりしてるような気がするんですよね。
先発ローテと,オジー,タネ,メルシーの成績を並べてみます。
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一方,タネは,ほとんどが土日,メルシーは,水土の2日目が多いという感じです。
まあ,オジーをエースに指名,そして,エースならカード頭やろ!という発想なんでしょうが,正直,今年のオジーは,投球全成績を見ても明らかな通り,いいときはいいんですが,打ち込まれるとき,しかも,イニング早い回から打たれることが多く,正直,相手の出鼻をくじくどころか,くじかれることが多いんですよね。
それに対し,タネは,7月下旬の9点と6点を除いては,5月以降,ほぼパーフェクトに3点,何なら2点以下の素晴らしいピッチングを安定して続けています。何よりも,特筆すべきは,そのイニングイーターっぷり。139.1回は,チームトップどころか,有原くんに次ぐリーグ2位(まあ,オジーも,130.1イニングと,この点は素晴らしいんだけどね)。
メルシーも,とにかく今年は安定感が素晴らしく,4失点以上はわずかに4回,何なら0とか1が並ぶ素晴らしい成績というのは皆様も御存知の通り。心配されていたイニングについても,115.1イニングは立派な数字です。
何が言いたいかというと,吉井さん,シーズン開始当初から
エース・オジーはカード頭,タネ・メルシーは無理させない
と決めつけて,それを修正しないまま最後まで来てしまっているというのを強く感じるんですよね。
特に,タネのイニングイーターっぷりは,もう5月以降明らかだったにもかかわらず,カード頭はわずかに1回,わざわざゴエモン,ダイク,カラカー,美馬っち(本当に,ここまでのメンツは普通は日曜やろ・・・),西野くん(彼は,正直,想像を遥かに超える頑張りを続けてくれてますが),朗希といった,必ずしもイニング投げさせることが期待できないピッチャーに投げさせ,しかも,とりわけ移動日ゲームの金曜日は野手を休ませて緩めるということも多く,なんか決めたのはいいけど,それ,ほんとに戦略として正しい?という戦いぶりがやはり多いように思います。せっかくイニング投げてくれるタネを,日曜に投げさせても,もともとリリーフは月曜休みの予定だったわけで,とてもメリットを最大限に活かせているとは思えません。
どうも,吉井さん,本書くためにやってるというか,まあ,それは言い過ぎにしても,今までの球界とは違う!というのがちょいと先に立ちすぎているような気がするんだよなあ。やっぱりカード頭を取るかどうかは勝ち越し・負け越しにつながるんだから,一番いいピッチャーを,そして,リリーフを休ませられるピッチャー使うという,セオリーに従った采配があってもいいところ。正直,リリーフも,勝ちパ・Bチームがはっきりせず,イマイチメリハリがない,なんとなく回しながら使うという緩めありきな起用がずっと続いているわけだしね。
やや同情の目で見れば,前半戦は朗希をカード頭に持ってくることも多く,彼が独り立ち,イニングを食ってくれることを期待したのかもしれませんが,とにかく吉井さん,自分の言葉に縛られるというか,その一方で,肝心なところはしゃべらんというか,修正・調整能力あるいは個々の説明力(ホント,本ではあんなに雄弁なのに,試合後インタビューの塩対応もすごいしね(苦笑))に欠けるところがあり,来年度もおそらく監督やるつもりでしょうから,この辺は,なんとかきちんと自らを修正していってほしいところ。
やたらとオジーにだけは強く当たるところがありますが,彼も,そこまでは強くない,本当はもうちょい褒めて育てたほうが良いタイプだと思うので,しっかりケアしながら,うちのチームのまさしく大黒柱として,育て上げてほしいところです。
さてさて,いろいろと書きましたが,まあ,まずはオジーにはしっかりと投げてほしい。
とにかくこのところ打線が超・低空飛行,先発はすぐ点を取られるということも多いので,打線が早めに点を取り,先発はきっちりと中盤まで試合を作るという,それこそセオリーに従った野球を見せてほしいところですね。
頼むよ,選手たち!
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