意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

俺の中島がこんなに可愛いわけがない(アニメ感想)

2010-03-31 00:49:42 | アニメ感想(2010 一期)



バカとテストと召喚獣 第13話「バカとテストと召喚獣」と
「と」ばっかのタイトルだったなあ総括 △+





四月馬鹿




さんざバカバカ言っていたけれどもこのお話はおりこうさんである
反感を買わないキャラクター、ほとんど崩れない絵、正確な音楽に声
最終話あたりの今までのお話しの要素を切り貼りして小綺麗に
まとめる様なんかはいかにも優等生的ではなかろうか

他にもクラスメートの結束が存外固かったり(最終話に出番が無いのが
ちょっと残念)、「設備」に対する執着が無かったり
こいつらのどこが馬鹿なんだと問いたいぐらいである


ただまあ、それらの要素は「まあ若いから大丈夫」っていうので
処理されているわけでそのあたりのハングリーさを欠いた
ラノベ的処理も多分当世若者基質ってこととも言える


ときに、私はこういう「その場その場を楽しく過ごす学園もの」って
形式を「1問1答形式」って呼ぼうと思う
勉強の基本的な形式だけど、多答とか論文形式には弱いあれです
このおはなしから何かしらの豊富な感想を引き出せた
才能と愛のある方にはごめんなさいですけど。








おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第1話 「次は?」 △+





でだしからおいしいねえ「おっ」って思うもの
深夜アニメは話しのマクラで客を起こさなきゃいけねえ





しのかーと女の娘たちのキャッキャッなやりとりや
全体的な緩やかな展開が、試合後のひとときって感じで
それでいて田島がサッカーしてたのは腕をちょっと怪我
してるからとか(何にも前知識がないと違うスポーツアニメと
勘違いしそうな動きぶりだったなあw)
試合前のお互いの偵察・作戦立案があったりして
そのあたりの中身も濃いくて話しの進行も抜かりなし。
現実だともう前期からン年たってるはずなのに
記憶が一気に甦る、あー楽しいなあぁ









会長はメイド様! 第1話 「美咲ちゃんはメイド様!」  △




設定にいくつか違いがあるのは承知で、見ていた感触は
「S・A」(スペシャルエー)って結構前にやってた少女漫画に
近い感覚、あるいは聖剣の刀鍛冶ただし刀とモンスター抜き



「何か秘密を握られる」ってのは伝統的な「型」ではある
その通りにやればある程度の効果が計算できるってのが強み
「メイド(のバイト)」ってのが現代風の変換
あとはまあ主要登場人物の説明、と。うん完璧ですねえ
優等生ですねえ、でもまあもうちょっとお話し自体も
肩の力を緩めればいいぢゃんと思ってしまいますね。








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深夜アニメが眠くて見られないアニメ感想

2010-03-31 00:40:39 | アニメ感想(2010 一期)

デュラララ!! 第12話 「有無相生」 △+




これでまあダラーズの発起だけでなく発展まで帝人くんが
プロデュースしてたらなかなかのサプライズでしたけど
そのあたりはアンダーグラウンドな折原いぃざぁやぁサンが
全部もっていった、と。妥当だけどさ。



あとはまあ、折原にしろ新羅にしろ頭脳労働している連中が
けっこう無敵な状態ですね、セルティや平和島さんとかワリを
喰っている気が、小説媒介だと孔明タイプの連中にアドバンテージが
あるのだけどそういった連中にもちょっと痛い目にあってもらいたい
ですね、まあそれはこの後のお楽しみか。







ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド
第11話 「アンダーワールド」 △




相変わらず無くした記憶がどうだのってのはげんなりするけど
ミナさまをあの手この手で悶々とさせるのはちょっと楽しい
クリーチャーばなしらしく血みどろになって戦っているのも
悪くはない、ただまあこの展開だとシャフトらしい遊びが
入れられる余地が少なくて、そのあたりの齟齬で苦しんでいるの
かもしれないなあ。









