意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

二期のアニメのまとめ的な何か

2010-07-31 15:21:30 | アニメ感想(2010 二期)

自分用メモも兼ねて、二期の総括的なことをいろいろ






>「三國志」アニメの同時波状攻撃



もう「三國志」ってほとんど共有財産化してるのでしょうねえ
「劉備」だの「曹操」だの「諸葛亮」だのが登場しても
「ああ、あれね」で済んでしまうという。
ただ、素材が同じでも料理人によって違う料理ができるわけで
「恋姫」だったらスタンダートな萌えロードストーリーだし
「一騎当千」だったら一昔前の美少女格闘モノ
「SDガンダム」だったら「ガンダム」っていうあるいは最も新しい
「サーガ」と最古に近い「三國志」っていう「サーガ」の子たる異端児
そして「最強武将」は当邦によってここまで平俗化してしまった
「三國志」に対する「本家」の新鮮な解答といったところでしょうか

まあ、総じて言えることは「設定」は流用できても
結局やっていることは「アニメーション」っていうごくごく
平凡な理由に落ち着くわけでその中で「原作つき」とどう
良い関係を取り結んでいるかがミソなわけだ
「恋姫」だったら「原作」を話しに上手に組み込む「機知」だろうし
「SDガンダム」だったら「活劇」ってことなんだろう
「一騎当千」は設定の無茶加減を吹っ飛ばすほどのケンカをしていないし
「最強武将」には本質的に「暴力」が描けていない気がする
「原作の処理」におもねるようなら負けだし、かといって独自解釈で
下手を打てばほうぼうから非難囂々。これは別にこれらの作品だけが
かかえている問題なのではなくて「原作つき」にまみれている
現状のアニメがいっしょくたに孕んでいる要素ということ
それの最も分かり易いカタチだったということなのかもしれない







>みんなの力をオラに分けてくれーっ!




今期のアニメでオチが上手く着地できたのは
「おおぶり」とか「四畳半神話体系」とかあたりですかねえ
「恋姫」や「デュラララ!」(特に11話目)あたりもよろし
これらの作品に共通しているのは「みんなで戦う」ってこと
(四畳半神話はちょっと特殊な事態だけど)
逆になんか黒幕的な人がでばるとオチはしょんぼり
「いちばんうしろの大魔王」とか「ナイトレイド」とか

「みんなの力」ってのが成立するのは「みんな」に
惜しみない愛情(と憎悪)を注いでいた作品だけであって
つまりはひとつひとつの地味な努力が大事っていう極めて
つまらない結論になってしまうわけで
まあ「迷い猫」とか「荒川」のように刹那的な笑いに運命を託して
みるのも好きなのだけど







印象に残った各話



おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第12話「9回」


>三橋「ワンナウトー!!」のあたり


試合の状況はごっつ劣勢、そして「あの」三橋クンが、です。
「ピンチ」の状況で人は一番輝くわけです。
最近のおはなしにはそれが足りないかもしれない





デュラララ!! 第11話「疾風怒濤」


>池袋中のケータイが鳴り出すあたり



「無色の力」ってのが最高潮に達した瞬間かと
「集団」ってのはどうにもアニメーションで扱うのが
難しい要素なのだけど、これは稀に見る成功例として
記憶されよう、まあ「いろんなひとたち」を的確に描いている
作品でしかできない芸当だけど






閃光のナイトレイド 第4話 カメラと包子(パオズ)と野良猫と














WORKING!! 第7話 久しぶりの音尾と、新しいバイト=山田(!?)


>山田が八千代に佐藤クンが好きなことをバラすあたり



あーあやっちゃったやっちゃったよオイィィって感じですねw
アニメだとなんかどー考えても好意があるの気がつかないみたいな鈍感な
やつばかりなご時世だからこの暴露は面白かった
そのあとの佐藤クンのしょーもない言い訳を八千代が
すがるように受け入れていた所までニヤニヤしてた







迷い猫オーバーラン! 第4話「迷い猫、脱いだ」














Angel Beats! 第5話 Favorite Flavor














声優さん



神谷浩史さん
(音無・相馬・リク・折原臨也など)


ツッコミ役や汚れ役っぽいこともよくやっているけど
どこか浮世離れしたような清らかさがある
相馬とか臨也とかのように言葉で人を煙に巻けるのは
その声に下卑たところがないからかも



