意志のなかにいる

トラバ・リンク・コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

「だがしかし」の話と話の間の「で」が好き (アニメ感想)

2016-03-28 21:55:57 | アニメーション雑感2016 Q1







少女たちは荒野を目指す 
第12話 少女たちは荒野を目指す とまとめ △+








美少女が作る美少女ゲーム







こういう「創作モノ」っていうのはなまなましい苦労を
「実地に」知っているわけで、それを「美少女」の皮に
くるんで出しゃいい、って意地悪も言えるのね。
「カネ」も「スランプ」も「現実」のハナシが「見られる」ものに
なるかというとむつかしいよねえ、創作は「内面」のうねりが
そのよろこびと苦しみで、本人と仲間達だけのもので
外部の人は同じような行為をした人でないとなかなか理解しがたい
というのがあって、しかもそれは近似値であって=ではないわけで
そうなると「できあがったモノ」でもってその評価を下すのが
わかりがいいのだけど、どうだろう、「ン千本売れました」か
確かに凄いのだけど、それだけだ。
肝心のゲームの内容は視聴者にはあんまし情報が提示されてないから
どうにもカヤの外なのよね、「サクセスストーリー」でオトす分には
いいのだけど、「こいつあえげつないですなあ」ってなるには距離があるかと。
まあこういう第三者のやっかみをのぞけば「部活もの」として
かつ「ぬるくない文系もの」としての楽しみは充分にあったかとおもう
あるいはこういう「理想の青春」ってのは「荒野」の世界でやりあってる
「創作者」たちが自分達の日常をセラピーする為の一手法なんかもしれない
それは「荒野」に住むものにとっては「楽園」なんかもな。











僕だけがいない街 第12話  宝物 とまとめ ○








スパイス







「僕がいなかった十ン年」があっても、仲間が
何より母ちゃんが僕を忘れないでいてくれるのが、泣ける。
「リバイバル」によって「頭脳はオトナ」として子供時代に戻る
そこまでは「ありがち」な設定なんだけど
その「子供時代」であることの描き方の精妙さ
人間として信頼を築いていくことのむつかしさ
そしてさまざまな「試練」が与えられることの残酷さ
それらが一体になって視聴者をがっちりと巻き込んでいくねえ。
この「カラダは小学生に戻る」って設定が当たり前で、でもすごいねえ
この「不自由さ」はオトナが「社会」に向き合う時に感じる「つらさ」に近い無力感で
それは視聴しているであろうオトナ達にとって子供の悟は自分達に
非常に近い距離の存在に逆説的になるわけで、それはかつて物語が有していた
「等身大の主人公」という現代においては希少な偶像になっているとおもう。
あとはまあ「母ちゃん」だよなあ、子供が「人間関係」を築くにあたり
その土台となっている「母・父」の存在がいかに大事かってのを
「両親」が不在であることが当たり前の当邦の物語事情において
これも非常に希少にかつ的確に描きだしていたかとおもう(雛月の件も考慮に入れよ)。
まあこんな「まっとう」なおはなしが全く見られなくなった
現代のアニメーションってのは不幸なのか幸福なのか、よう分からんね
どのへんまで「リバイバル」すればそれが見られるのか、私はそれすらも知らぬ。