はなまる幼稚園 第12話
「はなまるなクリスマス/はなまるな気持ち」と
はなまるな感想だといいナ △++






個人的にはAパートよりもつっちーがマトモなこと
言ってるBパートのほうが夢であるかのよう




>Aパート



けっきょく、こういう「夢ばなし」を持ち出さないと
年齢の差がなかなか埋まらないわなあ
夢の中のつっちーが年とってないのが幻想やねえ
いや、嫌味を言いたいわけではなくて
大人のカラダも素敵なキスもアニメだの漫画だのだと
容易く叶ってしまうワケで
ま、余計なことは考えずキレイな心の持ち主が見られる夢って
ことでカタをつけておけばいいのか。




>Bパート










どうでもいいけど「アニメ・漫画」文脈の絵を
一般的な肖像画として表現されている物に組み込むってのは
不思議な感覚ですね、否定的でも肯定的でもないけど
杏パパさんはそういう先取的な絵描きさんって感じはないけど


どうでもいいことその2「自業自得」ってのは悪いことが自分に
戻ってくるって感覚が強いので、「情けは人のためならず」って趣旨が
本当のところだろうけど語感がちょっとなァ





ん、けっきょく「山本せんせい」をめぐる告白うんぬんって
どうとらえればいいのかねえ、いくらまあ「夢中だと周りが
見えなくなる」っても職業柄限度があるんじゃないんかねえ
いやまあハナシとして楽しければいいじゃんってことなんかもだけど
そうなると杏の涙がいったい何のために零れたのか、と
そー考えるとこのお話しでいったい誰が一番「こども」だったのか
分かったような気がする。「子供を隠すなら子供の中」だ。
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末代までの恥(アニメ感想)

2010-03-26 02:40:40 | アニメ感想(2010 一期)


ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第12話「蒼穹ニ響ケ」と変奏 △+





            ♪




「オリジナルアニメ」ってこと自体が何らかの価値を
持ち合わせるとして、果たして「そらおん」が自分たちのどこに
「オリジナリティ」があると確信していたのか
たぶん、こういうこと「オリジナルもへったくれもない
さあ物語をはじめよう」ってこと


「旧時代の遺産」を拾って使うことにもとくに抵抗が
ないから(富野作品だと全滅フラグだがw)
はやりの主題たる音楽だの女の娘部活ものだの
なんちゃって軍隊ものだのそのあたりが出てきても
まあ、いいんじゃんってなところ
積極的でも好戦的でもないのよねえ
とりとめもなく箱庭環境シミュレーションをしている感覚




            ♪



「終末」の象徴たるラッパで平穏を勝ち取ったというのが
まあ多分私たちが平均的に望む結論だってことなんだろう
そういや最後に「皇女」として「平和」協定をむすんだリオが
なんとなくナウシカのクシャナに見えたのは思うところがある




            ♪



それでもわたしたちは、元気です




「戦争が文明を発達させるのだ」って趣旨をとりあえず
受け入れるのなら、そらおんが望んだのは「停滞」なのかも
しれない、正しい対義語かどうかはわからないけれども
そして停滞を平穏に生きるってことはとりとめもない断片的な
日常を、女の娘たちとともに、たのしく生きるってことなんではないか
そこには戦争も、あるいは荒ぶる魂を鎮めるための祭礼も
必要ではないってことなんではないか。



なんてことをなかなかによくできた箱庭世界は教えてくれたように思う
さてさて、彼女(私)たちはこれからどこに行けるんでしょうねえ
そこまではこの箱庭からはわからなかったけれど
「どこにだって行けるサ」としておくほうがいいんだろう、たぶん










バカとテストと召喚獣 第12話
「愛と勇気と俺達の戦いはこれからだ!(仮)」 △!




確かにまあ理屈もへったくれもないねえ(笑)
俺はこれから強引にまとめる、いいな!ってやられちゃったら
視ている側はただ視るか視聴を止めるかしかないわなあ
個人的には秀吉よりも姉の優子のほうが好みだったり
あと最後出てきたAクラスのメガネの子もいいなあ
(念のために言っておくと久保君ではない)









おまもりひまり 第12話 猫と優人と乙女の純情と
雑感 △




こっちゃもう強引にまとめるほどのアヤもついてない
いつもの延長だw



おっぱいとかぱんつとかバトルで寸を稼ぎつつ
本当に萌えるところはひまりがサカってたり
久が細長い舌をチロチロってやっているところだろうかと
逆にタダの人間には興味ありませんってとこだろうねえ
主人公まで含んで










