おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

宴のあと

2007-10-19 00:11:41 | 千葉ロッテ
がこんなにさわやかな気持ちになるとは正直予想しませんでした。ま,成瀬で負けたら仕方ないというのもそうですが,やはり,この5戦目につないでくれた,2日前の選手たち,そして監督の気持ちが本当に嬉しかったんですよね。

 間違いなくあの試合が第2ステージのベストゲームでした。

 成瀬は最後の最後で涙が出ましたが,若い彼のことを思えば,この方が良かったのかもしれません。若くして全てを手に入れてしまえば,後は落ちるという恐怖か驕りしか残りません。

 きっとこれを糧に長年パ・リーグに輝く星となってくれることと思います。とにかく1番にはならなくてもいいから,そして球は速くなくてもいいから,長くロッテのローテーションとして頑張ってほしいと思います。

 今日のヒーローはなんと言っても,9回表の大松に尽きるでしょう。球場,そしておそらくは全国のロッテファン以外の人間が感動的な胴上げを待っている打席で,臆することなく,また力みかえることなく,淡々と目の前の打席に集中し,そして最後はタイムリーを放った大松の姿は,我々ファンに大きな勇気と感動を与えてくれました。福浦という偉大な師匠を見つけ,その全てを吸収しようとした姿勢が,地味ながらも花開いた瞬間だったと思います。

 持ち前の長打力に加え,あの粘りがつけば鬼に金棒です。福浦選手にも疲れが見られる今,本来の後継者としてロッテの3番を引き継いで欲しいと思います。

 あと,清水投手の,本当に地味ながら最後の粘投,そしてライトのファンの声援を受けて泣き崩れた成瀬を明るく慰めるその姿には,やはりエースとしての姿を感じました。図らずも,トレード話が出て,私を含め,皆さん,今さらながら清水投手の大事さに気づいたようですので,来年はその気持ちを受けて,エースの名に恥じないピッチングを見せて欲しいと思います。

 最後の両チームの抱擁を含め,パ・リーグ新時代が始まりました。今日は日本ハムファンの方もおめでとうございます。来年以降も,熱く,そして楽しい野球を見せて欲しいと思います。

 それでは皆さんお疲れ様でした!

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明日から,何を楽しみに生きるかな・・・。


 
コメント
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