一点豪華主義はチョーさん(荒川の高井)ですかねえ。ちなみにこの人
「たんけん、はっけん、ぼくのまち」のあの「チョー」さんだって
ごくごく最近知りました







花澤香菜さん
(橘奏・宮野まゆ・花園さくら・園原杏里)


香菜たんマジ天使
この人の声を聞いているといつも「何か足りない」とおもってしまう
下手ってのとは別の意味で、何かこう補ってやりたくなるような
男どもにはウケがいいんでしょうなあ、同性には―どうカナ





次点は喜多村英梨さん
(ユイ・轟八千代・折原舞流)とかどうでしょう
なんか「ボクっ娘」ばっか選んでいるような気もするが







OP・ED










ダンダンってリズムは心音ですね。
音楽だとスッキリ伝わるものもアニメとか他媒介だとブレがでる
それを邪魔者と考えるかあるいはそれはそれでと考えるか











こういう奇天烈ワールドをOPで表現させたら凄いねえ
リクがトランクスになっているところとか
ニノさんの足が傷だらけ(の人生)であるとことかもにくい














情報が名前とキャラの一枚絵でババーンとだして切り替わる
って手法は何となく男らしい感じを個人的に受けます
後はまかせたぜーってかんじで












恋する乙女はこくしむそー!








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赤ずきんちゃんご用心(アニメ感想)

2010-07-31 12:30:25 | アニメ感想(2010 三期)



ストライクウィッチーズ2 第4話
「かたい、はやい、ものすご~い」 △+








何て格好をしているんだ!






何をいまさらww笑わせないでくださいまし





新技術ときまじめさんとおっぱいリベラリアンの一幕
普段真面目なカールスラント軍人を
「天使に押されているようだ!」ってはしゃがせてやるのが
美味しすぎるね、いろいろ

新技術の発達はいろいろとあれやこれやと手を尽くして初めて
成るもので、そのあたりは人間を育てるのといっしょ
軍事技術のような先端技術なんかなら尚のこと
実際のジェットエンジンなんかも多分人命にかかわる犠牲とか
出ているだろうし、そういう見地からだとおっぱいが揺れるのを
脇目に楽しく見られる当話は夢のあるおはなしなんだろう
ああ、基本的に夢のあるおはなしだったんだっけ、アニメって









屍鬼 第4話 「第死話」 △




まさおくんマダー?









アマガミSS 第5話 「棚町薫編 第一章 アクユウ」 △







元気なサトリナ声聞けてメシウマ



今度は「高嶺の花」てんじゃなくて「足下の花」ってやつね
コスプレショーでお茶を濁してたけどもうちょっと気の利いた
イベントを振ってもいいんじゃないのだろうか










黒執事II 第5話 「狼煙執事」 △





久方に見たけどソーマはいいね、お芝居できない性格って
最高の芝居になることがある


こうやって見るとこの「黒執事」ってシエルが捨ててしまったはずの
ものを補うようにキャラクターが配備されているような感じ
まああるいは読者に「好感」を持ってもらう為に愛嬌のある連中を
周りに据えているってのかもしれないけど
そうやって考えると2期になって登場したアイロスきゅんも
シエルが多分「1期」で放ってしまった何かを取り戻す為に
生み出されたモノなんかもしれない
まあ、キャラクターのアクがけっこう強めだからただの消耗品って
ことはなさげだけど
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ア゛ルベドカンゾル(アニメ感想)

2010-07-27 18:10:08 | アニメ感想(2010 三期)



戦国BASARA 弐 第3話 「慶次対利家!手取川に咽ぶゆずれぬ想い!」 △+






あん、利家兄ちゃんや秀吉がやっきになって進めている
「ニッポン強化計画」ってのは何をもって正当化できるんか
多分、「海外(南蛮とか)の脅威」ってやつかねえ
全然話しの上にあがってこないし、仮に「世界大戦編」とか
やっても面白くもなさそうけど


慶司は生まれたままにほぼ最強だから利家兄ちゃんみたいに
弱者や愚者を統率する立場の人間とは相容れないところが
どうしてもある、今回の戦場でのケンカはそのあたりが原因
にしても歴史IFものとして上杉VS前田あたりをやってくれるのは
そういうのが好きな人にはちょっとうれしい
戦は関西・関西だけでやってたわけでは勿論ないんですよー
伊達とか東北でもドンパチやってたし、九州四国も無論のこと
そうやってにわかな人が少し国の歴史に踏み込む機会を
与えてくれているのかもね