のだめカンタービレ フィナーレ 11 La Dernière Leçonと
最近は感想がまとめづらいなあと溜息をつきながらまとめ △+





            ♪




まあ、騙し騙しだよなあ、と
「のだめ」っていうムラっ気のある個性をなだめながら
パリまできちゃったってなあ、成長のあかしである音楽さえも
果たしてそんなに違うモンかねえ
え、分かる人には分かるって?そりゃあそうですなあ



            ♪


ただまあ騙しに使うネタは最高だよねえ「音楽」って
もうずっと騙されていたい、みたいな
ただまあ「漫画」としてはネタが切れたからここまでってことで
にしても、のだめってある種永遠の「少女」かもしれないねえ
ずっと夢を見続けられることも可能と思われる「音楽」の才能を
有している、さ。「永遠の少女」なんてかえって少女漫画でも
希少な存在かとおもわれる。まあひょっとしたら永遠の「処女」かも
しれないけどねえ、ガハハ








キディ・ガーランド 第24話 いつまでも一緒!と
まとめ △





エク&リュミら旧GSメンバーが復帰したのはまあよいが
トリクシー&トロワジェイン両先輩がご都合能力継承のダシに
使われたのは最後まで納得がいかなかったなあ
実は生きてましたって陳腐があっても良かったとおもう
他のキャラはさんざんそういうことやってるのにねえ



「時間&空間」能力で滅茶苦茶やっちゃったからもう背景セカイに
何らの重みもないのは明かなんで、勝手にやっちゃってくださいだよねえ
銀河系がふっとぼうが知ったこちゃな~い


ただまあ、滅茶苦茶で理不尽なセカイでも「パートナー」を
大事にするっていうその1点だけは多分ガチでなければならないわけで
件のク・フィーユの記憶喪失時間稼ぎの一件も、それ以前に
1つぐらい絆を確かめるエピソードがあったほうが締まりが良くなった
と思う、その暇が無かったとは言わせません、ぽきゅ~ん☆







ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第12話 7月12日 みつぼし×リコピンと
いろいろ感想 ☆☆




ひだまり3期はなずな&のりの新キャラをなじませつつ
ゆのっちの成長を取り扱ったってまとめを最初にぶち上げてみる
その手つきは多分慎重だったから2期に比べてキャラクターを
思い切っていじりまわせないジレンマはあったかもなあ
夏目カム・バーック


あといつもの時系列バラバラ手法は相変わらずだったのだけど
誰かさんの人間的「成長」や新規の方々がいるときは
あんまし有効でないかもしれない、成長のあしあとがヨタるし
新規のかたたちが馴染んでいく様がつかみにくい


多分そういう理由で「美術」を題材にしていた時やその関係の
「先輩」が登場していたときには締まりが良かったと思う
「何をすべきか」をある程度誰かがはっきり示してくれるのが
学生時代のありがたさなのだからそれを大いに利用してもバチは
あたるまい、美術学校ならなおのことそうだろう
なんか食べてるだけや駄弁っているだけで1日が終わっちゃうような
ハードルの高い芸は碧陽学園生徒会にでもまかせとけば
いいのではなかろうか、もちろん偶にならアリだけど。


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とりあえず花粉症のせいにしとけ(アニメ感想)

2010-03-23 06:18:11 | アニメ感想(2010 一期)


デュラララ!! 第11話「疾風怒濤」 ○!




いやあもう、こういう凄いシーンが1つでもあればお釣りがくる
もちろんあれです携帯が一斉にピピピって鳴り出すとこから
セルティさんが吠えるところまでの一連のシーン

ダラーズの創始者だった帝人の「指令」も的確でしたねえ
「視ろ」と
つまり「視て」いる私たちも巻き込んでいるわけでまさしく数の暴力
ただまあそれらが政治・経済的な意図っていうげすな理由から離れて
純然たる「集団」っていうファンタジーが成立しているところに
爽快さがありますです