デュラララ!!×2 結 第36話  会うは別れの始め とまとまらないまとめ △+









愛は全てに勝つ―







はじまりは竜ヶ峰くんもダラーズも、そしておそらく首無しライダーも
「傍観者」だったと思うんですよね、面白おかしい人達が一杯
でてくるから、それを眺めていただけでもユカイである、と
それがまあ正臣じゃないけど「どうしてこうなった」ってことですわなあ
もう一度最初から全部見直してもやっぱり「どうしてこうなった」ってなりそう
まあこれだけのさまざまに濃ゆい登場人物を濃ゆく描き出せば
物語の動機も目的も意思もふっとびますよね、ただある集団が
暴力と愛をよすがにうねりの中に右往左往するといった次第。
でもまあ「無力」ではないんですよね、おおよそ
まっとうな人間からもうそう言い難い人達まで含んでるし
「集団」をある程度コントロールできる人もいるわけで
でもそういう人達でも「集まる」と「不動」であることは難しいわけで
そういう社会的な混沌と秩序が「キャラクター」を通して描かれていたのが
まあ楽しかったには違いないねえ、ただもうここまできたらオチをつけるには
こうやって「雨」でも降らすか、爆弾でも爆発させて皆吹っ飛ばすしかないw
竜ヶ峰くんはたぶん後者のような決着をつけたかったんじゃないかとおもう
セルティの方が穏当な決着をつけたかと、それはこの物語が都市的な「暴力」に
よってハナシが進んでいるけど決着は「穏当」になるのが常であるような
そういう「暴力」による「秩序」が「都市的」に成立していたかとおもう
「平和」は常に乱されて、そして「秩序」がそれにともなって顕れる
それの終わることのない「日常」、それがこの「ブクロ」の中で観察された
実におもしろい観察だったともいえるね、あんましにも長すぎてもう
「観察」だったなんて忘れてしまうぐらいに。











機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第25話  鉄華団 とまとめ ○










犠牲無くて自由無し








「正面突破」しか基本的にできないってことがどういうことかってことやねえ
引き返すことも、抜け道を使うこともできないってのが「貧しい」ってことやね
そしてそこでどうやって「誇り」を持って生きていくか(あるいは死ぬか)という。
「戦闘」も基本的には防御重視の正面突破が基本だったから
最近のガンダムに多い「高火力・高機動」を実現する為にも何らかの「犠牲」が
必要というそういう徹底した「チョロいガンダム」に対して「重く」あろうとした
のが最後まで当作品には貫かれていたと、おもう。
「本国」⇔「植民」という関係性、愚連隊じみた主人公たち
世間知らずのお嬢様、「下半身なんて不要」、騙される坊や
などなど「ガンダム」としてのオマージュが細かく咀嚼されていて
そしてそれ故に「いつものガンダム」から解放されていたかと。
まっとうなハナシをする為に「ガンダム」を粉々にすり潰して
その砂利の上を素足で渡るような、そういう道を当作品は歩んでいたとおもう
「おもしろいハナシをする為には『ガンダム』すら犠牲にしなければならない」
ということを初代ガンダムから35年たったこの作品はそう
心が叫びたがっていたのではないか、とおもう。




























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三ヶ月で「2期決定」とかw (アニメ感想)

2016-03-24 21:51:46 | アニメーション雑感2016 Q1






灰と幻想のグリムガル 第10話 リーダーの器じゃないけれど △++







暗黒騎士(笑)がハラたつわなあw
こういう「自我」が勝っている人というのはいる
決して悪いことばかりではなくある場に活気をもたらしたりするのよね
さりとて「スタンドプレー」に足る「実力」が欲しいのも事実
「実績」か「信頼」かどっちかが欲しいんだけど
まあ駆け出しの冒険者だからねえ、「実績」出せれば苦労しないわけで
しぜんとリーダーとしては「信頼」の方を獲得してほしく
小言のひとつふたつを言うことになる
そういう「つかえん新人社員」に対するちょっと上の先輩の気苦労みたいのが
この「加護のない世界」においては有効に機能しているねえ。
なにげに炭鉱内とか農園とか実にクォリティが高く描かれているねえ
「自己主張」はせず万全の仕事がなされていて
作り手側もコンセプトをよく理解しているという印象だ
「暗黒騎士(笑)もちったあ見習え!」といいたいw