生徒会役員共 第4話 「だから見えないところで着崩している
/おめでたー/だから私はここまででいい」 △+






これ、うぶな中高(小?)学生とそれ以上の立場の人間だと
ずいぶん違う触感なんじゃないかねえ
おっさんになった私ゃ今更「淫語」をただ垂れ流されても
なかなかティンとならないねえ
スズみたいに「ちっちゃくないよ」を利用するとか
アリアみたいに一肌脱いだりするとか
あるいは亀甲縛りをしたクマをぶら下げるようなハードなプレイに
興じてみるとか。そういう惰性を超えたくふうが欲しいのよね
あ、「はいてない」ってのは「見せてない」ってのを悪用した
ずるいやり方だね










世紀末オカルト学院 第4話「文明の崩壊」 △+





なんかパワースポットだから世界中のオカルト現象が起きる
とかアホすぎる設定なんかね、モスマンとか地球の裏側の連中を
出してきたり、まあ今更「天狗」だけで話しを引っ張るのは
相当努力が要るのはわかるけど


ときに、「オカルトらしさ」って何かっていうと個人的には
あの「粘液どろどろ」ってところだと個人的には思っているのよね
まあ、血でも唾液でもなんか苦いやつでもなんでもいいのだけど
現代のアニメだととりわけ「粘り」ってやつが少ないから
HODですら過剰であるとは言えず、カンパネラでは一滴たりとも
出てこない、それが悪いわけではないのだけど
今回のお話しはひさびさにスウェットでそんなところも
現代のアニメとは一線を引いている感じがする
あるいは「時代性」ってのはこういうあたりに保証が成されるの
かもしれないねえ。
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「けいおん部」はありません(アニメ感想)

2010-07-21 03:59:22 | アニメ感想(2010 三期)
けいおん!! 第16話「先輩!」 △+





愛フォルテシモ





「カムバック私!」とか言っているあたりですでに愛でたいねえ
そーいやあずにゃんが入部したてのころって中の人的にも声に
距離感があったような感じが今からすると思える
それがちょうど「新入り」って距離感とマッチしてた
今じゃすっかり「しっかりものの粗忽者」ってイメージが定着
しちゃったけど、これからどんな新しいイメージを獲得していくのかねえ



あずにゃんの視点からけいおん部メンバのキャラクターの掘り下げ
ムギと律っちゃんにも出番をださないとねえ、澪は特にイベントが
なければボケ役はあずにゃんになるし、唯はまあ、唯だしw
それもこれも発端は2年生ズからの指摘があったからこそ
気がついたわけで、一人ではなかなか気がつかなかったはず
2期に入って的確にそのあたりをいじりまわしてきた恩恵かも
けいおん!が何かおもしろ青春日常生活ものっていう文脈なら
それをたくさん発見できる視点の多さを持つ彼女こそ
けいおん!の「神」なんかもしれない










ストライクウィッチーズ2 第3話 「一緒にできること」 △+





ホウキにすりすりすんなw





「ほうきに跨るとおまたって擦れるん?」っていうギモンを
やったっちゅうことなんでしょうなあ
表現媒介だといろいろと制約とか話しの都合ではしょられる
物理学的ギモンも誰かがどっかで取り上げて新しい話しの種が
生まれる、健康的な文化のあり方でんな
と、ここで新たなギモンがまたひとつ「遮光ジャマー」って
ここ数年で随分見るようになったけど誰がいつどんな経緯で
大々的にはじめたんでしょうな。










アマガミSS 第4話「レンアイ」 △




押し入れ神話大系





ニコニコ動画なんかで好みの種類の動画に
「特定のキャラクター・シュチュエーションに焦点をあてた動画」
ってのがあって、ただもう一度その作品を視聴するより
よっぽど面白いのだけど、まあ要はゲーム版をやった人には
当アマガミSSはまさしく「それ」ってことなんでは
ただ初見の人がいきなりそっちから入るのは旨味が少ないか
でもまあ繰り返して見てるといろいろ面白い所が見えてくるかもしれず
次のセカイの話しを見ないとそれは分からなさそう











学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 第3話
「Democracy under the DEAD」 △+







弱肉強食、それがこの世の理―





あれすね(どれだ)、「死にそうなキャラは死ぬ」って
のが前面に押し出されている状況、彼らは思考せず、愚痴り
怨嗟の声をあげ、妄信的に従い、そしてヘマをやらかして
切り捨てられる。逆に物語の「加護」を受けた連中は
圧倒的に「ミス」が少なくなる、「行動」に躊躇が
なくなってかえってマシンみたいな動きをするという
そういう経済的な動きは現代のアニメーションとかが専らに
しているところではある。「倫理」っていう弱者の戯れ言を
とっぱらった先にはなんにもないのだろうけど
盗んだバイクで走り出すことに目的なんてあるワケがない