そしてそれが終わってまた一人になったところで帝人に凶刃が迫る
ってところでヒキ!コードギアス以来のうまさ









はなまる幼稚園 第11話
「はなまるな押しかけ女房/はなまるなお話」 ○





心の風邪の処方箋




まあ杏にしろ桜先輩にしろ山本先生にしろみなさん
ひたむきですよ、そういうのはかつてはオトコノコが
担っていたポジションだったけどねえ


躓いた山本先生を支えたあたりがつっちーの今後を占って
いるような。これからもそうしてあげなされ








とある科学の超電磁砲 第24話 「Dear My Friends」と
とある暇人の物語総括(たわごと) △+





私たちが私たちでいられる場所




「とある魔術の~」がトンデモ能力と幸運を兼ね備えた主人公の
英雄譚だったとして、科学サイドは方向性としては
(ライトノベルとしては)平凡な少女達の日常観察ってのを
選んだような気はする。話しのまとめ役は上条さんが担っていた
ところを美琴が引き継ぐ形で
一番ワリをくっていたのは彼女かもしれないねえ
彼女がいちばん彼女でいられる場所はトンデモバトルが跋扈する
上条さんの側であろ



さて、では詳細な観察と実験って視点なら誰が最も成果が
あがったかというとそりゃあ佐天さんと木山せんせいってことに
なるわなあ、次点で初春
1クール目はそのあたり質量共にじっくりやっていたから
その分の成果は出ていたかと

で、2クール目はそのあたりの研究対象が拡大した感じで
それ自体はかまわないのだけど、そこで観察がダレた感は
あるなあ、もっとサブキャラにも愛を!

あとそういう人達に視点があたった以上、最終話にもっと出番が
あってもいいような気はする、できれば最終話の1歩手前から
でばっていてもよかった。佐天さんや木原せんせいががんばるのは
当然としてもねえ、そのあたりのうまさは
デュラララの方に軍配があがる


あとはまあ「弱者」のおはなしになったのだから
あのトンデモ超能力を何とかするために「抑制装置」を持ち出した
ってのは気持ちとしては分かるのだけど
どうしてもこう「ご都合主義」感が最後までぬぐえなかったってのは
あるよなあ。抑制装置が物語の活気を抑制するってのは
皮肉なハナシではある。



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さくらーのはーなーがーさーきみーだーれー(アニメ感想)

2010-03-19 21:49:28 | アニメ感想(2010 一期)


おまもりひまり 11話 猫(ひまり)、護り刀として…




ATフィールドでガード→フォースでふっとばされる→
ATフィールド…の犬の卒倒(ワンパターン)がもう笑いの
領域に入っているかと、このばあい倒れているのは猫だけど


しかしまあそれの打破がいけすかない主人公の覚醒ってのに
集約されているからウケが悪いのはほぼ確定なわけで
おっぱいでウルなら「れでぃ×ばと」がいたから分が悪い
猫が覚醒しかけましたー→やめましたーってのもパタン化
していて味がよろしくない、こーいう律儀な萌え萌えばなしは
意外と話しのつぶしがきかないので脚本で挽回が難しいよね








バカとテストと召喚獣 第11話「宿敵と恋文と電撃作戦」 △+





皆さんの考えるとおり召喚戦争ゲームはまあ風味づけでしょう
アニメーション的には節約して演出しているところからも
発信している側もどうもそう考えているようだし
とはいえ、活字で説明されているよりはやっぱりずっと
分かりやすいしテンポも悪くなかったから責められる理由はない
ただまあその分かりやすさ・優しさが、明久が拳を痛めて
頑張るところと瑞希との屋上でのやりとりのカタルシスを削いで
いるのも間違いなかろうとは思えるわけで、冒頭で校長が
「なめとんのか」って言っているのもうなずける所もある







のだかん レッスン10 △+





そういやだいぶん前のだめちゃん
「ホントは幼稚園の先生になりたかった」って
言ってたっけねえ、先生っつうか園児になりたかったって感じだが


でもまあこの園児は巨大な才能を有しているわけで
それでいてその才能の使い方にとんと頓着がない、という
そういう意味でのだめは空想のおはなしでは極めて稀な「天稟」を
描いたおはなしだったのかもしらんねえ








キディ・ガーランド 第23話 「とまらない想い」 △





まあこういう宇宙を股にかけたホラばなしなんだから
こんぐらい慌ただしい展開でもそんなに悪くはないよね
でもどうせやるんならこういう調子で統一していたほうが
もっと良かったと思うけどね