機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第24話  未来の報酬 △+








「ガッチリ守りを固めている相手に強行突破」とか
「新兵器の投入」とか「こっち」がやりたいことを向こうさんが
仕掛けてきたらどうなるか、ってのをまあ律儀すぎるぐらいにやるねえ
その簡単なロジックが鉄華団を蹂躙していく、と
そして、「そうせざるをえない」ってのを描くのが当作品
飛び抜いて優れているのよなあ。
特筆すべきは「ビーム兵器で消滅」みたいな「綺麗な最後」じゃなくて
物理兵器中心のマシンも肉体も「壊れる」ことを時代が戻ったかのように
執拗に描いていることだね、そう描くことによって視聴者に「ただの傍観者」で
あることに一定の抵抗と罪悪感をあたえているかとおもう。











ヘヴィーオブジェクト 第23話
野に咲く花に鎮魂の歌を ベイビーマグナム破壊戦 I △+








「お姫様を巨人から救うハナシ」から始まったこのWヒーローものも
最後が「巨人を駆るお姫様が敵にまわったハナシ」で締めるのが、きまりがよい。
おもえばクウェンサーとヘイヴィアの2人が「巨人」を「打倒できる」と
いう「認識」を「セカイ」に与えたときからこのホラばなしは
ハナシが転がりだしたわけで、それはたしかに「オブジェクト」による
「平和」が維持されている時には見られなかったであろう
刺激的で、そして戦争だから当然残酷でゆかいなおはなしとあいなるわけだ。
こういうのに「どうせ主人公達は死なないんだろ」
とかツッコんでもお門違いなわけで、むしろこの「なんでヒーローは死なないのか」とか
逆に考えるぐらいじゃないとそういう真面目な人は面白くないだろうねえ
なぜ「死なないのか」、理由は簡単で「不死身」であることが
人間にとっての最も望ましい「願い」だから、なんだろう。











蒼の彼方のフォーリズム 第11話  わたし負けない! △++








「軍用のヘリ」とかでばってきたってことは何かキナ臭いかんじがしてきたね
「サーカス」が別種の「見世物」になるかもしれなかったりするわけだ。
乾ちゃんを「ばちばち」させるべくみさきがあの手この手を繰り出して
そしてアニメーションとして見事にそれに応えていたかと
「上」と「下」やね、上から見下ろすモノと下から見上げるモノ
その視点がぐるんぐるんに入れ替わって「勝負してる」って印象がある
それは「アニメーション」としてはある意味「紙芝居」たる「ゲーム」に
チャレンジしている姿、ともいえよう、まことに健康的で
そこでは硝煙のにおいはおことわりに違いない。



















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あたまのおかしいアニメ感想

2016-03-19 22:27:07 | アニメーション雑感2016 Q1






無彩限のファントム・ワールド 第11話  ちびっ子晴彦くん △+








「変身」ですね、まあカフカほどぶっとんだものではないけれどもw
基本的なモチーフとしてメルヘン的な「日常」の変化を
心理学をまぶして導入する向きが当作品にはあるね
それは「中二病」っていう「否定をダシにした肯定」よりも
ずっと素直に「はいりこめる」けれど、当代のアニメーションとしては
ちょいと優等生にすぎるあり方ではあるかもしれないね。
「砂」のファントムに子連れ舞せんぱい達が襲われていたけど
晴彦くんはたぶん「砂あそび」もしたこともないおとなしい
お子さんだったのだろうねえ、なんて心理学的に解答しておく。








うたわれるもの 偽りの仮面 第23話  脱出 △+








「侵略」のための戦いの時のおとなしさとはうってかわって
「守る」ときのハクさんたちの活き活きさかげんよな。
「何の為の戦いか」という疑問がないから、独り言も少なく
体を動かすことにためらいがない、つまりいろんな意味で
「強い」ということではある。
しかしまあなんかこうしっくりこないというか、なんだろう
いろいろと「真実」が類推できないもやっと感もあるし
オシュトルちゅう仲間を助けるっていう大義名分もわかる
でも、たとえば雛月を助けるようなそういう「無条件さ」が
あるかと言われればってとこやね、無茶振りは承知で。