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今日は一日アニメ三昧の日(いつもだろ)

2010-07-20 22:18:10 | アニメ感想(2010 三期)





祝福のカンパネラ 第3話「絆の杖」 △+





こういうみんなニコニコな世界じゃどうやって場を丁寧に「荒らす」かに
かかっているなあ、WORKING!の山田が担っていた役目
今回は自律機能がついた杖のモンテさんがその役目
あとはミネットちゃんか、「子供」が王様の耳はロバだっていっている




あとはまあ、こういうキラキラしてる世界観で男主人公が
劣情をもよおすってやったのは悪くないと思います。てか無理もない
相手も誘っているのだからなあ、モンテがギモンに思うのもしかり。










戦国BASARA弐 第2話 「失われた右目 斬り裂かれた竜の背中!」 △+





小十郎に対する半兵衛の評価はほぼ正鵠を射てるかと
伊達家っちゅうかBASARA世界の数少ない知性派なんで
同じ知性派の半兵衛が狙うのは正しい
こんなところで「歴史IF」を真面目にやるのはちょっと面白いね
慶司と元親のからみなんかも面白そう



秀吉が前話より小さく見えるのはほら、あれです「大豪院邪気の法則」ってやつ
闘気がうんたらかんたらで大きく見えるのだーっ









生徒会役員共 第3話 「我ながら見事な包み具合だ/
会長!もっと裾を広げちゃってください!/もう満腹なのか!?」 △+





「修学旅行」ってイベントを利用して新キャラの黒子じゃなくて
パパラッチを発掘したり、男女の仲が懇ろになったり皆さん元気ですね



タカトシ君が妹の頼みをほいほい引き受けたり
黒子がじゃなくてランコがどう考えてもツッコミ待ちで一生懸命
注目を惹こうとしているとことか、おかしい
にしても修学旅行に行った組はボケ3人組でバランスが悪いw
ダチョウ倶楽部みたいだ、いやこの場合はシカ倶楽部









あそびにいくヨ! 第2話 「あそびきにました」 △+





なーんか「迷い猫」をおもいだすのだけど
あっちは内容のチープさをあの手この手で凌ぐところに
腕の見せ所があったのだけど
こちらはトンデモ設定を真面目に説得力のあるアニメーションに
することによって妙な味わいを持たせてる
「焼き肉」とか「種としての衰退」ってあたりもセンス・オブ・ワンダー
ただの萌えアニメってんでなくそれにSFの要素を加味して
ロケ地は沖縄スパイスは謎のおじさんといったところ
これをあと10話も維持するのは大変だろうけどね









オオカミさんと七人の仲間たち 第3話
「おおかみさんうさぎとかめの醜い争いに巻き込まれる」 △





新旧ロリ対決w





元ふとましい女の娘とか罵りあいとか出してくるのがちょっと
おはなし的に面白いかも、そういうとこまで含んで好きだってやつ
こういうボーっとしているとやりづらそうなお話しを
「おとぎばなし」ってモチーフを利用して引き出すのなら功徳がある



うさぎさんとカメさんから票を奪う努力は認めるけど惜しむらくは
別個の人気がある方々の集票活動を描けていないところ
それにより説得力が減じている。
まあ、ほっといても人気が集まるぐらいの設定なんかもしれないけど
こっちは知らんから







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48人である必要はない(アニメ感想)

2010-07-17 11:59:57 | アニメ感想(2010 三期)


ストライクウィッチーズ2 第2話「伝説の魔女達」 ○





魔法少女の年齢制限




「切られ役」の伊艦隊ですら「勿体ない」って思うレベルですねえ
彼らが身を切って証明したことは、とにかく「動き回っていなければ
駄目」なこと、今回はネウロイさんも弱点が固定ではありません

それとそのコアへの攻撃が「爆発」っていう大ざっぱな攻撃ではなくて
より強大な「光線」であったり、あるいは「斬撃」でなければならないこと
という現代チャンバラの先端をすとぱんは明らかにしてみせているわけで
それを成し遂げる501の魔女達は「最強」に近いのかもしれないねえ