でもまあ超能力実験のモルモットに復讐されるってパターンは
そろそろ勘弁願いたいってのはあるねえ
少なくとも何の危険防止対策も描かれないのは納得がいかん
というのも「科学者」ってのは本来そういう事態も考慮して
しかるべき「知」の人であるべきと私は考えるからで
まあ医者の不養生といわれればそれまでだが








ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第11話
「6月5日 マッチ棒の謎/2月16日 48.5cm」 ☆☆★




あー満足した



今週は冒頭のつかみがA・Bパートともにうまい
校長×吉野家センセのセンセーショナルな相合い傘に
靴箱の上にビックフット用の靴となればそりゃあこの後を
視ないわけにはいかないでしょ



>A












「パソコン」っていう新しい画材とのりちゃん周りを。
こういう具体的なテーマがあると話しがスッキリいくね
スクロール待ちの時に縦長な校長の顔がさらに伸びるネタは
着眼点が鋭いですねえ、そういう楽しいネタが続いたからこそ
なずなちゃんの「何となく言い出せなかった」って締めに
説得力が生まれるってもンですよ。




>B



>何でも作品に見えてきちゃうよねー


ピカソだったかな「この世に美でないものはない」って趣旨の
ことを言ったの、要は意識の用い方ひとつでどうとでもなる、と
ああもちろんアニメの視聴も、そして漫画も例外ではないよね


有沢先輩の卒業制作作品の蒼空を描いた作品の上に
先輩とゆのの手が会わさる瞬間こそが将しく芸術的瞬間
深夜なのに脳がやたら活性化して眠れなくなったよ
美術を題材にした作品に「美」の瞬間があるというのは
矛盾しているようでちょっとした奇跡だとおもう








おおかみかくし 第11話 「終焉」






何もホントに自分がやりたかったことを隠したまんま
終わることもないと思うけどなあ、誰も喜べないおはなしは
本当にかなしい。そもそもコンセプトが無かったとしたら
そんなのはチラシの裏にでも書いてれってことだし



まああれだなあピーチピットさんの絵をホモに使って
欲しくなかったとか、設定の説明をしている内にタイムオーバーに
なっちゃったとかいろいろ言いたいことはあるような
もともとミステリとかって厚みのある説明で読者に
情報提示と同時に不安をあおっるっていう二重の効果を狙うものだけど
それを他媒介におこすと密度の濃い演出が要求されるワケで
そう考えると「魍魎の匡」って偉大だったんだなあとおもう



まあ「竜騎士さん」原作の作品はアクを抜いちゃったら
どうなるかってことの実験だったとしたらよーく理解できたかと
その費用は安くはなかったと思うけれども
あ、どうせならミステリとかぜんぶうっちゃったベタな
ラブコメなんか見てみたいなーなんて個人的には思っています
次話のおまけはそんな感じっぽいのでちょっと楽しみ
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まだアニメがある(アニメ感想)

2010-03-17 23:06:07 | アニメ感想(2010 一期)



はなまる幼稚園 第10話
「はなまるな応援団/はなまるな告白」 花○



メインの登場人物はおろか他の園児達ものきなみ
かわいらしいってのはまあなんという



「がんばったねー」の拍手を受け入れられぬ気落ち
わからぬでもない。だが敗者はそれを甘んじて受け入れ
なければならないのであーる、って幼稚園児にはきびしすぎか
でもそれすらなかったとしあきもいるからねえ
それもこれもちゃんと「運動会」しているから熱が入るわけだ



>Bぱーと



でっかい園児たる山本先生に告白が成功する確率は
つっちーが杏の想いを受け入れるぐらいには低い
でもまあそんぐらいで自棄になってんぢゃねーぞーってとこ
つっちーととしあきをいじめとかないとハナシのバランスが
取りにくいってのはあるね







ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第11話 「来訪者・燃ユル雪原」 △+





貴女、とてもいいオッパイしているわね





とりあえず、敵性言語に翻訳はおろか字幕すらつけないのは
的確だとおもう、どいつもこいつも翻訳コンニャク
ばっかだもんね
当邦だのドイツだのローマだの国際色があるのだけど
人種が結構ごっちゃなのはある程度未来のことを想定しているのか
それとも平行世界うんぬんってことなのか両方か