この素晴らしい世界に祝福を! 
第10話 この理不尽な要塞に終焔を! とこの頭のおかしい世界にまとめを! △++







ズルい勇者






基本的に最初の街を出ていないんですよね
「攻略組」が聞いたら怒りそうなハナシではあるのだけど
家もある女も囲ってる「あの店」もあるってなりゃ出る理由がないw
ヒマになればトラブルは向こうさんからやってきて
それもチート能力やゆかいな仲間達が解決してくれるのだから
「大丈夫だ、問題ない」といったところだ。
当作品のウリとしてはそういう「うそくさいチートさ」加減を
「笑い」ってとこにおとしこんでいるとこに特徴があるのね
その笑いも「メタ的」なややこしいやつじゃなくて
「ファンタジー」も「チート」もおおざっぱにかつ
肯定的にそれを信用するっていうできそうでなかなかできないことを
やってのいているというところにマホウがあるわけで
やっぱり「最初の一手」が良かったのかもな、なにって
あのナビゲーターである駄女神をパートナーに引きずり込んだことよな。
あの一発ギャグが「このすばらしい世界観」を力強く構成しちまったとおもう
それは「重厚に造り込まれた世界観」が「重いもの」として
価値を失いつつあるこの下らない「リアル」において
仮構のはなしとしてはまことに正しい態度であるといえよう。














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競馬騎手が馬券を買っているようなもの (アニメ感想)

2016-03-15 21:58:49 | アニメーション雑感2016 Q1






機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第23話  最後の嘘 △++







「決闘だ!」とか言い出した時点でいやな予感がしてたんだw
でもまあ偉大なる「初代」でも結構それっぽいことをやってたかもな
それは「戦場」ちゅう異常事態で火力重視の現代戦において
原始的な接近戦が発生するようなそんな戦争における事態。
カルタちゃんとか「実戦経験」がないままに非道い目にあわされてたかんじ
まあ鉄火団にとっても「犠牲」があってそのなまなましさに
お互いが翻弄されているような、そんな感じだ
まあそういう前提じゃないと「敵側」に同情的な視線が送れないかもね
仮面の男もこういう「生っぽいこと」を望んでいるようなフシがあるな
その痛みが世界を変えるのだ、とでもいわんばかりだ
もしかしたらそういう「高みの見物をしてる自分」が
命を賭けて戦う事態になるまで「調整」してるんじゃないか
というフシもある、鉄火団とカルタさんにとっちゃいい迷惑だろうけど。











ヘヴィーオブジェクト 第22話
名誉に値段はつけられない ビクトリア島緊急追撃戦 III △+








戦嬢の乙女






「実用性」が飽和したとき「デザイン」が優先されるということで
「使える」のなら「メイド」でもかまわないということだ
当邦だと「メイド」もすっかり「便利な記号」になってるからね
戦闘もこなすのよねえ、ちょっとうまいのは「典型資本主義」的な
国家の部隊に偽装していることによってより「それっぽい」ことを
演じるのに合理性が発生していることなのよね
「オブジェクト(巨人)」の弱点って大概
「カネがかかるからオミットしてる部分」なんで
確かにそれは「個人」っちゅうアリさんが狙うべき部分ではある
クゥエンサーは自分の身銭(ダイヤ)も切ってそれをやっているわけで
逆に言えば「命」さえあればあとは必要なものはカネではない
ということを主張しているのかもしれない
当邦の物語の主人公は大概カネに潔癖だけどこうやって実際に身銭を切るシーンは
なかなか無いからね、そこに説得力がある。










蒼の彼方のフォーリズム 
第10話 それもFCのためですか? △++








「負けた後」のうまさが光るね
もやもやしたものを吹っ切った後のモチベーションの高さと
その「やる気」にみんなが引き寄せられるって展開が
昔のスポーツ物を見ているようで、バチバチってくる
ねぼすけのみさきちが「目覚ましに勝った!」とことか
ベターな使い方だね、佐藤院さんの登場シーンもバカでよい
そういう勢いがありながら「敵側」の沙希ちゃんと
ほっこりしたりする余裕がよいね、うまくシナリオが廻ると
そういうとこまで手が回るってことがある
あるいは「スポーツ」ものっていう「いきおい」が重視される
分野における典型的な展開とでもいおうか
まあともかくこの作品は「今でしょ」ってとこにきてる。