飛行装置抜きの「落下攻撃」とか(しかも白スクで)
「全員攻撃」とか演出のハードルの上げ方が尋常じゃない
この後に箸休めもあるだろうけど、僕たちが大好きなこの娘たちは
この後いったい何をやってくれるんでしょうか。










屍鬼 第2話 「第腐堕話」 △





「土葬」であったり「解剖」にもの凄く強く抵抗しているのを
見るにつけ、「日本」と思われる国という設定でもその時代設定は
現代ではないのかもと感じられる、「ケータイ」も見ないし


「異変」に気付くのはいつも「科学者」(≒医者)と「宗教者」と
「自意識過剰な若者」なわけで、その逆はいつも「善良な大衆」って
相場は決まっている。
昔はそういう「大衆」に対する「悪意」ってのはテレビや映画で
チラホラとお目にかかったものだけど、最近はすっかりなりをひそめて
みんなで馬鹿になることが美徳であるような放送を垂れ流してばかり
別に「アニメ」が人間啓蒙を担うような大層な表現媒介だって
言うつもりはないけど、そういう役目を担う立ち位置になっているのかって
今期の残酷描写の多さに思うところはあり









伝説の勇者の伝説 第3話 「複写眼(アルファ・スティグマ)」 △





「見る」と「観る」は違うんだぜ




脳幹がキンキンに痛くなるぐらいの「厨房設定」は本来
「笑い」をとるために用いるのが王道、これは一周して
「そのまま」やっている、なんと怖ろしい
いや、そんなことを成す「勇気」があるのが勇者ってことなんか
「ノミの勇気」じゃなきゃいいけど









アマガミSS 第3話 「森島はるか編 第三章 ヤキモチ」 △





恋はあせらず





先輩とのソフト変態プレイもさることながら
なにげにレアなのは兄妹そろって仲良くこたつに入っている姿だったり
みゃーはこのアニメの唯一の良心だと思います










黒執事II 第3話 「女郎執事(めろしつじ)」 △





写真の材料ぐらいでパイドロキネシスが発生するんなら
今頃ロンドンは焼け野原だよw
ま、どうせ「魔術がうんちゃら」とか言い出すんだろう


あとはまーオカマ死神が出てきたらオカルトな雰囲気なんて
雲散霧消しちまうわなあ、そーいえばこいつが出てきた辺りから
つまんない話しになっていったような気がする前期









学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
第2話「Escape from the DEAD」 △+





どんな状況でものほほんとしている人は絶対にいる
自分がのど笛噛み千切られるまでは、ね
ただ、そういうマイペースな判断が意外と厳しい状況のスキマを
すり抜けることがあり。


さっきまで元同校生のドタマをドリルで抉ってたすぐ後に
「メガネっ娘萌え」とかぜったい馬鹿だろw
でも、死ぬ思いで逃走した後に拝見できる1枚絵は
格別なんだろうなァww



どうでもいいけど「ひらのこうた」ってええんか



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アニメなう(全然なうじゃないアニメ感想)

2010-07-14 13:36:30 | アニメ感想(2010 三期)

あそびにいくヨ! 第1話「ちきうにおちてきたねこ」 △+





かりゆしアニメ




「海」ってのと「暑い」ってのがキーワードかと
それも本土のじめっとした暑さではなくてカラっとした暑さ
舞台を沖縄?にしたわけなのだから「そらのおとしもの」的アニメから
どんぐらい俗っぽい媚びを取り除いてサッパリした展開に
もっていくかが肝要かと
おっこちてきた猫耳宇宙人はかなりウェットなんでまわりの
ドライな美少女達の動きが重要になるかと思われる
美少女ハーレムアニメも「地方性」がキーワードに
北へ~いこうらんらら~ん








オオカミさんと七人の仲間たち 第2話
「うそつきおおかみさんと亮士くん」 △




ナレーションの黒子、じゃなくて新井さんの存在感が
過剰なんでハナっからそういう手法なんでしょうかね
「化物語」の神谷さんのように
「おとぎばなし」なワケなのだからあり方としては
そのままに正しい、あたりもさわりもないお話しでも
まあよろしい(勿論意義深いハナシができるならなお結構)
「ご愁傷様二ノ宮君」の沢城みゆきさんなんかもそういう状態だった
逆に言えば今いちばん存在感がある声優さんであることの
証明なんかもね