起承転結の「転その2」に該当するそれも「急」な「転」
でもまあ多分戦争のきっかけなんていつもひょっとしたこと
なんだろう、急ではあっても超展開ではあらじ
そして今までのおはなしで「守るべきなにか」はたっぷり提示
してきたと思う、あとはそのために何をするか、だ
手持ちのカードはどれもそれひとつひとつでは弱いので
巧みなそれらの組み合わせ方が要求されるとおもう
成功を祈っています








ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド
第9話「ロストボーイ」 △+





人間止めちゃった少年と
人間どころか人生止めちゃった少年




中村悠一さんが担当するキャラってすっかり負け癖が
ついてますねえ、「負け犬」からほほえましさが抜けた
つらい役。


屍血山河の道をずんずん進んでいるけどもどーも
ミナ様の「バンド」に執着する理由が腹の底で納得しかねる
そりゃまあ通りいっぺんの説明はあったけどねえ
こんだけ人間を虫けらのように扱っている状況を正当化する
ほどには流石にいろいろ足りないだろう
勿論、それは後のお楽しみってことで今は上位種の女王の
凛々しさに酔いしれてくださいってのでもイケるのだけど
「人間」をゴミのように扱うおはなしって久しくなかったから
戸惑っているのかなあ
人間サイコー、人間LOVE!
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性格のいいストーカーって何だよw(アニメ感想)

2010-03-13 07:24:43 | アニメ感想(2010 一期)




バカとテストと召喚獣 第10話
「模試と怪盗とラブレター」 △+





いつものことだけどまあ皆さん自分がやりたいことしか
やってないですよねえ「想いは一つではなかった」ってね
それでいて不愉快でないのが瑞希さんが言うとこの
「このクラスの良さ」ってやつなのでしょうねえ


このままバカばっかやってるでっかいはなまる幼稚園
みたいなので押しとおすことも可能なんでしょうけども
ここで「召喚戦争」っていうそれに負荷をかける要素がまた
再登場してくるわけで、今回の試験用紙の盗難うんぬんは
その前哨戦だったわけで、見たところそれがどうにも楽しいハナシに
ならなさそうで、制作側もあんましそういうのやりたく
ないんじゃないかなあと勝手な私見ですが。








キディ・ガーランド 22話 「流れ始める時間」 △





あーハナシの方もようやく時間稼ぎが終わったって感じで
感覚的には5話目あたりからずーっと時間稼ぎに終始していた
ような気もしないでもない当アニメ
でもまあ凍った時の中でがんばってたエクレール&リュミエールは
報われないわなあ、この為体じゃ








ひだまりスケッチ×☆☆☆ 
第10話「5月28日~6月2日 ひだまりパレット」 ☆☆




1on1




ふーん、お茶を濁されたかんじがあるなあ
3期になってだんだん「平凡な日常過度の期待スンナ」って
体になってきたような。ほのぼの4コマという構造は
存外寿命が短いから「3期」ってのは想像以上にハードルが
高いモノであったのかもしれない、視ている側はのんきに
そんなこと言ってられるけど製作している側はつらいところだろう








とある科学の超電磁砲 第23話
「いま、あなたの目には何が見えてますか?」 △+




泣いてる顔と、歪んだ貌





初春をガチ泣かせるためにこのお話しが存在してるんじゃないかと
錯覚してしまうなあ、まあそれだけの価値があるのは否定できぬ
あとは桃太郎侍が鬼退治ってとこですな、そのあたりはただの
チンピラ相手よりは幾分かマシになってると思いたい


ふむ、当話だと「女の娘の涙」が「レベル6」とかなんとか
より遥かに価値があるものであることは多分間違いないとして
いったい人をここまで歪ませるそれってのはどれぐらいの魅力が
あるっていうのか、まーどうせちゃんとした対立軸ではなくて
ハナシを盛り上げるための舞台装置なんだろうけど
そう考えると「レベル5」というそれに最も近しい存在の美琴は
話中では逆説的に一番中途半端な立ち位置なのかもしれない
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反省シテマース(アニメ感想)

2010-03-11 07:52:02 | アニメ感想(2010 一期)



はなまる幼稚園 第9話「はなまるな差し入れ/
はなまるな夢/はなまるな夜」 △+





U.N.オーエンは彼女なのか?