Dimension W 第10話  蘇る悪夢 △++







「理性を失ったモノ(屍体)」と「機械」が戦う相手の中心ですよね
そいつらなら全力をだしてぶっ潰していいし、それを使うような
外道な連中にもそれに準ずる裁きをあたえればいいという理屈。
逆に言うとそこまで「五体満足」であることの価値が壊れてしまったのなら
「ポンコツ」に対して一定の敬意と愛情が生まれてもおかしくはないってことで
また病的に繊細な当邦の人間関係にとってキョーマのようなチンピラに
尽くそうなんて考えるのは「ロボット」でもなければ成立しないという
こういう「たくましい他者との関係性」ってのが「別次元」でもなければ
成立しないっていうかなしい事情があるってことなのかもしれない。




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おっぱい枠消滅の危機 (アニメ感想)

2016-03-12 22:09:02 | アニメーション雑感2016 Q1







ラクエンロジック 第9話  敵か 味方か Enemy or Friend △+








フレネミー






オズマさんの自尊心の喪失につけこんでくるあたりは
さすが「傲慢」の堕天使ルシフェルさんというとこやねえ。
このお話は味方が人格者なんで皆さんお優しいのね
ところがそれがまた堪えるのがまあ人間の心理のむつかしさよな
「道化役」に徹することができるならオズマさんも楽だったろうに
何か人間らしいココロが残っていたから大変なことになってますな。
「トランス(合体)」することによってインスタントに「力」を
手に入れることができる、そういう「ゲーム」的な「善悪の彼岸」的な
ありかたに対して、「タダで手に入るわけないだろ」って
異議申し立てをするのが「カードゲーム」を取り扱った作品の
物語的「理性」になってきているね、さもなくば馬鹿になりきるか、どちらかだ。










少女たちは荒野を目指す 第10話  タイフーン襲来 △+







初対面の高校生に対して引き抜きとか我利我利してるねえ
戦術としても有効ではないからまあ引く抜きをかけてきてる方も「若い」ということだ
一個人のスタンドプレーともとれるけど「カネ」がからんでくると
こういう「厚かましさ」を目にする機会が増えるのも事実なのよねえ
善し悪しはともかく「そういう世界(荒野)」であることを
実地に確認できたことが「いい経験」になったといえるかもな。
ここにきて「カネ」の問題が持ち上がってきたのは大きい
今までも「同人」にあるまじき厳しさが黒田さんによってもたらされていたけど
それを支える前提「カネ」の存在が今になって明らかになったという
「部活もの」としてはまことに邪魔なものではあるけれど
「ドージンワーク」とはいえ「カネ」がからむことを描くのは
「~をつくろうモノ」として真面目な態度といえよう。










だがしかし 第9話
わたパチとうんチョコと…/さくら大根とたまごアイスと… △+







ほたるさん「汚れる」のがうまいんですよねえ
「口内炎」とか「うんチョコ」とか「おっぱいアイス」とか
美人なのに子供のようにどっか残念なので、困るw
しかしまあ「駄菓子」なんでお上品に食べるすべがないから
実にまあ合法的によごれることができるのよね
終わらない夏でただひたすらに駄菓子好きな女の子が
オトコノコをつかまえてうんちく語りながら駄菓子をほおばりまくるとか
実にうまい設定をこしらえたもんだよなあ、駄菓子だけに。









昭和元禄落語心中 第10話 ○!