世紀末オカルト学院 第2話 「文明の到来」 △+











ひとことの台詞も無しに笑わせるかw





メインのオカルトコンビのキャラデザは必ずしも現行の萌え
フォーマットにのっとったものではないかも
それゆえに言行で魅せなければならない宿命なわけで
そのあたりもちょっと流行から身を避けているようにも
そしてその分動く動く、殴る蹴る避ける叫ぶ転がる
危なっかしい子供ほどかわいいなあ
逆にスプーン曲げでピクリとも動かないのが演出ってものだね


「未来が見えるカメラ」とか「血文字の鏡」とか
「超常に体を持ち上げられる」とかその素材は手垢がついているのに
その素材に依存することなく物語の勢いの中で処理しているのが
適切かと、ひさびさにココロオドルおはなし









けいおん!! 第15話 「マラソン大会!」 △+





マラソン大会なのに驚くほど競争感がないのが流石といったところ
かといってオチまで弛ませることなく最後は澪が華麗に回転
前話といいパッと切れるところを最近は見せてくれるのであった
「怖がりキャラ」とかよりはよっぽどいいね
3年になって一番動かしてるのはムギだけど素の魅力が出てきたのは
彼女かも



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リアルの熱海も感じてほしい(アニメ感想)

2010-07-12 19:53:13 | アニメ感想(2010 三期)





刀語 第7話 悪刀・鐚(ビタ) △+





よくも、わたしを―




七実姉ちゃんってのはあるいはとがめと出会わなかった
七花のもうひとつの姿ってことなのかもねえ
ただし、「刀」としての鋭さが異常に突出したというオマケ付きで
その姉弟が六つの月を経て七話目で対峙したわけやね



今回の演出はアニメーションとしての定式のカタチから
ちょっとずらしてデフォルメ化して紙芝居に近い形式
あるいは原作により一層近いカタチかも
「格闘もの」としての厚みは薄れるけども異質な化け物を
相手にしている時ってのはこういう方法論もありかもしれない


使い手がいないぐらい鋭い「刀自身」が真剣勝負を望んだ時点で
敗北は決定的だったわけで、けっきょく現代の定番概念
「丈夫なオトコノコ」っていうこれはこれで異質な才能に砕かれる、と
この「幻想」は相当強力で、こいつとどう対峙するかが
現代英雄譚を物語るものの試金石であるといえよう









祝福のカンパネラ 第2話「竜の世界」 △




2話目から水着が出てきてももうおどろかないぉ
ぱんつとかちくびとかそんなんばっかりだもの



突然ゾンビが大量発生した話しがあるかとおもえば
こーんな懇切丁寧にチュートリアルをやってくれる話しも
あるわけで、まあ楽しいっちゃ楽しいです

「戦闘」より「対話・融和」を最初に選んでいるわけで
それはそれで結構なわけなのだけど
セロトニンを重視したお話しほど作り手側は地獄をみることに
なるのだけどその覚悟はあるのかしら









戦国BASARA 弐 
乱世再び! 裂界武帝・豊臣秀吉降臨! △+





新聞のラテ覧を見た瞬間分かるIQの低さがいっそ
清々しいねえw「烈界武帝」だってよ?しかも降臨!!



政宗と幸村の当話のあり方ってのはン十年も前にあった
不良番長と熱血生徒みたいなあり方なんでしょうなあ
戯画化するのすら飽きられて遂に戦国の世を舞台に。
まあ、その「戦国」って設定もほとんどただの「遊び場」化
しているから座りはいいのだろうけどねえ。



「戦」(≒ケンカ)が劇の華だからけっこう頑張っているかと
超人バトルものだから雑兵の戦いは世界観の重みを保証する
添え物ではあるのだけど、同じ「戦」が華の「三國志」ものの
いずれの作品をもその質で凌駕しているのではなかろうか
こういうところを手を抜かずにやるとケンカも楽しくなる








生徒会役員共 第2話 「時に君はSかMか?/
ならば君のその力を試させてもらおう/
きらきらと輝くこいつはお主のなんだ?」 △+





>いっしょにつくりたいんです!