「はなまる」のおはなしのすすめかたはほとんど
他者への「応援」で成り立っているわけで
しかもその行為には打算がない、これぞ無償の愛
しかもそれが園児たちはおろかつっちーを除く
まわりの大人たちもたいがいそうであるところがまあ強烈な
ファンタジーではある、逆に言えばつっちーみたいな
ダメダメなところがある人がいないとついていけなくなる所が
あるのかもしれぬ




>漫画家と編集者



終日部屋でモンモンとしている野郎を励ましたら
99.979%勘違いされるってw




>将来の夢



現実的なプランと宇宙人とお友達になるっていうファンタジーが
ごっちゃになっているひいちゃんがほほえましい
ボディだけレディな杏もよいね、小梅がいちばん現実的かもねえ





>川代ちゃんはさ園児たちと一緒にいれば
自分が小柄なのが目立たないと思ったんだって




かーわーいーいーぞー








ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第10話「旅立チ・初雪ノ頃」 △+





今話の帰りを待つ人がいるおばあちゃんやイリヤ皇女なんかは
ハナシを盛り上げるための「捨てキャラ」なんかもね
こう言うと悪い印象があるけど、ハナシを力強く進めていくには
よく使われる手法ではあるしハナシ作りを投げ出しちゃった当今では
貴重とさえ言えるかも、みんな「はなまる」でも困るしねえ




さて、ワケありのやんごとない登場人物が舞台を離れて
残されたのは補修が進んだ戦車、人命救助にはもう使って
しまったからあとは何につかうのでしょうかねえ
このおはなしは何が起きても「超展開」なんて言わせない
足腰のつよさがあるから楽しみなような不安なようなたのしみ








刀語 第3話「千刀・「鎩」(ツルギ)」 △




「千刀」よろしくあの手この手で七花に「言葉」でもって
心理的ゆさぶりを迷彩はかけるのだけど徒労におわりましたねェ
たぶん、この破廉恥な野蛮人はとがめの「刀」ってことで終始
してるんでしょう、少なくとも今のところは。
「刀は人は選んでも、切り捨てる人は選べない」って趣旨の
発言がありましたし。



ただまあ、その「説得」も小説ならもっと説得力があったろう
という気もせぬではないなあ、チャンバラよりも心理戦にうまみが
ある感じだから、月夜で忍者とやり合うとことか
切った後に雨がぱらぱら降り出すのは様式美ってやつですねえ
こういうのは逆にアニメ的演出に具合がよい
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エスパー伊藤の本名は伊東 万寿男(ますお) アニメ感想

2010-03-06 22:44:13 | アニメ感想(2010 一期)



のだめカンタービレ フィナーレ Leçon 8 △+





結婚して下さい!




ん(最近よく使うきりだし)、そうだなあ音楽
とられちゃったらあとはカラダで繋ぎ止めるしかないよなあ
でも「のだめ」って濡れ場とスッパリ手を切っちゃった話し
だからねえ、大流行する少女漫画ってどんだけエロから隔絶
するかってとこにかかってるからねえ、ほんで性欲を満たす
変わりに音楽やったりスポウツやったりね



結局、さ、千明とのだめの関係って何なのだろうね、と
音楽ちゅう強力なツールがふたりをパリまで一緒に
引っ張ってきたけど、関係としてはネンネのままなわけだ
ふたりとももう音楽の世界では最高に近いあたりまで多分
来ていて、人間の関係としては中学生以下っていうその
アンバランスぶり、まあ何か芸術に身を捧げるってのは
そういうことなのかもしれない








おおかみかくし 第9話 「密室」 △




性欲をもてあます




モテキ+伝承ミステリって体の当話ですが
どうもコイバナとミステリってのは相性が悪い気がする
古今東西の名探偵はほとんど独身であると考えるとわかりやすい
(妻帯者とかもまれにいるけどほとんど話中には登場しない)



ま、ミステリちゅうよりサスペンスの方で視たほうが面白い
だろうからミステリ厨はクールにお引っ越ししてもらうとして
ほとんどあけすけであったタネがわれたこの状況で
いったいどこに興味が惹かれるっていうと悩ましいねえ
主人公の博士クンはちょっと翻弄させすぎてて応援したくなる
ってほどではないなあ、今回のおはなしで眠ちゃん為にがんばる!
ってのが一番素直な展開かねえ、そうなると五十鈴ちゃんあたりが
当て馬でかわいそってことになるけど
まあどの道味方少な杉だし、事態の抜本的解決は無理だろうねえ
それこそ魔女の力でも借りない限りはさ