「子別れ」に「死神」ですか、いささかきまりが良すぎて
なんか白けるねえ、とか通ぶってみせても
いざ実際に見てしまうと見入ってしまうボクw
でもまあこのおはなし「作り話」の落語に叶うぐらいの「物語」が
菊・助・師匠達のあいだに成立しているからこその「劇内劇」なわけで
そこでは仮構と現実の境がいよいよ曖昧になって
それを演じるものや見るものにとっては至境の境地であるわけだ
そしてそれを見ている僕達も当然その境地に近づくわけで
「落語⇔(作中の)現実⇔漫画⇔アニメ⇔(視聴者の)現実」という
もの凄い多層の境界を石田さんをはじめとする声優さんの熱演と
落語をよすがとした人間ドラマが数珠みたいにつないでいる
その危なき、そして面白き噺よな。









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下郎の皆さん、こんにちは! (アニメ感想)

2016-03-10 23:52:31 | アニメーション雑感2016 Q1







灰と幻想のグリムガル 第8話 君との思い出に ○









前に進むために、だ、そういう戦い。
そういう戦いであっても派手な演出はできるだけ抑えているのが
いやになるほどの正しさだ、ただ「派手にはしない」けれど
「生きているもの同士のたたかい」ということの速度感は
まあもう「リアル」と言ってしまおうか、そういう微妙な
呼吸がまもられているとおもう、逆にそれゆえに
攻撃魔法、回復魔法の「光」にいっとうチカラがこもっていると感じられる。
「連携」とか「不意打ち」とかだとあっという間にダメージを
食らったり与えたりするのが「集団」とか「時間」の正しいあり方で
そこでは「単身無双」の余地がまったくない、だからこそよりそう「仲間」は
かけがのないものでといわんばかりだ。
マナトの墓での2度目のやりとり、まあそもそも墓まいりが
1クールに2回あること自体がかなり稀なんだけど
そこでのやりとりの違いがすごいね、オンナノコの同じ涙でも違う性質がある
そしてオトコノコ達に多くの言葉はない、悔恨の言葉を吐いていた前回との相違
短い時間でのあまりの違いに、驚く。














魔法つかいプリキュア! 
第5話  氷の島ですれ違い!?魔法がつなぐ友情! △+










この年になってアニメで「おしくらまんじゅう」が見られるとはちょっと驚いたゾw
まあ柔軟な発想というかなんというか、リコが呆れて参加せなんだのも
うなづける気はするね、でもまあ当世界において「魔法」が成立するには
「集中力」がだいじみたいだから、なんちゅうか「それっぽい感じ」を
もってくるのが肝要で、リコはアタマでそれを埋めようとするから
まあ上手くいかないのだろうねえ、理想とのギャップってやつだ。
というわけで「魔法使い」でありながら当作品は歴代のプリキュアらしく
「動く」ことによってセカイを切り拓くことが前提としてあるんだろう
まあもはや「伝統と格式」というレベルだろうねえ
それが成立している作品は当邦にももはや数えるほどしかあるまい。














ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
第9話  アスモデウスの視線 △+










ゴリラを出せ、話はそれからだ









「透けて見えるもの」の悲喜こもごもだ
「夏服」が透けるのは青春の淡い色のかおりだね
でもそれも過ぎると問題になる、見たいけれど見てはいけないなにか。
「事件」がなければハル・チカも「見てはいけないもの」が
少なからずあったよね、それらが視聴者も含んで見られるという
物語的なくらい「愉しみ」があるね、まあそれだけだと
ささくれるから明るいチカちゃんに救われているってのはある
お互いを補完する関係性のコンビがいるということもまた
物語的な「救い」なんだろうねえ、現実にそういう
「相方」を見つけることは稀有だもの。