常々思っているのだけど「子づくり」と「性行為」って
どうもピッタリ=で結びつかないというか
目的が全然違うからなのかなあ


5人で争いがおきるなら6人に増やせばいいってのは
ピリッとくるね、伊達や酔狂で生徒会長はやっていないってことか




>お弁当



金持ちの弁当の残り物ネタは捻りがないかと
貧乏そうな食材が実は高級食材とかぐらいやらんと



>電子辞書


「略歴」を消すことまで頭が回らないあたりが女の娘っぽくて
ちょっとかわいいですね



>自分の出生の秘密



私は絶対に知りたくないw
天上天下唯我独生でいいです
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時機をみて首をはねるつもりです(アニメ感想)

2010-07-10 11:34:02 | アニメ感想(2010 三期)


ストライクウィッチーズ2 第1話 「再び空へ」 △+





あーまたぱんつぱんつって書かなきゃならんねえ
いや、すげえ楽しいけどw



慣れってのはおそろしいもので「すとぱん」なら
こんぐらいやってくれるだろ、ってのがあって
前期ものっけからこのぐらいバリバリ(演出とぱんつが)だった
ものだから流石にその時のインパクトはないかなあ
ただ、贅沢な意味で演出に衰えはないからそういうところを
ニコニコしながら見ていた



シャロ×ルッキを見れば瞭然なんだけど
ストパンはコンビの絆がガッチリなんで会話とかの楽しさも
2人で本領を発揮する、あー早くサーニャ×エイラとか見たいなあ







屍鬼 第1話 「第遺血話」 △+





かういう「陸の孤島」ばなしでは
鬱蒼と茂る森とかそういうのがそこの住民より重要
ざっと見はそこをはずしていなくて合格かと、ただそれを
続けるのが大変


逆にそういう「雰囲気」をぶっ壊す都市的なものに憧れる
少女は1話目で除外されてしまうのは当然の帰結ともいえる
キャラクターのあり方としてはこれだけ情報がとびかっている
現代としてはいささか古風でリアリティがうすいけど
ともかくまーこの「陰鬱さ」を維持しつづけつつ
それを逸脱しかねない人物や物語を繰りだしていくのでしょう
「殺人事件」があったからとりあえず1話目はなんとかなる








会長はメイド様! 学校見学会で眼鏡うさぎ △+





碓氷さんがあんまし出張らないほうが面白いような気がするのは
私だけなんでしょうか


美咲たんが望んだもののほとんど全てが今回のおはなしに
あるわけで、それが展開されれば彼女に好意を抱いている人達には
なんも言うことなんかない(もちろん私も)
この期に及んでメイドカフェに繰り出している馬鹿三人組も
ある意味おいしいねえw









学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD
第1話「Spring of the DEAD」 ○!





Aじゃない、Bだ




いいんスかねえ、1話目からこんなに「完璧」なハナシ
やっちまって。「物語」ってのを進めているとハナシが
強くなる瞬間ってのがあってそこでは登場人物がハナシの
手駒みたいな状況になることがあるのだけど
こいつはそれをいきなりやった、まるで人がゴミのようです
前戯なしでいきなり―みたいな



「ぱんつ」が露出していてもこちらとでは意味合いが随分違う
あっちは「魅せパン」こっちは単に「見えただけ」ということ
まあモニタを隔ててセーフティーな視聴者にはまた別の意味合いが
発生するのだけど、少なくとも演出する側にはそういう意識は
あるでしょうねえ、ぱんつ道も奥が深い(黙ろう)



あーあと槍状のものが屍体に突き刺さって使えなくなるところとか
槍使いとしてはけっこう嬉しいかも、屋内とか遮蔽物があるところだと
途端に弱くなるあたりがまた愛おしかったりするのよ。
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二期のアニメのまとめ的な何か

2010-07-08 00:42:53 | アニメ感想(2010 三期)



自分用メモも兼ねて、二期の総括的なことをいろいろ






>「三國志」アニメの同時波状攻撃



もう「三國志」ってほとんど共有財産化してるのでしょうねえ
「劉備」だの「曹操」だの「諸葛亮」だのが登場しても
「ああ、あれね」で済んでしまうという。
ただ、素材が同じでも料理人によって違う料理ができるわけで
「恋姫」だったらスタンダートな萌えロードストーリーだし
「一騎当千」だったら一昔前の美少女格闘モノ
「SDガンダム」だったら「ガンダム」っていうあるいは最も新しい
「サーガ」と最古に近い「三國志」っていう「サーガ」の子たる異端児
そして「最強武将」は当邦によってここまで平俗化してしまった
「三國志」に対する「本家」の新鮮な解答といったところでしょうか

まあ、総じて言えることは「設定」は流用できても
結局やっていることは「アニメーション」っていうごくごく
平凡な理由に落ち着くわけでその中で「原作つき」とどう
良い関係を取り結んでいるかがミソなわけだ
「恋姫」だったら「原作」を話しに上手に組み込む「機知」だろうし
「SDガンダム」だったら「活劇」ってことなんだろう
「一騎当千」は設定の無茶加減を吹っ飛ばすほどのケンカをしていないし
「最強武将」には本質的に「暴力」が描けていない気がする
「原作の処理」におもねるようなら負けだし、かといって独自解釈で
下手を打てばほうぼうから非難囂々。これは別にこれらの作品だけが
かかえている問題なのではなくて「原作つき」にまみれている
現状のアニメがいっしょくたに孕んでいる要素ということ
それの最も分かり易いカタチだったということなのかもしれない







>みんなの力をオラに分けてくれーっ!