ひだまりスケッチ×☆☆☆ 
第9話「11月22日 三年生と一年生/5月21日 泣く女」 ☆☆




Aパート入ってちょっとするまで何が起きてるか
正直よくわからんかったわw偶にはこういうサプライズもいいね


今期は「時間の流れ」を感じさせる内容のが多めな感じ
今話まででここ3年分の「ひだまり荘」を描いてみせたわけだ
今回のおはなしは以前までの流れをある程度理解していないと
分からんところがいくつかあるしBパートでゆのっちが
なんで「絵が上手くなる伝説」に執着があったかが
前話を視ていないとちょっと納得がいかないという
そういう「時間の流れ」の中で安定して変わっていないのが
ヒロさん沙英さんおしどり夫婦と、吉野家センセ×校長の
これもある種の仲良し夫婦
ある種3期を支えているのはこの人達かもしれないねえ









デュラララ!! 第9話 「依依恋恋」 △+




誠二ってほぼパーペキなシリアルキラーっすね
目のすわり方あたりとかハンパじゃねえ

矢霧さんとこの兄弟愛はある種カンペキっすねえ
姉の愛をほぼ100%スルーして「首」の彼女に100%
己の愛を注ぎ込んでいるわけですから、基本的にこの
お話しにでてくる人達は何かに全力全開なんで好ましいですよね
まあ友だちには絶対なりたくないですがw


あと、異常心理の説明とかヨケーな解釈がないサバけ加減が
なんというか都市的物語っぽくてよいですね、なんなら
カッコイイと言ってもいいです








とある科学の超電磁砲 第22話
「レベル6(神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの)」 △+




>初春


なんか「保温」ができる能力と判明、というと頭の花は
太陽光を蓄積してエネルギーに変換してうんぬんってやつ?


ハナシ的には件の横文字設定の説明回でいいんでは
主要キャラに適切に役割をふって、その上で今までの蓄積が
あるからそんなに退屈ではなかったし


しかしまああれだなあ木山せんせいといいのだめといい
矢霧姉といい愛が偏っているというか、まあその偏りが
物語をブーストしているのだけどねえ
その分主役格の人達が無味無臭にならざるをえず
そこがキャラクターの好感度を削いでいる気がする
ゲコ太のお面をかぶるのがせいいっぱいの抵抗か
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ネット上のつきあいに疲れた、約5割(アニメ感想)

2010-03-02 21:48:20 | アニメ感想(2010 一期)




ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第9話
「台風一過・虚像ト実像」 △+




>子供は嫌いだ!



んーでも子供をハナシを転がすのにけっこう頼っている
のよなあこのおはなし、「何かの間違い」を起こすのには
いろいろと弱らせにゃならんから、あとは「自然災害」と「病気」
かねえ、全部使っていますねえ。
ただまあ、それらの要素の裏付けもキッチリやっていたり
今回なら食料が豊富ではない状況であるとか
(あとは当然ユミナへの想いも)
「戦場の英雄」がなんでこんな片田舎で郵便配達夫なんか
やっていたのか、とかあたりか
(石塚運昇さんを使うのはずるい)
こういうのがあってはじめてハナシがストンと落ちる
パンチラとかで色気を振りまく必要がない
だから堂々と「恥ずかしくないもん!」ってやってる







バカとテストと召喚獣 第9話
「キスとバストとポニーテール」 △+





人前で服を突然脱ぎ出す女




フランスでは珍しくないことです(うそです)
まあ、あっきーの姉ちゃん出してハナシが回っているって
ことは逆に言えばあっきーのキャラクターに依存して
ハナシが進んでいるということ、バカは話しがつくりやすい
ただまあオハナシを楽しくするための「装置」すぎるかもね
そのあたりは某よい子の執事まんがと似てる


えちぃ本から推測される明久の好みから姉ちゃんみたいのが
かなり好みに近いのが推測される、姉弟仲が良いってのが
ファンタジーなんだろうねえ
画的には雄二のバックをとっている翔子と
「二次性徴を冒涜するのは許さない」ってやってる
ムッソリーニがいいですねえ、そのままのきみがす~き~

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