蒼の彼方のフォーリズム 
第9話  答えは空にあるんです! △+











負けた時にすること








「敗北は糧にする」ってなあ理想論ですわなあ
若人がそれに直面する時、一人で処分が利くとは限らないわな
架空のお話なんでそこは「仲間」が支えるわけなんだけど
ここは真白ちゃんが陰ながらにいい仕事をしてましたねえ
いつものおちゃらけた感じで場が暗くならないように
うまく空気をつくっているのがうまいね
直接対決で負けた2人でないからこそできたことでもあるけど
いっぺん「劣等感」を乗り越えてるからってのもあるかもな。
「楽しいから」が「勝つために」の方法論に負けた時
どう向き合うか、間に「仲間」を挟むのは賢明ではあるね
慣れあうってこともできるけど
無くしかけた何かを取り返すきっかけにもなるかもしれない
そういう「勝負」⇔「友愛」のリズムがきちんとできている。







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いつかこの視聴率を思い出してきっと泣いてしまう (アニメ感想)

2016-03-05 21:47:30 | アニメーション雑感2016 Q1






無彩限のファントム・ワールド 第9話  幕末ファントム異聞 △+








「異能力」が認知されている世界観なんでそれを取り入れた
「新劇」ってのが登場してもおかしくはないわな、禁止するかもだけど。
「考証」とか高校生の分際でする必要はない、エンタメ志向ならなおのこと
「歌舞伎」のような筋立てやね、実際の出来事を下敷きにした無茶苦茶。
伝統と格式が頂点を極めるとき、それを打ち壊すものがでてくるというけど
キョウトさんは自分でつくってきた「型」を自分でどう壊すか、迷っているかのような
なにせ相当強力な型だからねえ、半端な学園ものではなかなか攻略できまいといったとこ。










ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション
第8話  ターニングポイント △+






リアル(現実)とゲーム(空想)が交差する時―






いろいろと目まぐるしく「変化」がある
いよいよ「現実」に影響をおよぼしだした「PSO2」という世界
通常部分と戦闘パートにおける2Dと3DCGの使用変化
そしてリナかいちょーのジェラシーw
今まで結構律儀に「リアルに影響をおよぼさないように」って
優等生的にやってきたところをひっくり返しにきたわけで
まあでもその「どんでん返し」の礼儀正しいことよな、ってのはあるね
こういうハナシのオチは99%「リアルもゲームも上手くいくようになりました
本当にありがとうございました」ってやつなんだけど
なんだろうねえ、「商業的」にはリアルを捨てて金をじゃぶじゃぶ
入れてくれる「廃人」が「よいお客様」なのに
表向きは「健全っすよ」ってまるでパチ業界みたいな態度なのが
嫌なオトナになったボクには気になるのよねえw
そう考えると「黒い」とこがそのままに突き抜けた「オーバーロード」が
なかなかうまいやり方だったのかもなあ、なんて改めて感心する。










この素晴らしい世界に祝福を! 
第8話  この冬を越せない俺達に愛の手を! △++!







リッチに除霊の依頼を頼まれるのなら、もう「なんでもアリ」だなw
ちゅーのも「倫理を捨てて外法の道をとった」のがリッチなんで
この世界観は逆に相当に強力な倫理といい加減な死生観に支配されているのね
まあ「死んでもすぐ生き返る」っていうのがまずは「ギャグ」の第一歩で
それだからこそまあいろいろ成立するのね
「攻撃を受けることに快感をおぼえる」とかw
「人形の家」とか、個人的にも苦手で怖いです
トイレをめぐる攻防がアツいですね、めぐみんは「爆裂魔法」を除くと
キャラづけが弱かった気がするから、こういうふうに生理的条件でも使って
強引におもしろくもっていくのがよかったかと
トイレついてきてとかないやろってあるかもだが
まあ見た目小学生でも通るしなw











昭和元禄落語心中 第9話  △++







「笑い」をめぐっての思想の対立がアツいね
伝統と格式による「和」を頼みとした笑いと
喧嘩すれすれの個人の裁量による「破」を狙った笑い
それらがそのまま生き様になって目の前に顕れてる。
師匠とその弟子が破門されるまでのやりとりが凄い
酒も入っていて、お互いけなしたり誉めたりしながら
段々と「深い」ところに入っていくのは「語り」を職業にしている
人達だからかねえ、自分が何十年も苦労して暖めた芸を
「カビのはえたような芸」とかって弟子に言われればそりゃ破門ともなるわな
どっちが悪いとかじゃなくてああこうなるよねって
納得してしまえるハナシの流れが、見事です。