今期のアニメでオチが上手く着地できたのは
「おおぶり」とか「四畳半神話体系」とかあたりですかねえ
「恋姫」や「デュラララ!」(特に11話目)あたりもよろし
これらの作品に共通しているのは「みんなで戦う」ってこと
(四畳半神話はちょっと特殊な事態だけど)
逆になんか黒幕的な人がでばるとオチはしょんぼり
「いちばんうしろの大魔王」とか「ナイトレイド」とか

「みんなの力」ってのが成立するのは「みんな」に
惜しみない愛情(と憎悪)を注いでいた作品だけであって
つまりはひとつひとつの地味な努力が大事っていう極めて
つまらない結論になってしまうわけで
まあ「迷い猫」とか「荒川」のように刹那的な笑いに運命を託して
みるのも好きなのだけど







印象に残った各話



おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第12話「9回」


>三橋「ワンナウトー!!」のあたり


試合の状況はごっつ劣勢、そして「あの」三橋クンが、です。
「ピンチ」の状況で人は一番輝くわけです。
最近のおはなしにはそれが足りないかもしれない





デュラララ!! 第11話「疾風怒濤」


>池袋中のケータイが鳴り出すあたり



「無色の力」ってのが最高潮に達した瞬間かと
「集団」ってのはどうにもアニメーションで扱うのが
難しい要素なのだけど、これは稀に見る成功例として
記憶されよう、まあ「いろんなひとたち」を的確に描いている
作品でしかできない芸当だけど






閃光のナイトレイド 第4話 カメラと包子(パオズ)と野良猫と














WORKING!! 第7話 久しぶりの音尾と、新しいバイト=山田(!?)


>山田が八千代に佐藤クンが好きなことをバラすあたり



あーあやっちゃったやっちゃったよオイィィって感じですねw
アニメだとなんかどー考えても好意があるの気がつかないみたいな鈍感な
やつばかりなご時世だからこの暴露は面白かった
そのあとの佐藤クンのしょーもない言い訳を八千代が
すがるように受け入れていた所までニヤニヤしてた







迷い猫オーバーラン! 第4話「迷い猫、脱いだ」














Angel Beats! 第5話 Favorite Flavor













声優さん



神谷浩史さん
(音無・相馬・リク・折原臨也など)


ツッコミ役や汚れ役っぽいこともよくやっているけど
どこか浮世離れしたような清らかさがある
相馬とか臨也とかのように言葉で人を煙に巻けるのは
その声に下卑たところがないからかも



一点豪華主義はチョーさん(荒川の高井)ですかねえ。ちなみにこの人
「たんけん、はっけん、ぼくのまち」のあの「チョー」さんだって
ごくごく最近知りました







花澤香菜さん
(橘奏・宮野まゆ・花園さくら・園原杏里)


香菜たんマジ天使
この人の声を聞いているといつも「何か足りない」とおもってしまう
下手ってのとは別の意味で、何かこう補ってやりたくなるような
男どもにはウケがいいんでしょうなあ、同性には―どうカナ





次点は喜多村英梨さん
(ユイ・轟八千代・折原舞流)とかどうでしょう
なんか「ボクっ娘」ばっか選んでいるような気もするが







OP・ED










ダンダンってリズムは心音ですね。
音楽だとスッキリ伝わるものもアニメとか他媒介だとブレがでる
それを邪魔者と考えるかあるいはそれはそれでと考えるか












こういう奇天烈ワールドをOPで表現させたら凄いねえ
リクがトランクスになっているところとか
ニノさんの足が傷だらけ(の人生)であるとことかもにくい














情報が名前とキャラの一枚絵でババーンとだして切り替わる
って手法は何となく男らしい感じを個人的に受けます
後はまかせたぜーってかんじで












恋する乙女はこくしむそー!






コメント
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