うたわれるもの 偽りの仮面 第21話  崩御 △(+)







なんかいろいろと崩れているよな、「悲劇」っちゅうか
自分達のあずかり知らない所で「イベント」が進行しているような
「蚊帳の外」的な、そういう感じがハクや視聴者が感じている無力感とでもいおうか。
にしても例えばミカドが死んだこともあっけなさすぎだし
あのオシュトルがこんな陰謀に巻き込まれるのも、何か腑に落ちない
まるで力あるものを何かの都合の為に「無力化」して
ハナシを盛り上げてやろうっていうそういうえげつないカミサマの
やり口を見ているような、そんな印象












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トラップ(罠)カードを場に堂々と公開するゲーム (アニメ感想)

2016-03-03 11:30:16 | アニメーション雑感2016 Q1








灰と幻想のグリムガル 第7話 ゴブリンスレイヤーと呼ばれて △+









よーかんがえるとたった一本のボウガンの矢でここまで落ち込んできたのよな
そしてそこから回復するのにまたひと手間、でもそれは「必要」であって
断固として「退屈」であった時間ではない、というかそうであってたまるか。
「距離」っすよね、メリーさんともそうだし他にもいろいろ
それが「リアルにのしかかってくる」そしてそれを埋めるための
ありとあらゆる苦労が見られる、それは理系的なリアリズムではなく
文系的なココロを持った者同士の接近・乖離のものがたりではある
もちろん「ゴブリン」ともそれを行っている、命がけで。












機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第21話 還るべき場所へ △++!










「誰かが死ぬ時の兆候(フラグ)」なんて皆さんようご存じのはずで
ただまあメインキャラクターだと自然と出番が多くなるんで
「んーこいつは簡単には死なないかなー」とか勝手に判断したりするわけだ
でもまあ当作品は「死ぬ時は死ぬ」ってのを徹底してきたからね
「乱戦」ともあいなればなおのことで、そういうハナシを盛り上げるための
「いけにえ」的な要素を排除してきた結果がここにあるような感じだ。
敵も味方も還るべき場所があろうと無かろうと死ぬ時は死ぬ
圧倒的な才能も火力も持ち合わせていない戦いが「降参」をゆるさぬ
「死」をもたらしている、その不完全なモノたちの涙。














Dimension W 第8話  虚無に落ちた島 △+









ロケーションばっちりやなwなんかオトコノコしては
こういう廃墟でサバゲーとかしたい気持ちはある
まあその気持ちは回収屋たちに代弁してもらうとしよう。
何かワケのわからんエネルギーによって発達し、そして
それが危険なモノであるということの負の側面が
この物語を生き生きとさせているというところですね
そしてそこでの活劇・心理のはやい動きが清清しい。
当方だとこういう「人間心理」って「独りごと」で処理しようとする
傾向が強いから、動きの中で処理するのは新鮮な気分やね
ちょっとした「別次元」の世界のおはなしとしては相応しかろう。













ラクエンロジック 
第8話  有罪か 無罪か Guilt or Innocence △+










ギルティ








「大義の為の犠牲の小義」ですね、そのはさま。
きれいに収まっているのは「人間」と「そうでないモノ」が
共存している世界観だからなのね、そしてそれを描くことについては
当作品はゆるぎなくそれを行ってきたわけで
「実験」する側に与するひとは少なかろうとは思う。
うつくしいのはさいご、ヴェロニカさんを引き留める為に
自分たちのあってないような「悪い所」を語りだすところ。
「正義の為の悪行」と「小さな願いの為の小さな悪行」が
同時に提示されるのが実にすわりがよい。






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